桜と夜景とビールと。オトナ女子会バスツアー顛末記
こんにちは!編集部Iです。今回は昨年結成された「オトナ女子会」の面々で、スカイバス東京のバスツアー「桜と夜景の満喫コース」乗車レポートをお届けしましょう。
「オトナ女子会」って何??
社内で酒を飲むのが好きな女子がなんとなく集まり、おいしいものを食べて、しゃべって、飲んだくれようという趣旨のもと、集まった4名がメンバーです。
そんな自主的サークル活動で3月も飲み会をしたところ、見つけたのがこれ!
「ビールを飲みながら、オープンバスに乗って、東京の桜名所を巡る!!」なんて魅力的なの~♪
毎年、桜回廊のバスツアーは発売されるけど「酒を飲みながら」っていうのが新しい。
あれよあれよという間に行くことが決定。乗車日は4月6日(木)、さっそくチケットを手配し、当日天気がよいことを祈りました。
バスに乗る前からビールを飲んで気合を入れる!
バスが出発するのは19時。その前に支払いとチケットの受け取りをするため、早めに会社を出た編集部Iと、留学系サイトを担当するK山。
スカイバス東京のチケットセンターは、丸の内三菱ビルディングの1階にあります。日本郵便が手がける商業施設「KITTE」の向かい側です。
チケットを受け取った後、乗車まで約30分ぐらい時間があります。
2人とも顔色一つ変えずに飲み続けるという評判(!)で、バスに乗る前から飲む気満々です。
とういうことで「KITTE」地下へ。
5時過ぎですが、お店にはすでにたくさんのOLやサラリーマンがワイワイと飲んでいました。
いよいよ出発!でも、ビールが小さい・・・
ギリギリまで仕事をしていた(!?)社員と合流。
今回はオトナ女子会チームに加え、旅行・バス関連のスタッフも参戦!全部で7名での乗車です。
さっそくバスに乗り込みますぞ!!
入口でスタッフの方が飲み物の注文を聞いてくれます。ビールの他、日本酒、甘酒、ソフトドリンクなどが選べます。
車内へと乗り込む私たち。ところが・・・
ベビーグッズの手芸キット専門店「nunocoto(ヌノコト)」を担当するK宮、このカオ(写真向かって右)・・・。
ビールをこよなく愛するK宮にとって、このサイズは瞬殺。バスが出発する前に飲み終えていました。
スカイバス東京さん。バス代値上げしてもいいので、来年はK宮のためにもっと大きいサイズのビールをお願いします!
いざ、出発です!大都会、東京の夜景はさすがにすごい!オープントップなので開放感たっぷり。思ったより風も冷たくなく、意外に快適でした。まずは東京のシンボル!東京タワーへと向かいます。
スカイツリーより、断然、東京タワー派!
社畜(?)する会社員の皆様を後目にバスはスイスイとオフィス街を走ります。
「あ、鍜治橋駐車場だ!(東京駅で貸切バスを配車するスポットとして有名)」などと、マニアックな話題で盛り上がる私たち。
順調に進み、バスの左手に東京タワーが見えてきました。
なんとなく東京のシンボルというポジションを奪われた感のある東京タワー。しかし、昭和生まれの編集部Iとしては、やっぱり、東京タワーがイチバンです。
東京タワーの正式名称は「日本電波塔」。1958年12月に竣工し、高さは333mで、総工費約30億円、1年半かけて完成したといいます。
かつて、私の母が都営バスの車掌をしていた頃、この東京タワーを一目見たいという観光客のために、臨時で深夜便を走らせて送迎したことがあったそう。当時は、現在の東京スカイツリーのような賑わいだったのではないでしょうか。
季節ごとのライトアップも楽しみです。今回は5月の節句に合わせてこいのぼりがたくさん泳いでいましたよ~。
現在、特別展望台(250m)はリニューアル工事中。2017年夏ごろまでは登ることができないそうです。
東京タワーへは電車よりもバスが便利。東急バスなら【東98】東京駅南口から等々力操車所行きで「東京タワーバス停」まで約20分(大人220円・子ども110円)。下車徒歩約1分です。
都営バスなら【浜95】目黒駅前・品川駅港南口行きで「東京タワーバス停」などがあります。
この他、乗り降り自由のスカイホップバス(六本木・東京タワーコース/お台場コース)も便利ですね!
煩悩からとても解脱できそうもない私たち・・・
続いてバスは増上寺のある芝公園をぐるりと通過します。
1393年に開かれた増上寺は浄土宗七大本山のひとつで、徳川二代目将軍である秀忠公をはじめ、6人の将軍が埋葬されていることで有名です。
2015年四月に徳川家康公没後400年ということで「宝物展示室」が本堂地下1階にオープン。英国ロイヤル・コレクション所蔵の「台徳院殿霊廟模型」を見ることができます。
台徳院殿霊廟は、徳川二代将軍である秀忠公の御霊屋(おたまや)として、三代将軍家光公が1632年に造営しました。1930年に国宝に指定されるものの、1945年の戦災で焼失。
1910年ロンドンで開催された日英博覧会に出品するため、徳院殿霊廟の主要部分を1/10サイズの模型として再現し、博覧会終了後は、英国へ寄贈されていました。
今回の宝物展示室オープンに伴い、日本で見ることができるようになりました。日光東照宮にある霊廟のプロトタイプとなったといわれるその壮麗な姿を、一度は見ておきたいものです。
増上寺入口に大きくそびえる門は三解脱門といって、3つの煩悩「むさぼり・いかり・おろかさ」を解脱する門のこと。国の重要文化財に指定されています。
飲み足りないと口をパクパクさせるオトナ女子たちは、この門をくぐれば解脱できるのでしょうか・・・。
門の先には枝垂桜があり、桜越しに本堂と東京タワーが臨めるそうです(バスは無常にも通過しますが)。境内の裏手には300本のソメイヨシノが植えられています。来年はカメラとお弁当を持って(もちろんビールも)、のんびり散策するのもいいですね!
官公庁周辺を回り、いよいよクライマックス千鳥ヶ淵へ!
バスは国会議事堂や桜田門、外務省など官公庁街へ向かいます。国会議事堂周辺はぼちぼちというところでしょうか?公園でお花見宴会するグループもちらほら見かけました。
東京の桜、お花見の名所といえばやっぱり千鳥ヶ淵でしょう。
千鳥ヶ淵戦没者墓苑入口から靖国通りまで全長700mにわたり、ソメイヨシノやオオシマザクラなど、約260本の桜が植えられ、トンネルのように緑道の上に伸びています。
3月下旬から4月上旬まで、「千代田のさくらまつり」が開催。今年は桜の開花が遅く、期間延長して行われていたようです。
さくらまつり期間中は千鳥ヶ淵緑道がライトアップされ、ボートも夜間特別営業が行われます。ボートに乗って桜見物も情緒があっていいですね。
そしていよいよ桜回廊へ!
道路の両側に立ち並ぶ桜並木の下をバスで通過。背の高いオープントップバスだけの特権です。手がとどきそうな近さで桜が迫ってきます。
あいにくの曇り空でしたが、ピンク色に煙る景色は、この季節だけの格別なものですね!あいにく貸切バスにはオープントップバスはありません。
この臨場感あふれるお花見はスカイバス東京か、はとバスのオーソラミオ!でお楽しみくださいね。
[こちらもぜひ参考に:新入社員が突撃レポート!はとバスの東京さくら回廊]
あっという間の50分でした。K宮はビールが飲み足りないと口をパクパクさせていますが、みんな爽快な気分でバスを降りましたー。
お土産にはかわいい桜の形の石鹸をいただきましたよ!
これで大人1人2,500円は安いかも!皆さんもぜひ、来年、乗車してみてくださいね。
あと、K宮のために、ビールのおかわり(オプションでサイズアップ)をよろしくお願いします。
お花見バスツアー番外編!新橋でオヤヂ飲み大会
バスを降りた後は、シフトの関係で遅くまで仕事をしていた「貸切バスの達人」事務局の面々が合流。一同、新橋へ向かいました。
WebデザイナーのTがお店を探して予約してくれましたー。「新橋四丁目酒場 わっつり」です。青森の地酒をそろえており、お魚系のおつまみが充実しているとのこと。
冷えた生ビールがしみますー。
お店に入ったら、注文したいメニューをあらかじめリストアップしたメモを店員さんにそっと渡すT。さすが段取り上手のA型。行き当たりばったりのO型(K山とI)、気分のB型(K宮)にはできない芸当です。
普段は忙しく、なかなか話ができないメンバー同士。おしゃべりに花を咲かせ、新橋の夜は賑やかに深けていったのでした。
(デカすぎるだろ、このコロッケ・・・でもおいしゅうございました)
※料金やサービス等は2017年当時のものです。最新の情報は公式ホームページを参照してください。
■取材協力
スカイバス東京
http://www.skybus.jp/
[スカイバス東京の関連記事はこちら]
バス会社の比較がポイント!