ロゼとスパークリングワインを試飲

雨ニモマケズ、風ニモマケズ、ココ・ファームの収穫祭に行ってきた!

秋だ!ワインだ!収穫祭りだ!!

こんにちは!のん兵衛の編集部Iとその娘、N子です。

N子は昨年無事、二十歳を迎え、酒が飲める年頃になりました。

ということで、今回は栃木県足利市にあるこころみ学園のワイン醸造場「ココ・ファーム」で毎年行われている収穫祭「2016 HARVEST FESTIVAL」に行ってきました!

実はこの「ココ・ファーム」で作られているワイン、「あわここ」を教えてくれたのが九品仏にあるカフェ「nonohito」。

ココ・ファームのワイン「あわここ」

お店の常連さんでもあり、影の副店長(?)を務めるMさんが白アスパラガスとワインの会を開いてくださり、その時に初めて飲んだのがきっかけで大ファンになりました。

旬の白アスパラガスを食す会

「あわここ」は微発泡の白ワインで、フルーティですっきりとした酸味。さわやかな飲み心地のワインです。

収穫祭は毎年11月中旬に行われており、会場ではできたてワインを販売。ファームの中でしか飲めないので参加者だけのお楽しみ!

毎年、JTBが東京からの臨時直行ツアーバスを運行しているのですが、あっという間に席が埋まってしまうという人気ぶり。昨年は悩んでいる間に埋まってしまい、悔しい思いをしたので、今年は発売開始と同時に予約。楽しみです!!

悪天候にもかかわらず大勢の参加者であふれる新宿「工学院前」

ココ・ファーム収穫祭に向かうツアーバス

さて、バスツアーではおなじみの集合場所である新宿・工学院前。

土日祝日ともなると、大型観光バスがずらりと道路に並びます。しかもこの日は収穫祭のためのツアーバスがたくさん!JTBの募集人数を見ると500名と書いてあったので、大型バス11~12台は来ていたかと思います。

参加したのは2016年11月19日(土)の初日。しかもあいにくの雨。バスを待つ参加者が出発時刻ごとに並んでいました。運行バス会社は富士急行さんです。

雨は激しく降ったり、止んだりを繰り返しています。参加者の方の会話を聞いていると、皆さん、何度も参加されている様子。到着後の場所取りやワイン購入の流れなどをシュミレーションし、着々と準備をしているようです。スゴイ・・・。

ツアーバスは途中でトイレ休憩を

途中、サービスエリアで休憩。富士急行のバスがたくさんあるので、自分が乗るバスを間違えないように注意!とのこと。バス料金には往復のバス代と収穫祭チケット代(3,000円)も含まれているので、車内でチケットとプログラムを配布してくれます。

現地についたら、このチケットと「ハーベストキット」と交換。首からぶら下げることのできるワイングラスホルダー(黄色)と木のカトラリー(フォーク、ナイフ、スプーン、おはし)、収穫祭バッヂ、ソムリエナイフ付きのオープナー、そして、ワイングラス。さらに白ワイン(甲州種の日本ワイン)、赤ワイン(ココだけのカリフォルニア・ワイン)、ノンアルコールのロゼスパークリングジュースとガーリックトーストセット、カラフェ入りの750ml出来立てワインのいずれか1つ付き!すごいお得です。

めちゃめちゃ人がいる!!

駐車場でバスを降り、収穫祭受付に向かいます。チケットをハーベストキットに交換し、娘と私で白と赤のワインを1本ずつ受け取りました。会場へ進むとまずはできたてワインコーナーへ。ここは白ワインを販売しています。

ふた付きのデカンタで500ml入りのものを購入。さっそく試飲です!

できたての白ワインを味見

アルコール感は少なく、ぶどうの香りがしっかりと味わえます。どちらかというと甘め。ちなみにこのグラスはこのままお土産として持ち帰れます!

レジャーテーブルなどを広げて宴会状態になっている方もちらほらいましたが、ほとんどの方がぶどう畑の中にブルーシートなどを敷き、ぶどう棚に傘を広げてひっかけ、臨時のテントのようにして座っていらっしゃいます。

ココ・ファーム収穫祭の会場

悪天候にもかかわらず、大勢のお客さんが会場にひしめき、ワインとおいしい料理、そして音楽(生演奏や歌)を楽しんでいらっしゃいました。

あちこちに点在するフードコートでは、焼き立ての骨付きソーセージや・・・

ワインに合うおつまみ&フードがいっぱい!

チーズ、マリネ、ライスコロッケなどなど。入口付近では、移動式の簡易パン焼き機で焼き立てアツアツのバケットを提供。まさにワインにぴったりなフードがたくさん出店していました。

焼き立てのバケットとチーズをつまみに

スパークリングワインとロゼワインもおいしい~

会場を進むと、ワインマーケットに到着。2階はベランダステージになっており、さまざまなジャンルの音楽を生演奏中(坂田明さんも来てましたよ!)。ワインマーケットの隣のできたてワインコーナーでは、ロゼワインとスパークリングワインが試飲できます。

ロゼとスパークリングワインを試飲

娘は瓶内二次発酵のスパークリングワイン「北ののぼ」を試飲。私はできたてロゼにしました。

「北ののぼ」は北海道のピノ・ノワールとシャルドネを醸造したもので、熟成期間は32か月以上かけているとか。

すっきりとした酸味があり、品のある味わい。ちょっと濁ったロゼは甘さのバランスが良くおいしい!何杯でもいけちゃいます。

どうやらこの飲みやすさがアダとなり、毎年、腰を抜かす人がでてしまっているようで・・・。場内でも注意を呼び掛けていました。

さらに奥へと足を進めると、今度はできたて赤ワインコーナーが。

できたて赤ワインコーナー

すかさずグラスで購入。

盛りが多い赤ワインコーナー

ムムム・・・。さっきりより並々と注がれている気が・・・。

どうも赤ワインコーナーの方、かなりアバウトな方らしく、明らかに量が多い。お得ですが、酔いも回る。ちなみに赤は辛口ですっきり系、飲みやすかったです!

ぶどう畑山頂で酔い覚まし

だいぶお酒も回ってきたので、帰りの時間までぶどう畑山頂で酔い覚ましをすることに。

かなりの急こう配をえっちらおっちら、ふらふらと上ります。

山頂で記念撮影

山頂に到着後、小娘と記念撮影。

残りのワインを焼き立てバケットとチーズをつまみにちびちびやります。できたて白ワインは最初に飲んだ時とはすでに味が変化し、やわらかな舌触りとフルーティな味わいへ。
ココ・ファームのワインは化学肥料や除草剤をつかわずに、野生の酵母や乳酸菌を使って醸造しています。あわここもそうですが、澱が残っているのが特徴で、それも味わいのひとつになっています。

ココファーム山頂からの眺め

山頂からは色づいた山の景色、にぎやかな収穫祭の様子が見渡せました。天気が悪くて残念。でも雨はやんでくれたのでなかなか快適です。

ココ・ファームのぶどう畑は、1950年代に足利市の特殊学級の中学生と担任の先生により開墾されたもの。1969年には指定障害者支援施設こころみ学園(社会福祉法人こころみる会運営)が開校。ワイン造りのための酒造免許取得のため、こころみ学園の考え方に賛同する父母が出資して有限会社を立ち上げ、学園内の醸造場でワイン造りを始めました。

ファームにはワインやグラスなどを販売するショップ、カフェを併設。収穫祭以外の時でも、ぶどう畑を眺めながら、地元産の野菜やハーブ、足利マール牛などを使った食事やワインが楽しめますよ!

こころみ学園やワイナリー見学もできますのでぜひ立ち寄ってみては?10人以上の場合は事前に予約が必要なのでご注意を。

さて、そろそろ帰りの時間です。

小娘が築いた遺跡?

酔っぱらった小娘が黙々と築いた石の遺跡!?を残し、ココ・ファームを後にします。

帰りは行きとは異なり、到着したバスに乗り込み、満席になったら随時出発することに。乗り損なってしまう人は出ないのだろうか・・・。

富士急行さんからヤクルトのサービス

席に着くと、ヤクルトを1本ずつサービスしてくれました。ありがとう、富士急行さん!

さんざん飲んで、お土産にワイン2本をゲットしたにもかかわらず、さらにワインを買う私たち。

ココファームの「甲州F.O.S」を購入

こちらはオレンジワイン「甲州F.O.S.」。オレンジワインとは、赤ワインをつくるように皮とともに発酵させた白ワイン!

ワイン発祥の地といわれるジョージア(旧グルジア)で紀元前4000年前からつくられてきたのがオレンジワインです。

地面に埋めた甕に、ぶどうをまるごと入れて発酵してつくるので、ぶどうの皮や枝などから色素がでて、黄金色のようなオレンジ色になることからそう呼ばれています。

オレンジ(みかん)でつくっているわけではありませんよ、念のため。

白ワインとはちょっと異なり、渋みや苦みなども感じられ、初めて飲んで以来、すっかりファンに!

3,000円と少々お高めではありますが、ぜひ一度、ご試飲くださいませ!ココファームの通販でも購入できます。

余談ですが、九品仏のカフェ「nonohito」ではおいしいまぜそばが食べられます。オリジナルスパイス(毛沢東スパイス)を効かせたもの、季節のフルーツたっぷりのフルーツまぜそば、手作りのベーコンを使ったパスタなどなど。

九品仏・野の人の毛沢東スパイスまぜそば

食後はおいしいコーヒーとソフトクリーム(カップ・コーン選べます)がおススメ!

九品仏・野の人のソフトクリーム

お近くにお越しの際はぜひ、お立ち寄り下ださい。

■取材協力
ココ・ファーム・ワイナリー
栃木県足利市田島町611
Tel:0284-42-1194
収穫祭専用電話ガイド:0284-42-1807
※収穫祭はメールマガジンを登録しておくとお知らせがきます。

<アクセス>
東部足利市駅・JR足利駅下車、会場までの臨時シャトルバスが便利
【問い合わせ先】共栄観光足利サービスセンター Tel: 0284-70-3056
<新宿発臨時直行バス>
今回編集部が利用した新宿からココ・ファームまでの直行バス便(チケット付き)
予約期間:9月1日~11月11日
【問い合わせ先】JTB関東法人営業両毛支店 Tel:0284-70-0118

★収穫祭に貸切バスでいく場合★
会場周辺は交通規制がしかれるため、貸切バス専用有料駐車場を利用のこと。
9月1日から予約スタート。予約のないバスは会場周辺に進入不可。
【問い合わせ先】JTB関東法人営業両毛支店 Tel:0284-70-0118

★観光旅行で駐車場を利用する場合★
太平記館観光駐車場
足利市伊勢町3-6-4
【利用時間】9時~17時
【料金】無料、予約不可、大型バス10台まで駐車可能
●足利市の観光スポットは他にも、「あしかがフラワーパーク」、国指定史跡「足利学校」、栗田美術館などがあります。

九品仏・nonohito

東京都世田谷区奥沢8-31-6 大友ビル1F(東急大井町線・九品仏駅徒歩1分)
Tel:03-5752-4224
LINEアカウント https://page.line.me/gil9788v

※料金やサービス等は2017年当時のものです。最新の情報は公式ホームページを参照してください。

この記事を書いた人
ちくわ

旅行メディア編集長兼ライター、総合旅行業務取扱管理者、旅行会社勤務経験あり、目黒区ボランティアガイド見習い中。プライベートでも古代史オタクとして年に数回フィールドワークに出かける旅好き。時々バス愛がさく裂!?

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