2014年“冬だからこそ”うまいもの揃いな山口へ
山口のグルメといえば、真っ先に思いつくのが下関のふぐ ですよね。
一般的に知られている ふぐ という呼び方以外に、
下関では、福をかけて「ふく」とも呼ばれています。
てっさやてっちりなど、この冬の味覚を味わえる様々な料理が
人気ですが、冬の山口の味覚は、ふぐだけじゃないんです!
下関を筆頭に港町が多いので、海産物は豊富で美味しいのが特徴ですが
この時期に旬を迎え、うまみをぎゅぎゅっと閉じ込めた逸品たちが
実はまだまだあるんです!
また、歴史が生んだB級グルメや
新たな山口名物など、注目枠も満載◎
山口への旅が一段と楽しみになる特集です!
やっぱり冬はこれ!食べ方いろいろ
■■下関天然とらふぐ■■
その昔、毒があることから食べることを禁じられていたふぐ。
明治に入り、山口県生まれの初代総理大臣・伊藤博文が
下関の料亭で食べてたいそう気に入り、晴れて解禁となりました。
お皿の模様が透けるほど切り口の美しいフグ刺しや、
だしもしっかり楽しめるてっちり、
定番のから揚げ、ひれ酒、白子など、楽しみ方はいろいろ。
各種ツアーや下関、山口県内のお店で味わえます。
お好みの食べ方で、冬の味覚の王様を思う存分楽しでみては。
“山口味”なしょうゆ風味
■今が一番美味しい!あんこう鍋■
あんこうの水揚げ日本一なのは、実を言うと下関。
寒くなればなるほどに栄養を取り込み、その身はしっとりぷりぷりに。
冬が旬な白菜やネギ、春菊と一緒にいただく「あんこう鍋」は、
まさに冬のご馳走です。
一般的なあんこう鍋は味噌仕立てが多いのですが
山口のあんこう鍋は、しょうゆ味。
あっさり風味で引き締まった身のうまみや甘味を
じっくりと味わえます。出汁も残さず楽しめる
シメの雑炊は思わずため息がでるほどの美味しさ。
ぜひ一度現地で楽しんでほしい逸品です。
薩摩軍の兵士が作ったB級グルメ!
■川棚温泉名物 瓦そば■
TV番組でとりあげられ、その特徴的な盛りつけと色合いから
一気に人気のB級グルメとなった「瓦そば」。
川棚温泉で食べられる人気メニューとなりました。
文字通り、瓦にそばや具が乗ったこのおそば、
なんと起源は明治10年!薩摩軍の兵士が瓦を使って肉や野菜を
焼いて食べていたのが、のちの瓦そばの原型となったそうです。
熱した瓦の上に、茶そば・味付けした牛肉・錦糸卵・海苔・
小ネギ・紅葉おろし・レモン茶そば・錦糸卵・牛肉をのせた
珍しいフォルムの新しいお蕎麦です。
「一度食べたらやみつき」との声が多数!
是非一度試してみたいご当地グルメです。
焼き鳥日本一を目指してます
■州黒かしわ の 焼き鳥■
平成17年の市議会一般質問にて
「焼き鳥日本一のまち」の提唱を受けた長門市は
調査を行い、焼き鳥を扱う店舗が市内に37店、
さらに、人口1万人あたりの店舗数が8.7軒であることが判明しました。
これは、日本屈指の焼き鳥地域として公表している
久留米市、東松山市、室蘭市などと同様の数値。
その後「焼き鳥日本一」を旗印に、長門市は焼き鳥を
活用した地域おこしを実施しています。
また、長門市は養鶏業が盛んな地域町でもあり、
県産オリジナルの「長州黒かしわ」を使った様々な
焼き鳥が市内で味わえるようになっています。
臭みがなく、柔らかさの中にあるぷりっとした歯ごたえと
凝縮されたうまみを、じっくりと楽しめます。
車海老養殖発祥の地でぷりウマっ
■秋穂の車えび■
100年以上前の明治26年に生まれた秋穂の車えび養殖。
土作りから始まり、水・餌・育て方にこだわった
養殖えびの一級品。丁寧に育てられた旬のえびは、
甘さはもちろん、身の引き締まり方が違います!
刺身・塩焼き・フライももちろん絶品ですが
なんといっても「踊り食い」がおすすめ。
新鮮だからこそできるえびの踊り食い。
ぜひ現地のお店で堪能してください。
山口の冬グルメ、いかがでしたでしょうか?
ふぐやあんこう、えびなどの海の幸のほか、
意外にも「焼き鳥の街」でもあったのはちょっと驚き!
いろんな美味しさを持つ山口県で、ちょっとリッチな冬の味覚を
思いっきり楽しんでみてはいかがでしょうか。
[写真・情報提供:山口県Photo素材集 http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/
一般財団法人山口観光コンベンション協会 http://www.yamaguchi-city.jp/]
※料金やサービス等は取材当時のものです。最新の情報は公式ホームページを参照してください。
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