千鳥ヶ淵の桜が見事

子連れも楽々!はとバス「東京桜半日ドライブ」

こんにちは、子連れライターKです!

都内に住んでいると、あの黄色い「はとバス」ってよく見かけますけど、乗ったことがある人は少ないんじゃないかと思います。実は東京在住歴15年以上の私も、今回初めて乗りました。

乗ったのは、桜の時期に運行される「東京桜半日ドライブ」。千鳥ヶ淵・靖国神社と隅田川沿いという、東京の桜の名所を半日で回るというコースです。

Webでの予約は前日に行ったのですが、残席数が少なくてあせりました。平日だったんですけどね。人気のコースなんですね。

東京の桜名所をおなじみ黄色いバスで

東京駅のはとバス乗り場

当日は、東京駅丸の内南のはとバス乗り場へ向かいました。駅の出口に「はとバス」の表示と矢印があります。

ここは会社員時代によく通った道ですが、その頃は乗る機会がなかったので、なんとなーく通りすぎていました。

実際に乗ろうと思って来ると、バス乗り場には黄色いバスがどんどんやってきて、お客さんを乗せていく様子は圧巻です。

前を見てもはとバス。

はとバスの黄色い車体

後ろを見てもはとバス。

はとバスがぎっちぎちに並ぶ

はとバスの大行列です。

こんなにたくさんバスが来ていたら、自分が乗るバスがわからないんじゃ?と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そこはさすがはとバス(?)。ちゃんと乗り場の案内があります。

はとバス乗り場案内板

私が乗るのは13:50出発の「東京桜半日ドライブ」12号車ですので、案内にしたがって5番乗り場に並びます。

家族連れやご夫婦、女子2人組などいろいろなお客さんがいらっしゃいました。娘と同じくらいの子を連れて来ている方もいらして、ちょっと親近感。

靖国神社で、桜をきれいに撮影できるポイント

バスは予定時間ちょうどに出発しました。バスガイドさんは若い女性。初々しい感じです。

途中で皇居前を通ったのですが、この日は皇居の乾通り開放の日で、東京駅から皇居に向かう人の数がとんでもないことになっていました。

さて、バスガイドさんのお話を聞きつつ、バスに揺られていましたが、結構あっという間に最初の目的地、靖国神社に到着しました。

靖国神社

激混みです。平日の午後なんですけどね・・・。ここで1時間半ほどの自由時間になりました。

まず目指したのは、東京で最も有名な桜(かな?)、「標本木」。東京の桜の開花日は、この木の花が咲いたかどうかで決まります。一時期はニュースで毎日のように見ていましたね。

この標本木、境内のどこにあるのか知らなかったのですが、人が群がっていたのであっさり場所がわかりました。門をくぐってすぐの、わりとわかりやすい位置にありました。

看板もあってわかりやすい。

靖国神社の標本木

だけど、周りに人が多すぎてなかなか写真が撮れない(苦笑)。

標本木の桜はまだこれから

まだまだ満開には遠い感じですが、きれいに咲いていました。

靖国神社内にも、満開の木とそうでもない木があって、満開の木には人が群がっているのでよくわかります。

こちらの木は黒い門をバックに満開になっていたので、絵になるせいか、カメラを抱えた人たちが取り囲んでいましたよ。

靖国神社の満開咲き桜
さくらをきれいに撮影するベストポイント

灯籠と桜というのも風流ですね。

灯篭と桜のコラボレーション

さて、時間がありますのでついでにすぐ近くにある千鳥ヶ淵も見てみようと思います。

千鳥ヶ淵をボートでお花見、1時間待ち!!!

皇居西側の千鳥ヶ淵の遊歩道は、これまた東京を代表する桜の名所です。

ちなみに靖国神社と千鳥ヶ淵の間にある靖国通り沿いにも桜並木があります。こちらもきれいに咲いていました。

千鳥ヶ淵の桜並木
大渋滞!!!
バス停の上の桜

ちょうどお昼時だったので、ランチに出かける近所のサラリーマンやOLもスマホでパシャパシャ写真を撮っていました。

千鳥ヶ淵には徒歩5分ほどで到着!が! こちらも激混みです!!

遊歩道の真ん中には仕切りが設けられ、左側は靖国通りから遊歩道へ入る人、右側は靖国通り方面へ戻る人と、歩く方向が決まっていました。この千鳥ヶ淵の遊歩道はあまりに混雑する場合は、入場制限がかかることもあるそうです。

私が行ったときは制限まではされていませんでしたが、それでも人混みにくらくらしそうでした。

でも、さすが千鳥ヶ淵。人混みの中を歩いて行く価値はあります。見てください、この景色!

千鳥ヶ淵の桜が見事
ボートでお花見の人も!
お濠まで垂れ下がる桜

皇居のお堀に映えるピンク色がきれいですね~。ああ、あそこにいるボートがうらやましい。(子連れではおそろしくて乗れない・・・)

このボート、千鳥ヶ淵ボート場というところで借りるのですが、この日は1時間待ちとのことでした。ひぇー!

あと、桜と東京タワーを一望できる場所も人気です。遊歩道入口の近くで、公衆トイレのわきです(トイレのわきっていうのがいまいちですが)。

東京タワーと桜の競演

また、九段下駅近くのスポットも撮影スポットになっています。

桜と菜の花&武道館のコラボレーションが素晴らしいんです。この日は曇っていたので、ちょっと武道館がみえづらいですが・・・。

武道館と桜、菜の花

千鳥ヶ淵も堪能したので、バスの集合場所である靖国神社へ戻ることにします。

ぐずる子にはおやつが定番!?

そしてタイミング良く(悪く?)娘がぐずりだします。ぐずる子どもには何か食べさせるのが一番!

集合時間までまだ余裕がありますので、靖国神社の屋台へ向かいます。参道の入口あたりからずらっと屋台が並んでいて壮観です。なんだか昼間からビールを飲んでいる人たちも。楽しそうだな~。

たこ焼きにも心引かれつつ、1歳の娘でも食べられそうなものということで、こちらにしました。

靖国神社の屋台で購入

おさつスティックです。

これを見たとたん、娘のぐずりが止まりました。なんて現金な。

お芋片手にご機嫌な娘

花より団子ならぬ、花よりおさつスティック。桜なんて見やしません。ひたすらもぐもぐ。まあ、機嫌がなおったのでいいんですけどね。

さて、食べ終わったところでちょうど集合時間になったのでバスの駐車場へ戻ります。

子ども目線のお花見とは?

そして次は、これまた毎年花見客でにぎわう隅田川沿いです。ここは、江戸時代から続く桜の名所で、最初に植樹されたのはなんと徳川吉宗の時代とのこと!

隅田川沿いの隅田公園では、毎年桜の時期にあわせて「桜まつり」が行われています。

隅田公園の桜祭り2016

隅田公園は敷物を持ち込んでのお花見が可能なので、場所取りをしている人もちらほら。

バスは近くのデパート前で止まり、そこからはバスガイドさんの案内について歩いて行きます。

肝心の桜の咲き具合ですが・・・こちらはまだまだという感じでした~。ちょっと残念です。

隅田公園の桜

対岸の東京スカイツリーも、足元の桜が咲いていると絵になるんですけどね。

対岸に見えるスカイツリー

でも、公園内を歩いていると、幹の下のほうに花が咲いていて、娘はこれを見て喜んでいました。ちょうど娘の目線と同じ高さだったんですね。

幹から咲く桜
子ども目線にぴったりな桜

花が少なくて残念だったので、数日後の休日に再度行ってきました(はとバスツアーではなく、個人で)。満開の写真はこちら。

満開の桜2016

やっぱり、満開は格別ですね♪

浅草観光のゴールデンルートを散策

隅田公園での自由時間も1時間半ほどありまして、バスの集合場所が近くの浅草寺裏の駐車場でしたので、お花見のあとはゆっくり雷門→仲見世通り→浅草寺の観光ゴールデンルートに行ってみることにしました。

観光客のナンバー1写真撮影スポット、雷門。

浅草・雷門は定番スポット

このまま仲見世通りへ入ります。

到着したのはもう夕方で、浅草寺は閉まっているのですが、それでも仲見世通りはにぎわっていました。

浅草寺の参道・仲見世の様子

浅草寺と桜の図。隅田公園よりは花が咲いていて、絵になります。

浅草寺と桜のコラボ

そうそう、この「東京桜半日ドライブ」は、午前と午後の両方のコースがあるのですが、午後のコースでは浅草寺はもうお参りできません。

なので、浅草寺を含めて観光したい人は、午前のコースのほうがいいと思います。

さて、最後のバス乗車で、また東京駅に戻ります。

たくさんのツアーバスが

あれ、はとバスが3台も!?きっと他のツアーでも浅草寺に来ていたんですね。

東京駅に帰る途中、築地や銀座を通りまして、新しい歌舞伎座を車窓から眺めることもできました。

東銀座・歌舞伎座

2010年から建て替え工事を行い、2013年に新歌舞伎座として生まれ変わった建物です。

かっこいいですね!

後ろは歌舞伎座タワーといって、オフィスビルになっているそうです。勤務先が歌舞伎座タワーだったりしたら、おもしろいですよね。

とかなんとか考えているうちに、東京駅丸の内のはとバス乗り場へ帰ってきました。

帰りは渋滞が予想されていて、到着時間が遅れるかもと言われていましたが、ほぼ予定通りに帰ることができました。

それにしても、今年は桜の満開時期の予想が難しかったですね。でも、満開時期を待ってからツアー予約をしようとすると満席だったりするので、ちょっとギャンブルですが、満開になりそうな時期に早めに予約しておくほうがいいと思います、

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はとバスお花見ツアー
「東京さくら半日ドライブ」

開催期間:2016年4月10日(日)まで
料金:大人2,980円/子ども1,490円
発着地:東京駅丸の内南口
午前便8時30分/午後便13時50分

※この他、食事つきの1日コースもあります。

<問い合わせ先>
はとバス予約センター
TEL:03-3761-1100(8:00~20:00/年中無休)
https://www.hatobus.co.jp/dom/
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東京はもう終わりですが、地方へ足を延ばせばまだまだ見ごろなところはありますよ!

ぜひ、探してお出かけくださいね♪

※料金やサービス等は取材当時のものです。最新の情報は公式ホームページを参照してください。

この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部 編集ライター

バス観光マガジンの中のヒト。貸切バスについての基礎知識やバス旅行のヒント、バスファンのための情報など、バスに関する楽しいコンテンツを日々お届けします。

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