大歩危小歩危の紅葉

【2014年】秘境・祖谷、轟の滝で紅葉の絶景を!

眉山の夜景、鳴門の渦潮、祖谷のかずら橋など、
自然の名所がいっぱいの徳島県。
10月からは「とくしま博覧会2014」が始まり
「おどる宝島パスポート」が発行され
ますます盛り上がりを増して行きます。

紅葉シーズン到来!大歩危渓谷の絶景を訪ねてみよう!
轟の滝も紅葉!伊勢エビ祭りも開催中です!
鳴門ではドイチェスフェスト開催!美味しいドイツ料理を食べに行こう!

●大歩危~祖谷の紅葉
10月中旬から11月中旬にかけて、山深い大歩危や祖谷地区では
美しい紅葉が見頃を迎えます。

断崖の下を流れる渓谷の大歩危峡・小歩危峡は岩肌に立つ木々が
赤や黄色に色づき、見事な景観を醸します。
渓谷には「大歩危遊覧船」が運行しているので、
舟からの紅葉鑑賞は必見です!
渓谷を見下ろす断崖に、祖谷街開設工事で残った突き出た岩に立つ
「小便小僧」も観光名所ですので、ぜひ行っておきましょう。
かつては地元の子供や旅人が度胸試しに登ったと言われていて、
スリル満点です!くれぐれも落ちないように気をつけましょう。

国指定重要有形民俗文化財に指定されている「祖谷のかずら橋」も
この地域にあります。日本三奇橋の一つとして知られていて、
主に植物のシラクカズラという自然素材で作られていて、
3年に一度架け替えられています。
その昔、弘法大師が村人の為に作ったという説や、
平家の落人が追っ手から逃れる為に、
楽に切り落とせるように作ったという言い伝えがあります。
現在は道も整備されバスでも気軽に訪れることができますが、
昔は断崖を通らなければたどり着けない秘境であったことも、
訪れればその厳しくも美しい自然環境を実感できるでしょう。

大歩危峡・小歩危峡は日本屈指の激流を誇り、
ラフティングやカヤックなども楽しむことができます。
吉野川は景色も美しく水も奇麗なので、
世界的にも有名なポイントでもあります。
ラフティングの問合せは0120-404-344(三好市観光案内所)まで。

大歩危峡を一望できる「道の駅大歩危」では
通常の売店や飲食店の他に「妖怪屋敷」や「石の博物館」があることで
注目を集めています。
山城町は150ヶ所以上で妖怪にまつわる伝説や遺跡が残されている
妖怪の郷でもあるのです!
暗闇の少ない都市の生活から離れ、妖怪たちと戯れてみましょう。
断崖の地形からも想像できますが、
当地は地質学的に世界的に重要な場所でもあります。
「石の博物館」では、徳島県の天然記念物に指定されている
礫(レキ)質片岩をはじめ、世界の貴石を展示しています。

また、この地域に来たのならぜひ「奥祖谷観光周遊モノレール」に
乗ってみましょう。
所要時間は約70分、全長4.6km、高低差590m、最大傾斜40度、
最頂標高1380mと壮大なスケールで、祖谷の山の中を駆け抜けて行きます。観光用モノレールとしては世界一です。
一日の運行便数が限られていて
予定チケットが完売することもありますので、予めご了承ください。

▶奥祖谷周遊モノレール
場所:三好市東祖谷菅生
営業時間:4~9月 8時半~16時/10~11月 8時半~15時半
定休日:毎週水曜(祝日の場合は運行)12月~3月冬期休業
料金:大人 2000円/小人 800円/団体大人 1500円/団体小人 600円
問合せ:090-7781-5828(奥祖谷観光周遊モノレール駅舎)

▶大歩危遊覧船
乗船料:大人 1000円、小人 500円(外税)
所要時間:往復約30分
営業時間:9時~17時/年中無休
問合せ:0883-84-1211(大歩危観光遊覧船有限会社)

▶祖谷のかずら橋
料金:大人 500円、小人 400円
営業時間:日の出~日没/年中無休
問合せ:0120-404-344(三好観光案内所)

●轟の滝
日本の滝100選にも選ばれている四国一の大滝
「轟の滝」に行ってみましょう。
清流・海部川の上流に位置し、山全体が滝の回廊のようになっています。本滝から最上部の鍋割の滝まで約1500mあり、
遊歩道が整備されていて、往復2時間ほどで散策が楽しめます。
遊歩道から楽しめる主な滝は以下の通りです。
本滝~二重の滝~不動滝~横見の滝~舟形滝~丸渕滝~鳥返しの滝
~大鳥小鳥滝~三十三才滝~鍋割りの滝
轟の滝は高さ82mで3段に滑り落ちる大滝。
神秘的で、平家の落人の娘で大蛇にさらわれた玉織姫の
悲しい伝説が残っています。紅葉の見頃は11月上旬~下旬。
もみじまつり(11月上旬~下旬)も開催されます。

海陽町では10/1~31の間「海陽伊勢エビ祭り」が開催中です。
海陽町を代表する食材伊勢エビは9月15日に漁が解禁し、
漁港は活気づきます。
町内の協賛店で1泊2食付で10800円(税込)で、
夕食に伊勢エビが付きますのでこの季節にぜひ泊まりで訪れましょう!

協賛店:「愛宕 旅館」「民宿 えびす」「ペンションししくい」
「民宿 竹ヶ島」「民宿 ぬしま」「温泉民宿 はるる亭」
「辨天屋旅館」「旅館 みなみ」「生本旅館」「民宿 海部」
問合せ:0884-76-3050(海陽町観光協会)

轟の滝
場所:海部郡海陽町平井
問合せ:0884-76-1511(海陽町産業観光課)

▶立ち寄り情報「大菩薩峠」(喫茶店)
阿南市橘町にある喫茶店「大菩薩峠」は知る人ぞ知る強烈なお店です!
1966年から着工されたその建物は全て
セルフビルド!レンガを積み上げた、
まるで「天空の城ラピュタ」のような外観に誰もが圧倒されること
間違いなし。
未だ未完成ながら喫茶店として営業していますので、
この地域に行くのであれば立ち寄っておきたい場所です。
店名は、小説「大菩薩峠」より引用。30年にわたり連載され、
作者の死により未完に終わった小説です。
すでに小説の年月をこえていますが、今後の変化も気になるところです。
店内は落ち着いた雰囲気で、コーヒーやカレーなども食べられます。

場所:阿南市福井町土井ヶ崎
営業時間:10時~20時 金曜定休
問合せ:0884-34-2701(大菩薩峠)

●第21回 ドイチェスフェストinなると
鳴門市は第一次大戦時、板東捕虜収容所に収容されていたドイツ人と
地元民が交流し、ドイツ文化が伝えられたという歴史があります。
捕虜の人権を尊重し自主的な運営を許し、
音楽の分野ではベートーベンの第九がこの収容所において
日本で初めて演奏されたと言われています。
ドイツ兵の技術により建築された大麻比古神社の石造りのアーチ橋は
「ドイツ橋」と呼ばれ、現在でも地元で親しまれています。

「鳴門市ドイツ館」では、当時のドイツ兵捕虜の遺品や写真、
等身大のロボットを通して板東捕虜収容所でのドイツ兵の生活の様子を
知ることができます。
ドイツ館では一年を通してドイツに関する様々なイベントが
開催されています。
ドイチェスフェストでは、国際交流イベントとして
日独友好のコスモス祭りや子どもたちの音楽祭などを開催。
地域交流イベントや物産展なども出展し、
日独の歴史を振り返りながらドイツ文化に触れることができる
とっておきの1日になります。
ビールやソーセージの販売もあるので、気軽に参加してみましょう!

開催場所:鳴門市ドイツ館(鳴門市大麻町費桧字東山田55-2)
開催日:10月26日(日)10時~
料金:大人 400円/小中学生 100円(ドイツ館入館料)
問合せ:088-689-0099(鳴門市ドイツ館)
当日、ドイツ館と大麻比古神社とバルトの庭への無料シャトルバス運行

※料金やサービス等は取材当時のものです。最新の情報は公式ホームページを参照してください。

この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部 編集ライター

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