【2025年】山形出発で楽しむ貸切バス旅行!定番の観光プラン&料金をご紹介
山形は意外に広く全国で9位の県土面積を誇ります。大きく分けて「庄内エリア」「村山エリア」「置賜(おきたま)エリア」「最上エリア」の4エリアあり、それぞれ方言や食べ物、文化などが少しずつ異なりますので、どこを訪れるかでイメージが変わってきますね。
東京から山形新幹線で約3時間、関西からは山形空港や庄内空港へ飛行機を利用するのが便利。現地では貸切バスを利用して観光巡りが便利です。
参加人数に合わせて大型バス・中型バス・マイクロバスと、バスの種類も選べのでリーズナブルに旅行できますよ。
今回は、山形へバス旅行。おすすめの日帰り旅行、1泊2日旅行のモデルコースと料金相場をご紹介します。
ぜひ、参考にして山形へのバス旅行を楽しんでくださいね。
山形日帰りバス旅行モデルコース(8時間・40㎞利用)
山形駅9時出発→立石寺9時45分着→ランチ→天童市将棋資料館→道の駅天童温泉・もりーな天童(買い物・足湯)→山形県郷土館「文翔館」→山形駅17時着・終了
<貸切バス料金相場>
・大型観光バス 79,310
円~
・中型観光バス 67,320
円~
・マイクロバス 57,860
円~
山形1泊2日バス旅行モデルコース(14時間・300㎞利用)
【1日目】
山形駅10時出発→湯殿山総本寺・大網大日坊(即身仏)→ランチ→羽黒山・五重塔→三神合祭殿→湯野浜17時着・泊
【2日目】
湯野浜温泉宿9時30分発→土門拳記念館10時着→山居倉庫11時着→ランチ→湯殿山本宮14時着→→山形駅16時30分着・終了
<貸切バス料金相場>
・大型観光バス 185,394
円~
・中型観光バス 158,796
円~
・マイクロバス 136,752
円~
※貸切バス料金相場はすべて税別で、バス会社から乗車地までの回送代は含みません。
※バス乗務員の宿泊代(1泊2食/夕食・朝食付き)はお客様の実費負担となります。
※別途実費(高速道路、有料道路代、観光地の駐車場代、施設入場料など)が必要です。
2025年山形バス旅行でおすすめしたい注目のスポット3選
酒どころ、美食の街としても人気の山形。温泉やスキー、登山、ハイキングなどアクティブな過ごし方も楽しめますね。
2025年におすすめの観光スポットをご紹介しましょう。
日本のウユニ塩湖ホテルで米づくり体験「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE 」
山形県庄内エリアに属する鶴岡市。まるで田んぼの中に浮かんでいるように見える木造ホテル「スインテラス」で、2024年9月に体験プラン〈田んぼとお米のプロジェクト〉が始動しました。
スイデンテラスのコンセプトは、「晴耕雨読の時を過ごす、田んぼに浮かぶホテル」。田んぼに水が張られている時期に訪れるとホテルの周囲一面が水鏡になり、その幻想的な景観から”日本のウユニ塩湖ホテル”とも呼ばれています。
コンセプト通り、周囲の風景に溶け込むように過ごせるスイデンテラスは、食事も庄内産の食材にこだわっています。田んぼに水が貼ってある時期はもちろん春夏秋冬、晴れでも雨でも、その時々の自然の姿を五感で感じとることができます。
そして、2024年9月に始動した〈田んぼとお米のプロジェクト〉は、スイデンテラスの契約農家の田んぼで有機JAS認証つや姫の田植えや稲刈りなどを体験でき、秋には収穫した新米が自宅に届くというフレンドシップ制度の体験プランです。
プロジェクトに申し込むと、年4回まで優待価格でスイデンテラスに宿泊可能。四季折々の田んぼの姿を堪能し、お米作りの体験もできるこのプロジェクトは、お子さんと一緒に参加しても貴重な経験になりそうです。
Information
SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE
住所:山形県鶴岡市北京田字下鳥ノ巣23-1
電話番号:0235-25-7424
バス駐車場:要問合せ
蔵王に誕生した「山形酒のミュージアム&湯けむり屋台つまみ」
蔵王温泉街に登場した「山形酒のミュージアム」は、山形銘酒の魅力と実力を「知って味わう」ユニークな施設。県内49蔵元の日本酒が一堂に会します。
吟醸王国といわれる山形で、数々の品評会で高い評価を得た希少な日本酒も。すべて1杯から試飲できるので、自分好みの1本を探すのにぴったりです。
また、山形の郷土の味を堪能できる「湯けむり屋台 つまみ」が併設されており、山形のソウルフード「いも煮」などの和食だけではなく、ガーリックシュリンプなどの多国籍料理も!
蔵王温泉内にある宿泊施設やバスターミナルなどでは、ミュージアムで使える無料の日本酒試飲券を配布。1日1杯まで無料で試飲可能なこのチケットを手に入れてからお出かけくださいね。
Information
山形酒のミュージアム
住所:山形県山形市蔵王温泉951
問合せ先:023-694-9052
営業時間:11時~17時、不定休
映えスポットとして人気「七日町御殿堰」
山形市にある七日町御殿堰は、農業用水堰「山形五堰」の一つ。「御殿堰」を石積み水路に再生した新水空間と堰の景観を活かし、2020年(平成22年)に誕生した再開発商業エリアです。
「御殿堰」は、約400年前に山形城主・鳥居忠政が町の生活用水や農業用水を確保するために造られたもの。七日町は蔵王山系より流れる豊富な水によってできた扇状地であり、「奥羽の驍将」と呼ばれた最上義光の城下町です。
風情ある街並みには、和風喫茶や呉服店、蕎麦処、カフェレストラン、米沢伝統工芸のアンテナショップ、石見銀山のアンテナショップなども。レトロな建物を眺めながら散策するのもおすすめ。
ステキな写真をたくさん撮って帰りましょう。
Information
七日町御殿堰
住所:山形県山形市七日町2丁目7-6
電話:023-623-0466(七日町御殿堰開発株式会社・結城屋内)
バス駐車場:山形市桜町に観光バス専用駐車場あり、ここからの回送で利用
山形バス旅行でおすすめの観光スポット&アクティビティ
山形出発で日帰りや1泊2日のバス旅行でおすすめの立ち寄り先をダイジェストにご紹介!団体で楽しめるアクティビティも合わせてチェックしてみてくださいね。
庄内エリア「出羽三山」「鶴岡市」「酒田市」
庄内エリアは日本海と修験道の聖地である出羽三山を有する場所。城下町として栄えた鶴岡や港町としてにぎわった酒田などが有名です。
出羽三山は羽黒山・湯殿山・月山を総称し、羽黒山には東北地方唯一の国宝・五重塔があることでも有名。羽黒山頂には冬季参拝ができない月山・湯殿山と羽黒山の三山の神々が祀られています。
鶴岡市にはもう一つ有名なクラゲの水族館「加茂水族館」も。60種類以上のクラゲを展示するのは世界でも例をみない規模。クラゲを素材にしたお料理も楽しめます。
鶴岡公園(鶴岡城址)には、庄内藩主酒井家の御用屋敷だったものを博物館として公開した「致道博物館」「酒井氏庭園」「民俗文化財収蔵庫」などもおすすめです。
酒田市に行くなら外せないのが「土門拳記念館」。昭和を代表する写真家で、リアリズムにこだわった報道写真や、寺院仏像など日本の伝統文化を独特の視点で切り取った作品は必見です。
「港町・酒田」のシンボルである「山居倉庫(米保管倉庫)」は、NHK朝の連続テレビ小説「おしん」のロケーション舞台にもなりました。
また、酒田では山海の食材を使った「酒田フレンチ」「ラーメン」が有名。山形のグルメレベルの高さに感動すること間違いなしです。
Information
つるおか観光ナビ
住所:山形県鶴岡市
電話:0235-25-7678(観光案内)
羽黒山周辺のバス駐車場:随神門前駐車場
やまがた酒田さんぽ
住所:山形県酒田市
電話:0234-24-2233(酒田観光物産協会)
置賜エリア「米沢市」「高畠町」
置賜(おきたま)エリアは、山形県南部にあり、東は奥羽山脈、西は朝日山地、南は吾妻山地・飯豊山地と山に囲まれた場所。最上川の源である吾妻連峰裾野にひろがる米沢盆地は、上杉の城下町として栄えた歴史があります。
熊野大社のある南陽市、ワインで有名な高畠町、紅花生産日本一の白鷹町、NPO法人「日本で最も美しい村」連合に加盟している飯豊町など、自然に恵まれたスポット。
戦国最強の武将・上杉謙信を祭神とする「上杉神社」、米沢城二の丸跡地にある「米沢市上杉博物館」など上杉家ゆかりのスポットがたくさんあるので、ぜひ巡ってみましょう。
高畠町にある「高畠ワイナリー」はぶどう畑やワイン製造工程の見学も可能。併設のワイナリーショップで試飲やお買い物を楽しめます。
4月中旬~5月中旬の期間限定で神秘的な光景が楽しめるのは、飯豊町にある「白川湖の水没林」。白川湖に雪解け水が流れ込み、まるで湖から木が生えているような不思議な光景が楽しめます。
infomtion
米沢観光Navi
住所:山形県米沢市
電話:0238-22-5111(米沢市観光課内)
バス駐車場:上杉神社・松岬神社へは「松が岬おまつり広場駐車場」を利用のこと(無料)
高畠ワイナリー
住所:山形県東置賜郡高畠町大字糠野目2700-1
電話:0238-40-1840(代)
営業時間:10時~17時(12月~3月は16時30分まで)、年末年始、1月~3月の水曜日はワイナリーショップ休み
バス駐車場:あり、要問合せ
白川湖の水没林
住所:山形県飯豊町数馬
電話:0238-86-2411(飯豊町観光協会)
バス駐車場:白川ダム湖岸公園専用駐車場を利用のこと
村山エリア「銀山温泉」「蔵王温泉」「山寺」
村山エリアは、蔵王・月山・朝日連峰などに囲まれた県央部。県庁所在地である山形市があり、山寺(立石寺)や映画「るろうに剣心 京都大火編・伝説の最後」のロケ地として有名な山形県郷土館「文翔館」などがあります。
東北指折りの歴史や規模を誇る蔵王温泉は、強酸性の硫黄泉で美肌の湯としても人気。蔵王温泉スキー場は単独のスキー場としては日本最大の面積を誇ります。
レトロな温泉街として人気の高い銀山温泉。洋風木造建築の旅館が銀山川両岸に立ち並び、風情ある温泉街が人気です。
桜の名所であり、将棋駒の生産量日本一を誇る天童市では、春になると「天童桜まつり」が開催され、人間将棋が人気のイベントとなっています。
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山形市観光協会
住所:山形県山形市
電話:023-647-2266(山形市観光協会)
バス駐車場:山形市桜町観光バス専用駐車場
宝珠山 立石寺(山寺)
住所:山形県山形市山寺4456-1
電話:023-695-2843
バス駐車場:山寺駐車場 大型バス1,000円
山形県郷土館「文翔館」
住所:山形県山形市旅篭町3丁目4-51
電話:023-635-5500
開館時間:9時~16時30分、第1・第3月曜休み
バス駐車場:あり、要予約
蔵王温泉
住所:山形市蔵王温泉
電話:023-694-9328(蔵王温泉観光協会)
銀山温泉
住所: 山形県尾花沢市銀山温泉
バス駐車場:要問合せ、宿泊以外は大正ろまん館に停め置き
天童市観光物産協会
住所:山形県天童市
電話:023-653-1680(天童市観光物産協会)
最上エリア「最上川」「肘折温泉」
最上エリアは、日本でも有数の豪雪地帯。原生林が多くのこされ、出羽山地を東西に貫く最上川から絶景を楽しむことができます。
松尾芭蕉が奥の細道で「五月雨をあつめてはやし最上川」と詠ったように、最上峡の雄大な自然を眺めながら下る「最上峡芭蕉ライン観光舟下り」がおすすめ。船頭さんの舟歌やガイドに旅情をかきたてられます。
冬はこたつ舟も運行するので、雪景色に包まれた山々の景色を堪能できますよ。
肘折温泉は平安時代に開湯したと伝わる古湯。源泉かけ流しの温泉で、湯治が楽しめます。全国屈指の豪雪地帯ということで、3mを超える雪壁にろうそくの火をともした「肘折幻想雪回廊」や地面出し競漕というイベントが行われ、冬でも賑わいます。
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最上川芭蕉ライン舟下り
住所:山形県最上郡戸沢村
電話:0233-72-2011
バス駐車場:高屋駅に大型バス20台駐車可能(無料)
山形のバス旅行で便利な休憩スポット
貸切バスの旅を企画する場合、休憩場所の選定も重要なポイントのひとつ。最低でも2時間ごとに休憩を取る(最低でも1回10分以上)必要があるからです。
そこで、トイレ休憩や団体での食事、お土産購入にも便利な休憩スポットをご紹介しましょう。
道の駅「月山」
国道112号線沿い・梵字川渓谷にある道の駅。2016年にオープンんした「梵字の蔵」ではボルダリングが楽しめるのでファミリー連れにも人気です。
出羽の古道「六十里越街道トレッキング」の拠点としても便利なスポット。山ぶどう研究所では月山ワインやジュースの製造工程を見学・試飲ができ、「そば処 大梵字」では蕎麦打ち体験も!
道の駅 「 田沢」
上杉家にゆかりの深い史跡を巡るには便利な休憩スポット。曲がり家で味わう手打ちそばは絶品です。
道の駅「むらやま」
ドーム型歩道橋で13号線の上り・下りをつなぐユニークな構造の施設。山形牛や平牧三元豚などのブランド肉を楽しめるフードコーナーが人気です。
近くには日本一の規模を誇る東沢バラ園があり、春と秋にはバラ祭で賑わう人気スポット。
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・山口県出発で利用できる貸切バスについて
山形出発で楽しむ貸切バス旅行!定番の観光プラン&料金まとめ
地元発着の日帰りや1泊2日旅行はもちろん、新幹線や飛行機で山形へ移動して、現地の周遊観光に利用するのもおすすめです。
楽しい社員旅行・グループ旅行を企画して、オリジナルの旅を満喫しちゃいましょう。
合宿旅行や遠足などの送迎貸切バスの見積りもOK。どうぞお気軽にお問合せください。
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バス会社の比較がポイント!