子ども会バス旅行に!「京王あそびの森HUGHUG」に新施設「HUGTRATOPS」誕生&「京王れーるランド」もリニューアル

子ども会バス旅行に!「京王あそびの森HUGHUG」に新施設「HUGTRATOPS」誕生&「京王れーるランド」もリニューアル

子ども会旅行や遠足、卒園・卒業旅行の行き先に迷っているという団体・グループ必見。京王多摩動物公園駅前にある「京王あそびの森HUGHUG(ハグハグ)」に都内初の屋外アスレチックタワー&キッズコース「HUGTRATOPS(ハグトラトプス)」が2024年3月13日(水)に誕生しました。

「HUGTRATOPS」はキッズ向けのアスレチックコースの充実がウリ。日本最大のネット遊具やミニSLなど木育・知育・体育をテーマとする全天候型の屋内施設「京王あそびの森HUGHUG」と合わせて、お子さま向けのコンテンツが満載です。

また、「京王れーるランド」も同時にリニューアルオープン!目の前には多摩動物公園があるなど、子ども連れには嬉しい行き先となっています。

今回は新施設「HUGTRATOPS」と新しくなった「京王れーるランド」をご紹介。おすすめの日帰りバス旅行プランも合わせてご紹介しましょう。

都内では初となる屋外アスレチックタワー「HUGTRATOPS(ハグトラトプス)」

「HUGTRATOPS」は株式会社SEアミューズメントが手掛けるドイツのKristall Turm社製のアトラクション。フィールドアスレチックの要素をタワー状に配置し、安全かつスリリングな体験が楽しめるというもので、国内ではすでに5つの施設(さがみ湖プレジャーフォレスト、三島ドランゴンキャッスル、大阪・万博公園など)で展開されています。

今回、「京王あそびの森HUGHUG」に隣接するエリアにオープンした「HUGTRATOPS」は国内では最小サイズですが、お子さま向けのキッズコースのボリュームでは負けていません。特にキッズコースを地上にのみ展開するケースは日本初となっています。

子ども会旅行や学童保育旅行に「HUGTRATOPS」をおすすめするポイント

「HUGTRATOPS」のキッズコースは難易度に合わせてA(低)B(中)C(高)の3コース。身長100㎝~140㎝、体重40㎏未満のお子さまがご利用になれます。

未就学児のお子さまは18歳以上の保護者が同伴(無料)することで利用が可能(子ども1名に付き保護者1名)。大人と同様の本格的なハーネスを装着し、高さ約1mのコースを一筆書きで進みます。

未就学児は保護者同伴で

全32種類のアスレチックの他、人気のジップラインも国内初導入!株式会社SEアミューズメントが手がけるキッズコースとしては日本最大規模を誇ります(2024年3月現在)。

ジップラインを楽しむ「けい太」くん
ジップラインを楽しむ「けい太」くん(画像提供:京王電鉄株式会社)

アスレチックアイテムで写真映えのするものは歩道側に配置するなど、かわいいお子様の奮闘ぶりを写真に収めることができるのも嬉しいポイントですね。

写真映えするスポットを歩道側に配置

お子さまの体力や年齢に合わせて楽しめるので安心。天気が悪い場合は「京王の森HUGHUG」もしくは「京王れーるランド」にする、晴れの場合は「HUGTRATOPS」で遊ぶなど、2種類のプランを考えておきたい時にとても便利です。

体験時間は1時間(安全器具装着・安全説明の時間を含む)で完全予約制。「アソビュー!(Web)」での事前購入のみです。

キャンセルは体験当日9時まで可能。当日、空きがあれば「アソビュー!(Web)」から予約も可能です(現地でのチケット販売はありません)。

「HUGTRATOPS」キッズコースのおすすめポイント

  • 年齢や体力に合わせて3つの難易度のコースがある
  • 隣に全天候型の屋内施設「京王あそびの森HUGHUG」「京王れーるランド」があるので、アスレチックが苦手な子はそちらで遊ぶことができる
  • 多摩動物公園もあるのでプランの選択肢が幅広い
  • 雨の日プランと晴れの日プランのバス料金がほぼ同じにできる

身長125㎝以上の方なら「アスレチックタワー」にも挑戦可能

身長125㎝以上ならアスレチックタワーも体験可能

中学生や高校生、大学生の卒業旅行やグループ旅行におすすめなのがアスレチックタワー。六角形が3層に積みあがった構造で、自分で好きなコースを選びながら進んでいくことができます。

難易度は3段階あり、青・赤・黒で色分け。全37種類のアスレチックアイテムがあります

最上部は多摩モノレールとほぼ同じ高さ

最上階部分では向かい側にある多摩モノレールと同程度の目線(アスレチックの高さは約16m)になり、スリリングで爽快な眺望も楽しめるとか。小学生以下は18歳以上の保護者の同伴プレイ(有料)が必要です。

モノレールの乗客と目が合う高さ
モノレールの乗客と目が合う高さ

多摩モノレールと京王多摩線に挟まれたロケーションという立地もユニーク。たまたまだそうですが、京王線の駅数と同じ69種類のアスレチックアイテムが装備されている、というのもちょっと面白いですね。

Information

HUGTRATOPS
営業時間:10時~17時20分(最終受付は16時5分)、水曜(祝日の場合は翌木曜日休み)・1月1日休み
※春・夏・冬休み期間等は開館する場合があります。
※施設保守のため、臨時で休館日を設ける場合があります。
体験料:キッズコース1時間1,500円/アスレチックコース 中学生以上1時間3,000円・小学生以下2,000円
※キッズコースは未就学児1名に付き、保護者1名の同伴(無料)が必要。
※アスレチックコースは小学生以下の場合、保護者1名に付きお子さま2名まで付き添い可能(有料)
住所:東京都日野市程久保3丁目36番60
問合せ先:042-591-8989(9時30分~17時30分受付)

京王あそびの森HUGHUG
京王あそびの森HUGHUG

京王あそびの森HUGHUG
営業時間:9時30分~17時30分(最終入館17時)、水曜(祝日の場合は翌木曜日休み)・1月1日休み
★「ハグハグカフェ」「セブン‐イレブンン京王多摩動物公園駅前店」は営業時間が異なる
入館料:平日フリーパス 1,200円、土日祝フリーパス1,600円、夕方パス900円(15時~)
※京王れーるランドとのお得な共通券や20名以上で団体割引もあり

リニューアルして鉄道ファンも夢中になっちゃうコンテンツ満載「京王れーるランド」

京王れーるランドもリニューアルして同時オープン

「HUGTRATOPS」オープン日と同時にリニューアルオープンするのが「京王れーるランド」。幼い頃からの英才教育で「鉄道ファン」を育成している(!?)と評判の鉄道テーマパークです(ちょっぴりバスの展示もあります)。

以前、子連れライターさんが取材してくれたのは2015年と約9年前。幼かった子どもたちも今ではすっかり大人に(しみじみ)。

余談ですが、ちょうどこの時9歳だった長男のダイチは、自転車バス旅行記事を書いてくれるまで成長しました。

今回のリニューアルで大きく変わったポイントをダイジェストでご紹介していきましょう。

1階のジオラマ展示(HOゲージ)にギャラリースペース誕生

ジオラマ展示(HOゲージ)にギャラリースペース誕生

京王線沿線の町並などを再現したジオラマ展示(HOゲージ)。小さいお子様だと目線が低すぎて全体を俯瞰するのが難しかったのですが、上から見下ろすことが出来るギャラリースペースを新設しました。

京王線沿線にお住まいの方なら自分たちの「ご近所がないか」絶対探してワクワクしちゃいますね。

ジオラマ展示の周りには実際の運転台が設置されており、京王線や京王井の頭線などの鉄道模型を運転体験可能。こちらも人気のコーナーとなっています。

1階に新設した「コレクションギャラリー」で歴代のへッドマークを展示

コレクションギャラリーコーナー新設

1階奥、フォトスポットの向かい側には「コレクションギャラリー」を新設。ここでは歴代のヘッドマークを展示します。

オリジナルヘッドマーク
オリジナルヘッドマーク(画像提供:京王電鉄株式会社)

また3月1日(金)~5月10日(金)まで、オリジナルヘッドマーク付き7000系キッズパークたまどう*トレインを京王多摩動物園線で運行。「れーるランド」館内にも同じヘッドマークを展示するそうですよ。

キッズパークたまどう

*「キッズパークたまどう」とは、「京王あそびの森 HUGHUG(ハグハグ)」の開業で、「京王れーるランド」「多摩動物公園」の3施設がある多摩動物公園駅エリアは、街自体が大きな遊びの公園に。
親子で1日楽しめるエリアとして「キッズパークたまどう」と名付けました。

京王れーるランド1階にはお楽しみコーナーが満載

この他1階には1996~2012年まで活躍した小型バスの展示、150インチ大画面を使い、実際の運転台で色々な走行が体験できるコーナー、小型運転体験シミュレータ、ドアの開閉操作や車内放送ができる車掌体験コーナー、フォトスポットもあります。

2階に「プラレールペイント工房」が誕生

プラレールペイント工房

以前は休憩コーナーだったエリアが「プラレールペイント工房」に変身!8000系車両をベースにした工房専用の「京王ペイントトレイン」を自由にデザインできます。

8000系車両をベースに自分だけの電車をデザイン

自分でペイントした車両は、モーター内蔵の車両につなげてレールの上で走らせることもできるそうです。自分がデザインしたオリジナルの電車が走るのを見るのは嬉しいですね。

2階中央に「プラレールタワージオラマ」を新設

プラレールタワージオラマ

迫力満点の「プラレールタワージオラマ」が登場。立体的に電車が行き交う展示は、一般家庭ではなかなか再現できない規模です。

電車好きなら「ずっと見てられる」光景ですね。

「アスれーるチック」がプラレールの世界観を再現してリニューアル

「アスれーるチック」
「アスれーるチック」

思う存分体を動かせる屋内型アスレチック「アスれーるチック」は以前よりもスペースを縮小してしまいましたが、プラレールの世界観をぎゅっと凝縮した内容にリニューアル。

プラレールの世界観をぎゅっと凝縮した内容に

こちらは未就学児さんが対象です。

人気の「プラレールで遊ぼう」コーナーは健在

プラレールで遊ぼうのコーナー

京王線・井の頭線の「プラレール」を楽しめる大人気のコーナー。入館すると同時にこちらのコーナーへの入場整理券があっという間になくなってしまうそうです。

大人も子どももついつい夢中になり、時間を忘れて遊んでしまいますね。

この他、屋外には「ミニ電車」、往年の車両を5両展示しているコーナー、ミュージアムショップ、京王線車両のカットモデル展示、謎解きも。小さなお子様連れでもめいっぱい楽しめる楽しいテーマパークとなっています。

同じ日野市内でおすすめの観光スポット、バス駐車場情報は以下の記事も参考に。効率よく楽しめる日帰り旅行プランを考えてみましょう。

©TOMY 
*「プラレール」は株式会社タカラトミーの登録商標です。

貸切バスを使った遠足や日帰りバス旅行におすすめのモデルコース

小型マイクロバス
(撮影協力:東新観光)

「京王あそびの森HUGHUG」「HUGTRATOPS」「京王れーるランド」共に駅の目の前と便利なロケーション。もちろん電車を使ったアクセスもラクラクです。

でも小さなお子様がいる場合、公共の交通機関は何かと気を使いますよね。そんな時は貸切バスでのお出かけがおススメです。

以下、簡単なモデルコースを考えてみました。

幼稚園・保育園・小学校低学年の遠足モデルコース

園出発9時頃==晴れの日は「多摩動物園」/雨の日は「京王あそびの森HUGHUG」==昼食==14時頃出発==15時30分園到着

★おすすめポイント:晴れでも雨でもほぼ同じ場所への移動なので、バス料金が変わらずに利用できるのがメリット!

子ども会の日帰りバス旅行モデルコース

地元出発10時頃==「HUGTRATOPS」or「京王あそびの森HUGHUG」==昼食==晴れの日は「多摩動物園」/雨の日は「京王れーるランド」==16時頃地元着終了

★おすすめポイント:年齢や体力、希望に合わせて屋外アスレチックや屋内施設で遊ぶのいずれかを選択できる。

貸切バスは20名程度が乗車できる小型マイクロバス、27名まで乗車可能な中型バス、45名程度が乗車できる大型バスの3種類あります。いずれのバスもプロのドライバーが送迎してくれるので安心。

地元出発で立ち寄り先も自由に決められるので小さなお子様連れでも楽々ですよ。

気になる貸切バスの料金ですが、2023年8月25日より国土交通省から「新公示基準額」が発表されています。実際の料金は各バス会社ごとに単価を決めて走らせるため、正確な料金は見積りを取るまでわかりません。

複数のバス会社から見積りを取り寄せてしっかり比較してから依頼するのがお安くチャーターできるポイント。お見積りは無料ですので「貸切バスの達人」をぜひご活用ください。

関東エリア出発で貸切バスを運転手付きでチャーターしたい場合の料金目安は以下の記事も参考になさってください。

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この記事を書いた人
ちくわ

旅行メディア編集長兼ライター、総合旅行業務取扱管理者、旅行会社勤務経験あり、目黒区ボランティアガイド見習い中。プライベートでも古代史オタクとして年に数回フィールドワークに出かける旅好き。時々バス愛がさく裂!?

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