伊東市で人気の名所、小室山麓に火山と大地を感じるレストラン「Kitchen●218」が2023年7月20日（木）オープン！

静岡県伊東市にある有名観光スポット「大室山」。その大室山が約1万5千年前に噴火した際に流れ出た溶岩しぶき（スコリア）が降り積もってで出来たのが「小室山」です。

1人乗りリフトで山頂へ登ると、火山から流れ出した溶岩が作る荒々しい自然の造形美、そして相模灘、遠くには天城連山や富士山などを眺めることができる360度の大パノラマが広がっています。

その小室山の山頂に全長166.3m、スコリア丘の地形を活かした起伏のあるループ状の遊歩道「小室山リッジウォーク“MISORA”」を2021年4月に整備。絶景カフェ「Café●321」もオープンし、大人気スポットになっています。

そして今回、小室山麓に新たなレストラン「Kitchen●218」が2023年7月20日（木）にオープンしました！

「火山と大地」をコンセプトとする新レストラン「Kitchen●218」

「Kitchen●218」は「Café●321」同様、東海自動車株式会社が手がけるレストラン。火山噴火でできた小室山と調和するレンガや石、塗り壁、木材などをふんだんに取り入れた建物で、レストラン中央には本格グリルキッチンを配置しています。

山頂まで登る専用リフト乗り場へ続く、安全でスムースな動線も確保。多機能トイレやキッズエリア、ベビーケアルームに加えてペット同伴エリアなど、どなたでも気軽に利用できるよう設備も充実しています。

店名である「Kitchen●218（キッチンニイイチハチ）」は、山頂カフェ「Café●321（カフェサンニイイチ）」との一体感を表現。「●」は標高点を現す記号で、数字「218」はレストランがある標高218mを現しています。

「Café●321」同様、小室山や伊東観光の拠点として注目のスポットになりそうですね。

座席数は全部で103席、ペット同伴OK、キッズエリアもある「Kitchen●218」

「Kitchen●218」は1966年建築された旧施設をリニューアル。座席数はキッズエリア7席、ペット同伴エリア10席を含めて103席あります。

小さなお子様連れだと周りに気を遣うという場合でも、ゆったり食事ができるのも嬉しいポイント。

自然素材を多く取り入れた店内は火山や大地を感じるナチュラルな雰囲気で落ち着けます。大きな開口部からは豊かな緑や山々の景色が目の前に広がり、開放感もたっぷりです。

団体でのご利用で事前予約はできないとのこと。平日でピーク時間を避けるなど工夫が必要ですね。

本格グリルキッチンでの溶岩焼きが楽しめる「Kitchen●218」

レストラン中央には本格的なグリルキッチンがあり、火山を思い起こさせる溶岩焼を提供しています。

溶岩焼は熱の伝わり方が放射（輻射熱）であるため、表面はこんがりと、うま味成分を逃さず肉本来の味が楽しめる調理法。出来立てアツアツの肉料理が楽しめます。

牛みすじを使った溶岩焼ステーキ — 溶岩焼ステーキ（画像提供：東海自動車株式会社）

希少部位である牛ミスジを使った「溶岩焼ステーキ」はうま味たっぷりで、口の中でとろけるような柔らかさです。

この他にも、ジューシーでやわらかく、風味豊かな霜降りが特徴の静岡のブランド豚「ふじのくにポーク」、コクと甘味が強くシャキシャキとした鶏本来の食感が楽しめる「地養鶏モモ肉」など、肉好きにはたまらないメニューがラインナップとなっています。

海の恵みたっぷりの海鮮丼！静岡名物・天城産の本わさびを使った「わさび丼」もラインナップ

彩ゆたかな海産物を使ったMISORA丼 — MISORA丼（画像提供：東海自動車株式会社）

小室山からは相模灘が見渡せ、鮮度抜群の海産物が楽しめる伊東市。マグロ・炙りサーモン・地元のしらす・イクラをふんだんに使用した「MISORA丼」は、海の恵みを存分に味わえる一品となっています。

マグロのたたきとその日のお任せ刺身を盛り合わせて、小室山のようにこんもりと盛り付けられた「小室山まかない丼」。

天城産の本わさびを使った「わさび丼」 — わさび丼（画像提供：東海自動車株式会社）

天城産本わさび1本と地元のしらす、地のりを使用したこだわりの「わさび丼」など、静岡の特産品を活かした魅力的なメニューになっています。

流れ出す溶岩をイメージした盛り付けの「溶岩カレー」 — 溶岩カレー（画像提供：東海自動車株式会社）

この他にも「溶岩カレー」や「ざるそば」などもラインナップ。

お子さまの大好きな食べ物を合わせた「お子さまランチ」 — お子さまランチ（画像提供：東海自動車株式会社）

小さいお子様向けにパンケーキ・プリン・エビフライ・鶏の唐揚げなどを組み合わせた「お子さまランチ」もありますよ！

伊豆各地の名産品も取り揃えたお土産ショップも併設しているので、お買い物にも便利です。ぜひ、立ち寄ってみては？

Information

Kitchen●218
営業時間：11時～15時30分（L.O.15時）
売店は9時30分～16時まで営業
住所：静岡県伊東市川奈小室山1428
問合せ先：0557-45-1444

■情報提供

東海自動車株式会社

貸切バスで伊東観光も楽しんじゃおう！おすすめの観光スポット＆アクティビティ

伊東市へは都内から休憩を含めて車で約3時間ぐらいでアクセスできます。日帰りもできますが、できれば1泊してのんびり観光を楽しみたいものです。

貸切バスなら現地での周遊も楽々。帰りに熱海や箱根、小田原などに立ち寄ってもいいですね。もちろん、電車で移動し、現地でバスを使って巡るのもOK。

東海自動車では、小室山と伊豆高原エリアを結ぶ観光路線を毎日運行しているので、「小室山リッジウォーク“MISORA”」や「大室山」、「伊豆シャボテン動物公園」など人気のスポットを簡単にアクセスできます。

宿泊して楽しむなら、東海バスフリーきっぷ「伊東・伊豆高原2日間乗り放題」がおすすめですよ。

海・空の雄大な景色を360度楽しめるビュースポット「小室山リッジウォーク“MISORA”」

小室山山頂にある小室山リッジウォーク“MISORA”。山頂をぐるりと囲む木製の遊歩道（ボードウォーク）からの眺めはまさに絶景です！

小室山リッジウォーク“MISORA”遊歩道からの眺め — 遊歩道（ボードウォーク）からの眺め

晴れた日は富士山や相模灘、房総半島、伊豆諸島、天城連山などが見渡せる、360度の大パノラマ。海と空の境界が分からなくなるほどの青い世界が広がり、大自然に溶け込むような、圧倒的な開放感を味わうことができます。

地層カフェラテ、MISORA”ヨーグルトフラッペなどのオリジナルドリンク — 写真向かって左「地層カフェラテ」・右「MISORA”ヨーグルトフラッペ　ブルー」（画像提供：東海自動車株式会社）

“MISORA”にある「Cafe●321」は全席オーシャン＆スカイビューで、地層をテーマにした「地層カフェラテ」、”MISORA”ヨーグルトフラッペ（オレンジ・ブルー）などのオリジナルドリンクも。

特に人気なのが海と空に飛びだすように設置された展望ブリッジ！

デッキの全長は約10.8ｍで三面ガラス張り、先端に立つとまるで宙に浮いているかのような臨場感たっぷりな体験ができますよ。

また、小室山山頂にある「小室神社」にもぜひお参りを。1703年（元禄16年）の大地震によって壊滅的な被害を受けた小田原領の西方鎮守として、藩主大久保隠岐守忠増公が神域を整えたことに始まります。

ご祭神は、災害守護の神として信仰のあつい愛宕大権現と海難守護神の金刀比羅大神、さらに、火の神である火産霊大神も合わせて奉祭。

下山路には恐竜のオブジェが点在する恐竜公園や遊具などもありますので、帰りはリフトではなく歩いて降りるのもおすすめですよ。

Information

小室山リッジウォーク“MISORA”・Cafe●321
カフェ営業時間：10～16時（L.O.15時30分）
住所：静岡県伊東市川奈小室山1428
問合せ先：0557-45-1444
●リフト運行時間：9時30分～16時（所要時間片道約5分）
料金：往復　大人800円、小学生100円、片道　大人500円、小学生100円
※荒天等の場合により、予告なく運休する場合があります。
※5kg未満の小型犬は利用者と同伴で乗車可能
バス駐車場：大型バス6台分あり

噴火口を散策できるお鉢めぐりが有名「大室山」

大室山はお椀をふせたようなシルエットが印象的、伊豆・伊東・伊豆高原のランドマーク的な存在です。標高580m、国指定の天然記念物で伊豆東部火山群の中で最大級のスコア丘となっています。

山頂には最大直径300m、周囲1000m、深さ70m（南側水準点から火口跡）の噴火口跡があり、これを周回する「お鉢めぐり」で有名。ここからは富士山をはじめ南アルプス、伊豆七島、房総半島まで見渡すことができる360度の大パノラマが望めます。

すりばち型の噴火口跡には初心者から上級者まで楽しめる「大室山アーチェリー」も。

山そのものをご神体とする信仰があり、現在は噴火口中腹（東側）には浅間神社がまつられています。ご祭神は大山祗神の子女盤長姫命。富士山頂の祭紀である木花咲耶姫の姉にあたり、安産と縁結びの神様です。

春（2月第2日曜日頃）には山焼きが行われ、毎年大勢の観光客でにぎわいます。

Information

大室山
住所：静岡県伊東市富戸1317-5
問合せ先：0557-51-0258
●リフト運行時間：3月～9月 9時～17時（下り最終17時15分）／10月～2月 9時～16時（下り最終16時15分）
※元旦は初日の出のため5時40分～8時の予定で特別運行
料金：往復　大人1,000円、小学生500円
※20名以上の団体で割引あり
※国の天然記念物のため、徒歩での登山は禁止
※荒天等の場合により、予告なく運休する場合があります。
※ペットは15㎏以下、体高45㎝以下なら道場可能
バス駐車場：大型バス10台分あり

大室山の溶岩流が相模湾に流れ込んで作られた「城ケ崎海岸」

約4,000年前に大室山が噴火した際に流れ出た溶岩でできた伊豆半島ジオパーク「城ケ崎海岸」。富士箱根伊豆国立公園の中にあり、富戸から八幡野にかけて連なる9㎞のリアス式海岸は圧巻です。

波に浸食されてできた数10mの断崖を形成し、海岸には80ヶ所あまりの岬と20余りの岩礁が点在。原生林が続く大地には日本一のヤマモモ群生地、ヒメユズリハの群生地、ノウサギ、岩ツバメなどの動植物をみることもできます。

スリリングな景色が楽しめる門脇崎付近にある吊り橋「門脇吊橋」からは、溶岩が冷えてゆく際に生じる柱状節理や、すでに冷えて固くなった表層を破壊しつつ溶岩が流れた経過も見えるそうですよ（参照元：ハローナビしずおかより）。

Information

城ケ崎海岸
住所：静岡県伊東市富戸
問合せ先：0557-37-6105
バス駐車場：門脇つり橋前伊東市門脇駐車場　マイクロバス3台分（大型バスは不可）、1日500円（15分までは無料）

日本の伝統的な建築美を知る文化施設「東海館」

「東海館」は1928年（昭和3年）に稲葉安太郎氏によって創業された木造三階建温泉旅館です。望楼は1949年に建築され、天城山まで眺望できたといいます。

1997年に閉館となり、建物が伊東市へ寄付されました。1999年には市の文化財に指定され、保存修復工事を行った後、2001年から観光名所として蘇りました。

当時の職人たちが腕をふるった自慢の建物は、桧や杉などの高級な木材や変木とよばれる形の変わった木々をふんだんに使った美しい和風建築。唐破風玄関の彫刻や客室の飾り窓、床柱、客室、大広間の書院障子のデザイン、昔ながらの照明器具などもみどころ満載です。

また土日祝日は床から壁まで総タイル張りの大浴場で入浴も可能。お風呂にある黒錆色の唐獅子の湯口は、森田東光作によるものです。

Information

東海館
開館時間：9時～21時（最終受付20時）、第3火曜日休み（祝日の場合は翌日）、1月1日休み
入館料：大人200円、子ども100円
お風呂営業時間：11時～19時、土日祝日のみ営業
※大小2つの浴場を男女時間で入れ替え制
【男性大浴場/女性小浴場】11時～12時45分、15時～16時45分
【女性大浴場/男性小浴場】13時～14時45分、17時～19時
入浴料：大人500円、小学生以下300円、2歳以下は無料
住所：静岡県伊東市東松原町12-10
問合せ先：0557-36-2004
バス駐車場：門脇つり橋前伊東市門脇駐車場　マイクロバス3台分（大型バスは不可）、1日500円（15分までは無料）

カピバラなど約140種類の動物たちと触れ合える「伊豆シャボテン動物公園」

約20万㎡の敷地内には世界中から集めた約1,500種類のサボテンや多肉植物を展示。約140種類の動物たちと触れ合える公園として大人気です。

放し飼いのクジャクやリスザル、カピバラやカンガルー、ワオキツネザルなどに餌を上げたり、ふれあいを楽しめるなど、動物との距離が近いことで有名。園内中央に位置する池で、大小9つの島と沿岸をボートで巡り、動物ガイド付きで巡る「アニマルボートツアーズ」はここだけのアクティビティです。

好きなサボテンと鉢を選んでオリジナルの寄せ植えを作ることができる「サボテン狩り」も楽しめますよ。

冬季限定で行われる「元祖カピバラの露天風呂」は、”伊豆の冬の風物詩”となっています。

Information

伊豆シャボテン動物公園
開館時間：9時～17時
※季節により変動あり
入館料：中学生以上2,700円～、小学生1,300円～、4歳以上700円～
※休日繁忙期は値段が変わります
住所：静岡県伊東市富戸1317-13
問合せ先：0557-51-1111
バス駐車場：門脇つり橋前伊東市門脇駐車場　マイクロバス3台分（大型バスは不可）、1日500円（15分までは無料）

東京ドーム約5個分の敷地内にたくさんのアトラクションが揃う「伊豆ぐらんぱる公園」

「伊豆ぐらんぱる公園」は伊豆シャボテン動物公園グループ。約22万㎡という敷地内には、往復400mの「ジップライン～風KAZE～」や巨大迷路「船型立体迷路～KAiZOKU～」、「パークゴルフ」、夏季限定の「ウォーターランドぷるぷる」などたくさんのアトラクションがあり、楽しめます。

実物大の動く恐竜たちの間をゴーカートで駆け抜ける「ディノエイジカート」、恐竜エリアを散策する「ディノエイジウォーク」も大人気。

毎年11月頃から8月頃まで開催される「伊豆高原グランイルミ」では、園内一帯を美しいイルミネーションで飾られ、きらきらに輝く中をアトラクションが楽しめる体験型イルミネーションとして話題を呼んでいます。

Information

伊豆ぐらんぱる公園
開館時間：昼　9時30分～17時／伊豆高原グランイルミ営業時間　18時～21時30分
※伊豆高原グランイルミは5月8日～7月21日の期間中は、土日祝のみ営業
入館料：昼　中学生以上1,600円～、小学生1,000円～、4歳以上500円～／伊豆高原グランイルミ（夜）　中学生以上1,800円～、小学生1,000円～、4歳以上500円～
※休日繁忙期は値段が変わります、昼夜入れ替え制です
住所：静岡県伊東市富戸1317-13
問合せ先：0557-51-1111
バス駐車場：大型バス1日1,000円、伊豆高原グランイルミ（夜）の時間帯は無料