道の駅「湯の香しおばら」

栃木へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「湯の香しおばら」

写真提供:栃木県

道の駅「湯の香しおばら」は、栃木県那須塩原市の国道400号沿い、四季折々に彩を深める峡谷と豊かな天然温泉の恵みに育まれた「塩原温泉郷」の玄関口に位置しています。

箒川沿いに広がる塩原温泉郷
箒川沿いに広がる塩原温泉郷

地場産と手づくりにこだわり、運営も地元農家の人たちが自らの手で行っており、「農業(アグリ)と友達(パル)になる」という意味を込めて「アグリパル塩原」と呼ばれています。

ここでは全国でも珍しいメロンの水耕栽培を行っており、「冬の空飛ぶメロン」と称しておいしいメロンミルクを販売するなど、ユニークな試みも。産直所でも購入できます。

喫茶・お土産コーナー「風物語『もみじ村』」では、地場産の小麦「イワイノダイチ」を使ったスコーン、パウンドケーキ、クッキーが大人気。農村レストラン「関の里」では、地元農家の主婦が地元の食材を使い作る、素朴で懐かしい郷土料理や田舎の味を堪能することができます。

▼「湯の香しおばら」周辺で楽しめるアクティビティやイベント

●旧正月まつり 2月
●さなぶりまつり 5月下旬
●夏の・人・時・まつり 8月
●旬の味覚まつり 10月
●秋の大収穫祭・嶽山箒根神社大祭「梵天祭」 11月

「湯の香しおばら」のグルメ情報

●農村レストラン「関の里」

そばの花

在来種「那須野秋そば」を使い手打ちするのどごし抜群のそば、契約栽培小麦でつくるコシのあるうどんが自慢です。

駅に併設されている農作物直売所の新鮮野菜を使用し、季節の野菜の天ぷら、きのこの混ぜご飯、地場産の野菜を使った小付けにお新香と、すべて手作りにこだわったおふくろの味。

冬だけの限定バイキングは大好評で、毎年大行列必至。
[営業時間]11:00~15:00
[定休日]12月~3月の毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、12月30日~1月2日

●喫茶コーナー「風物語 もみじ村」

地元産ブルーベリーをたっぷり使用したソフトクリームが大人気。甘酸っぱさが癖になるキウイソフトもあります。コーヒー好きにはソフトクリームのエスプレッソがけが好評。

遂行栽培されたメロンと塩原産牛乳を贅沢に使用したメロンミルクは数量限定です。運よく出会えたらフレッシュな味を楽しみましょう。

この他、売り切れ御免の「切り干し大根まんじゅう」、紅芋あんの「紅丸まんじゅう」、手作りケーキなど、お土産にもおすすめ。

[営業時間]3月~11月9:00~17:00、12月~2月9:00~16:00

「湯の香しおばら」周辺の見どころ

●塩原市関谷郷土資料館(道の駅から道路を挟んだ向かい側)

江戸時代、会津街道の宿場町として栄えた関谷地区。当時の面影を残す民家そのものを展示物として、江戸末期から昭和初期の郷土民具や資料等の展示を行っています。人気のからくり時計は10時~16時、30分ごとに約7分間の上映です。

●塩原温泉郷

塩原温泉郷

1,200年以上の歴史を誇る塩原温泉郷。明治大正時代には、夏目漱石や尾崎紅葉、谷崎潤一郎などなだたる文人墨客が訪れる名所としてにぎわってきました。

館林市出身の小説家・田山花袋が紀行文「温泉めぐり」の中で箒川(ほうきがわ)沿いの谷間に点在する塩原11湯のことを「温泉郷」と表現。これが日本で最初につかわれた事例といわれています。

大網、福渡、塩釜などそれぞれの温泉により泉質や効能は違います。湯めぐり手形を入手して、いろんな泉質を楽しんでみるのもおすすめです。

●千本松牧場

千本松牧場

江戸時代に「那須野原」と呼ばれ、水源に乏しい荒れた土地だった塩原市周辺。明治期に政府の要人や華族などが土地を買い、開拓をしたことで、農場や牧場などが広がる日本でも有数のリゾート地になりました。

千本松牧場は、内閣総理大臣を歴任した松方正義公が開設。天然の赤松がたくさん生えていたため、「千本松」と名付けたそうです。

自家製のたい肥で育てた牧草で育つ乳牛は健康そのもの。敷地内工場で低温殺菌した牛乳を製造しています。

どうぶつふれあい広場や乗馬、ゆうらん馬車、ドッグパークなど、豊かな自然の下、ゆったりと過ごせます。ジェルキャンドルづくりやバター手作りなどのアクティビティもあるので、バス旅行の行き先にもぴったりですよ。

牧場には千本松温泉や足湯もあり!旅の疲れを癒しにぜひ立ち寄ってみては?

[住所]栃木県那須塩原市千本松799
[営業時間]9時~18時、年中無休
[問合せ先]02897-36-1025

「湯の香しおばら」おすすめのお土産情報

●アグリのパン屋「あ・グット」

焼き立てパンを販売。一番の人気はゲランドの塩を使った塩バターパンです。このパンに味噌漬けとたまり醤油漬けした夕顔を挟んだ「夕顔たまり醤油漬けサンド」はここだけのオリジナル。

レストラン関の里のポテトサラダをコロッケにしたコロッケバーガー、肉みそレンコンパン、ほうじ茶ラテパンなど、和風にアレンジした調理パンもおすすめです。

●塩原高原大根

標高が高く寒暖差が大きい塩原高原では、秋からたっぷりと甘味を蓄え、寒さに備えます。通常の3倍はあるかと思われる大きさでみずみずしく、重いですがお土産にぜひ持って帰りたい逸品です。

塩原温泉街では街灯や橋の欄干に大根をぶら下げる「大根ぶらさがり祭り」も!11月頃には地元の人々が無料で大根汁などをふるまっているので、紅葉狩りのついでに美味しい大根を味わってみては?

●もみじ村の手作りドレッシング

フルーティなブルーベリー生ドレッシングやリンゴ、ゆず、キウィなどを使ったものがいろいろ。中でも赤かぶを使った生ドレッシングは店頭に並ぶと売り切れ続出の人気商品とか。見つけたら、ぜひ!

●もみじ村の手作りまんじゅう

季節ごとに具が代わる季節のまんじゅうがウリ!7月は梅の甘煮を入れた梅丸まんじゅう、8月中旬からはかぼちゃ、9月後半からは大人気の塩原高原大根でつくる切り干し大根まんじゅうなど、ほかほかの作りたてが店頭に並びます。

ごはんを食べた後でも、ぺろりといけちゃうおいしさです。

information
施設名:道の駅 湯の香しおばら
アクセス:
東北自動車道 西那須野・塩原ICから国道400号を塩原方面、関谷まで約10分
またはJR東北新幹線 那須塩原駅より塩原温泉行きバスで アグリパル塩原前バス停下車徒歩1分
住所:栃木県那須塩原市関谷442番地
電話:0287-35-3420
開館時間:午前9時~午後5時(3月1日~11月末)午前9時~午後4時(12月1日~2月末)
休館日:毎週火曜日(12月1日~2月末)、12月30日~1月2日(郷土資料館、からくり時計は毎週月曜日)
駐車場:普通車221台 大型バス9台 身障者用7台
トイレ:男性用25器 女性用18器 身障者用3器

※最新情報は公式ホームページを参照してください

この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部 編集ライター

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