鮎喰川

徳島へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「温泉の里神山」

神山町のものがなんでも手に入る!と評判の道の駅「温泉の里神山」。町内のイベント情報や旬の観光情報などがそろっており、インターネット無料で利用可能。無線LAN内蔵のパソコンを持ち込めば、ほしい情報もラクラク検索できます。

鮎喰川

徳島県名西郡神山町を流れる鮎喰川流域の祖先は、かつて粟を主食としていたため、「粟族」と呼ばれていました。

「粟族」は徳島で最も古い開拓集団で、阿波徳島の阿波はこの「粟」に由来するともいわれているそうです。道の駅のメイン施設は大粟山のすそのに建設されたことから「粟生(あわふ)の館」と名付けられています。

農作物直売コーナーでは、町内で栽培された野菜や花、加工品などを販売。「神山旬感野菜」として、生産者のていねいな紹介もされています。オリジナル商品として人気の神山まるごとドレッシングや神山すだちサイダーなどは、道の駅にある神山旬感工場で生産。徳島の特産物を使った新製品を続々開発しているので目が離せません。

また道の駅では、木造建築の持つぬくもりや快適さに興味を持っていただこうということで、施設の建築材料や工法・展示物にいたるまですべて徳島県内から調達。2階にあるギャラリーでは写真展や作品展などの催しも行われています。

林産物展示コーナーでは神山で加工、制作した木工芸品も展示販売。神山で採取された青石を加工した時計や地元陶芸作家の作品などもあります。

木製デッキや休憩コーナーの他、古来の文化や生活様式が体験できる板の間(いろりの間)があり、天井には名栗処理を施した格子天井、神山杉を貼った床など木材をふんだんに使い、憩いのひと時を過ごせます。

また、公衆トイレもすべて徳島県産の木材を使用。ぜいたくな木の香りに包まれ、リフレッシュできます。

すぐ近くには、全国有数の塩水温泉である神山温泉「ホテル四季の里」があり、山菜や川魚料理が楽しめます。塩水温泉は重曹を含む食塩泉で化粧水のようなとろみがあります。ゆっくりつかると肌がすべすべになると評判。神山産の材木をふんだんに使用し、リラックスできます。無料休憩室やマッサージルームもあり、旅の疲れを癒しに立ち寄ってもいいですね。

「温泉の里神山」のグルメ情報

●旬彩茶屋(軽食コーナー)

いまや幻のメニューと化したたっぷりわかめと朝産み卵かけごはんのセット。限定10食であっというまに売り切れです。

おすすめは本日のセットメニュー。天丼とミニうどんのセットで、季節や食材によって日替わりでついてくる副菜2品がついてきます。野菜を中心に神山町内でとれたもを使用しているので、神山町の「いまの味」が楽しめます。

その日に使われた野菜の生産者の名前が表示されているので、おいしかったらその足で直売所へGo!

この他、「旬感アイス」はロングセラー。特産品であるすだちや梅のアイス、トマトやはったい粉などオリジナルフレーバーも。

●神山温泉「ホテル四季の里」 レストランかわせみ

夏季:11時~20時(LO19時30分)/冬季:11時~19時(LO18時30分)
毎月第4火曜日定休(祝日は営業)
木材をふんだんに使用した温かみのあるフロアと、竹の灯をともした印象的なフロアの2つで構成されているレストラン。

地元食材を使用した和食メニューが評判で、おすすめは「四季の里膳」。あめごや鮎、梅、しいたけなど月替わりで旬の味を楽しめます。

あめごは神山を代表する川魚で丸ごと1匹をから揚げしたオリジナルメニュー「あめごから揚げ定食」もおススメ。地元特産神山鶏を使った「神山から揚げ定食」もあります。

「温泉の里神山」周辺の見どころ

●四国霊場12番礼所 焼山寺

徳島県「四国霊場12番礼所 焼山寺」

焼山寺山(標高938メートル)の8合目近くにあり、四国霊場で2番目に高い山岳札所です。かつては「へんろころがし」と呼ばれるジグザクの坂道を登らなければなりませんでしたが、現在では車道が通り、参拝が楽になりました。

境内からは四国山地や淡路島などが見渡せる景勝地。参道には樹齢500年を越える杉の木が100本以上あり、見ごたえがあります。
近くには四国遍路発祥の地である衛門三郎杖杉庵もあります。

●神山温泉

神山温泉のお湯は天女が授けた霊水といわれており、塩辛く無色無臭でややぬめりを含む希少な塩泉として古くから親しまれてきました。

施設は里山の風景によくなじむ、神山産の木材をふんだんに使用した建物で、地元で採取された青石を使った浴槽や、玉石を使った浴槽があり、週替わりで男女入れ替えしています。「ホテル四季の里」を併設しているので、日帰りだけではなく、ゆっくりと疲れをいやすこともできます。

●悲願時

高根山悲願寺は、長く険しい石段を登りつめた標高700mの山頂にあります。神山邪馬台国説を有力にする場所として、寺の南方には卑弥呼伝説を今に伝える史跡が残されています。途中には日本の滝百選に選ばれた名滝「雨乞いの滝」があり、秋には見事な紅葉を楽しむことができます。

「温泉の里神山」おすすめのお土産情報

●神山まるごとドレッシング

神山特産品であるすだち果汁、梅肉、お茶の葉をふんだんに使用し、ドレッシングにした神山旬感工場自信作。この他、特産品をドレッシングにした手作り無添加の「神山ドレ」シリーズは6種類のおいしさで人気商品です。

●神山旬感アイス

通販でも購入できるご当地アイス。甘酸っぱいすだちアイス、地元とうふ屋さんの豆乳アイス、緑茶アイス、エゴマアイス、梅干しアイスの他、香ばしいはったい粉(大麦を炒って挽いた粉)アイスなど、里山の味が楽しめます。

●あめごの味噌田楽、姿ずし

徳島県「あめごの味噌田楽」

神山特産の川魚、あめごを使ったご当地料理を手軽に。炙ったあめごに味噌、すだちをかけた味噌田楽。あめごを背開きにし、塩と三杯酢で絞めて丸ごとお寿司に。地元でも人気の郷土料理です。

●神山産梅エキス

神山で採れた梅果汁を使用。長時間煮詰めて作っています。すっぱにがい味。疲労回復にはばっちりですね。

●神山すだちサイダー

神山はすだち発祥の地といわれおり、すだち生産日本一を誇ります。神山産のさわやかな香りを閉じ込めた人気のご当地サイダー。おススメはウイスキーでハイボールに、焼酎神山でサワーに。

information
施設名:道の駅 温泉の里神山
アクセス:
JR徳島駅から約25km 車で約45分
高松自動車道板野ICから約27km 車で約1時間
徳島自動車道藍住ICから約27km 車で約1時間
住所:徳島県名西郡神山町神領字西上角151-1
電話:088-636-7077
開館時間:3月~10月:午前9時~午後6時 11月~2月:午前9時~午後5時
休館日:毎月第3火曜日
駐車場:普通車:14台 大型バス:3台 身障者用:1台
トイレ:男性:6器 女性:5器 身障者用:2器
その他:粟生の館(林産物展示コーナー・特産品コーナー・情報提供コーナーなど
※最新情報は公式ホームページを参照してください

この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部 編集ライター

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