東京夏の風物詩「隅田川花火大会」2022年は中止、2023年は開催される?

東京夏の風物詩「隅田川花火大会」2024年も無事開催!

日本の夏の華、花火大会。都内でもたくさんの花火大会が催されるますが、やはり、隅田川の花火大会は別格!

2024年は7月27日(土)に開催され、2会場で合計約2万発の花火が打ちあがり、その美しさに酔いしれました。

「隅田川花火大会」の歴史をちょこっと

隅田川花火大会の歴史は古く、1733年(享保18年)までさかのぼります。「隅田川花火大会」という名称になったのは昭和53年から。それまでは「両国の川開き」といわれていました。

江戸時代である1732年(享保17年)に大飢饉が発生。犠牲となった人々の慰霊と悪疫退散を願い、幕府が催した水神祭に続き、1733年に両国橋周辺の料理屋が花火を上げたことが由来になっているそうです(引用元:隅田川花火大会ホームページより)。

「隅田川花火大会」の打ち上げ場所

隅田川花火大会は2ヶ所の打ち上げ会場があります。桜橋と言問橋の間付近にある「第1会場」、駒形橋と厩橋の間付近にある「第2会場」です。

「第1会場」は浅草駅、押上駅、東京スカイツリー駅、曳舟駅が最寄り、「第2会場」は浅草駅、蔵前駅、両国駅、浅草橋駅が最寄りとなっています。

都内でも屈指の人気花火大会ということもあり、熾烈な場所取り争いが行われること必至。お出かけになる場合は覚悟していかれることをおすすめします。

確実に花火を見たい、混雑は避けたい方は屋形船やホテルの花火プランを狙え

隅田川ほど有名になると、もはや場所取りも大変。確実に見る方法はないのかといえばやはり屋形船でしょうか。

どの船宿さんも花火プランとして販売を行っています。通常よりもお値段は高くお1人最低5~6万円となっています。4月上旬に開催が決まったらまずは予約を入れてしまいましょう。

隅田川の花火大会が見える「浅草ビューホテル」では、隅田川花火大会観覧 宿泊プランを発売しています。この他「第一ホテル両国」「東武ホテルレバント東京」「ホテルサンルート浅草」「銀座クレストン」など、浅草駅周辺にあるホテルはねらい目です。

東京スカイツリー展望デッキやタワーホール船堀の展望塔からもみることができるので、こちらもおすすめ。東京スカイツリーは特別営業で抽選となるそうです。

2025年も無事開催されることを祈ります。

【開催日時】例年7月の最終土曜日 19時5分~20時30分頃
※荒天等のため実施できないときは翌日に延期
【開催場所】第一会場/桜橋下流~言問橋上流、第二会場/駒形橋下流~厩橋上流
問い合せ先:03-5608-1111 実行委員会事務局
詳しくはこちら≫

花火の歴史や構造、造り方が学べる「両国花火資料館」もおすすめ!

両国花火資料館
両国花火資料館

両国にはかつて花火師がたくさん活躍してきました。「両国花火資料館」では、花火の歴史や花火玉の断面模型、花火師の衣裳などが展示され、ビデオを使ってわかりやすく解説してくれるサービスもあります。

ここを訪れれば、隅田川花火大会の歴史もわかり、より一層花火大会が楽しめるはず。入館は無料ですのでぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

Information

両国花火資料館
開館時間:木曜・金曜・土曜・日曜の12時~16時、7月・8月は毎日開館
入館料:無料
住所:東京都墨田区両国2-10-8
問合せ:03-5637-7551(両国観光案内所 10時~18時受付)

★観光バス駐車場やおすすめ観光スポットは下記の記事も参考に!

編集部がチェック!東京都で毎年恒例の人気イベント

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4月に開催される文京区「文京つつじまつり」

文京つつじまつり(根津神社)
文京つつじまつり(根津神社)

約100種・3,000株のつつじが咲き誇る文京区・根津神社。お祭り期間中はつつじ苑が公開されます。

種類が異なるため、見ごろが移り変わり、4月中旬~下旬にかけて最盛期を迎えるので長く楽しめるのがポイント。2024年は例年通り3月30日(土)~4月30日(火)で開催されました。

例年、神輿渡御や伝統工芸展示会、根津権現太鼓、露店、植木市なども開催されています。色とりどりのつつじとの競演、2025年も楽しみですね。

文京区ではつつじまつりの他、「文京さくらまつり」「文京あじさいまつり」「文京菊まつり」もあり、文京花の五大まつりとして有名。ぜひチェックしておきましょう。

根津神社「文京つつじまつり」概要

【開催日時】例年4月頃
【つつじ苑入苑】寄進料500円
【会場】根津神社
【問合せ先】03-3822-0753(文京つつじまつり実行委員会)

4月下旬からGWまで開催される亀戸天神の「藤まつり」

亀戸天神・藤まつり
亀戸天神・藤まつり

江東区にある亀戸天神は、菅原道真公をお祀りする下町の天神様として親しまれています。歌川広重の「名所江戸百景」の一つとして描かれ、江戸時代から藤の名所として知られてきました。

境内には50株以上の藤の花が4月下旬ころから咲き始め、境内は淡い香りに包まれ行きます。九州太宰府天満宮にならって造られたという社殿、回廊、心字池、太鼓橋とともに美しい藤の花を楽しんでみてはいかがでしょうか。

亀戸天神では春の2月に「梅まつり」、10月に「菊まつり」も開催。花の天神様として人気を集めています。

近くには昭和レトロな雰囲気たっぷりの「亀戸香取勝運商店街」、くず餅で有名な老舗「船橋屋」、そしてバスに乗ったまま水に飛び込む体験ができる水陸両用バス「素カイダック」の発着所がある亀戸梅屋敷も!

ぜひ、ぶらりと散策いかがでしょうか。

亀戸天神「藤まつり」概要

【開催日時】例年4月中旬~GW頃、日没から20時までライトアップ
【入園料】無料
【会場】亀戸天神
【問合せ先】03-3681-0010

春と秋、年2回開催される神代植物公園の「バラフェスタ」

神代植物公園・バラ園
神代植物公園・バラ園

調布市にある神代植物公園は、都内で唯一の植物公園。約4,800種類、10万本の樹木が植えられており、ばら園・つつじ園・うめ園・はぎ園など四季折々の植物を楽しむことができます。

春と秋にはバラフェスタを開催。シンメトリックに設計された沈床式庭園に植えられたバラ(春バラは409品種5,200余本、秋バラは約300品種5,000余本)が見事に咲き誇ります。

野生種・オールドローズ種・国際ばらコンクール花壇など、珍しいバラも楽しめるのが人気のポイント。バラフェスタ期間中は早朝開園やコンサート、カフェテラス、マルシェなども行われ、大勢の観光客が訪れます。

近くには深大寺もあり、合わせて散策されるのがおすすめです。都内のバラの名所は他にもたくさん。

以下の記事も参考にしてくださいね。

神代植物公園「バラフェスタ」概要

【開催日時】春のバラフェスタ:GW明けから5月末まで
※秋のバラフェスタは10月上旬~下旬を予定
【開園時間】9時30分~17時(最終入園は16時まで)、毎週月曜休園
【入園料】大人500円、中学生200円、小学生以下無料
※団体は20名以上で割引
【会場】神代植物公園(調布市深大寺元町5-31-10)
【問合せ先】42-483-2300

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バス観光マガジン編集部 編集ライター

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