山梨へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「なるさわ」
道の駅「なるさわ」は、西湖と河口湖の間、国道139号線沿いにあります。中央自動車道・河口湖ICからバスで約15分程度。東名高速道路からなら御殿場ICで下車し、東富士五湖道路・富士吉田市ICで下車するか、富士ICで下車して国道139号線を利用するかのいずれかになります。
駅のある鳴沢村は、富士山頂から大沢沿いに静岡県富士宮市と接する県境にあります。標高900m~1,000mの高冷地で、年平均気温が10.8℃。冷涼な気候でキャベツやダイコン、トウモロコシなど、甘くておいしい作物が育ちます。
視界を遮るものがないため、駅から眺める富士山の眺望は素晴らしく、絵のような富士の眺めを目的に訪れるリピーターさんも少なくないほど。展望台からは富士山と青木ヶ原樹海が一望できます。
駅構内には品揃え豊富な「なるさわ物産館」、リーズナブルな値段が人気の食堂、休憩所、観光案内所があります。また、地下300mからくみ上げたバナジウム豊富な富士山の伏流水「不尽の名水」があり、無料で持ち帰ることもできます。ただし、水量が少ないため、その場で飲んで楽しむか、ポリタンク1個までにとどめるように、他の方への気遣いをお願いします。
その他、富士山の自然や歴史を楽しく学べる「なるさわ富士山博物館」、「自然探索路」、「溶岩樹型」なども併設。宿泊施設「緑の休暇村」や富士眺望の温泉「ゆらり」も隣接しているので、滞在を楽しみながらゆっくりくつろぐこともできます。
「なるさわ」のグルメ情報
●軽食堂
ここでの名物は富士桜ソフトクリーム。「富士桜」は、富士山麓に生息する桜で春に小さなかわいい花を咲かせます。赤紫色の実は甘酸っぱく、爽やかな風味。ソフトクリームはうっすらとピンク色をしており、さっぱりとしています。夏は富士桜かき氷もおススメ。
食事メニューは一般的な軽食が中心で、カレーやピラフ、うどんやそば、ラーメンなどの麺類、スナック類があります。
[営業時間]9時30分~17時30分
「なるさわ」周辺の見どころ
●なるさわ富士山博物館
平成20年7月にリニューアルオープン。シアターでは、3面マルチスクリーンを使用し、富士山の景観や生い立ち、麓の自然、山頂の様子などを迫力いっぱいの映像で再現しています。恐竜エリアでは、火山の爆発で埋もれたT-REXを展示。この他巨大な富士山模型や、植物や動物を標高別に紹介するギャラリーも。
あらたに登場した鉱石ミュージアムでは、山梨の地場産業である水晶研磨技術にちなんだ水晶原石や天然石、パワーストーンなどのお土産を購入することもできます。オリジナルブレスレットをつくり、購入することもOKです。
1周約1.5㎞の自然探索路では4月下旬にミツバツツジが一斉に咲き、美しい景色になります。毎年この時期に「鳴沢つつじ祭り」を開催。
[営業時間]9時~18時、年中無休・入館無料
●富士眺望の湯「ゆらり」
富士山を望む標高1,000mにある天然温泉。富士山からの気のエネルギー(マイナスイオン)を取り入れる設計と、高品位水「ナノ水」(水に振動を与え、分子の固有振動を活発にしたもの)を導入。水がやわらかく、浸透性にすぐれ、美肌効果を実感できます。
霊峰露天風呂、湧水風呂、洞窟風呂、塩釜蒸し風呂、砂蒸し風呂など16種類のお風呂が楽しめます。
貸しタオル、バスタオル付で大人1,200円、貸しタオル付で子ども600円です。砂蒸し風呂、迎賓風呂は別途料金が追加になるので詳細は問い合わせを。
[営業時間]10時~22時、年中無休
[問合せ先]Tel:0555-85-3126
●富士緑の休暇村
ゆったり過ごせる和室が中心の宿泊施設。富士山の雄大な眺めを楽しめるお部屋も多く、広々としたセンターハウス、パノラマ食堂、BBQ場、富士眺望の湯「ゆらり」が併設されています。
企業や学校の団体も多く受け入れており、合宿や研修、はんごう炊さんなどの体験プロゴラムも用意されています。
富士五湖では最大級の人工芝グラウンドも完成。大会や合宿に最適です。周辺にはオリエンテーリングコース、ハイキングコース、登山コースも整備。
[問合せ先]Tel:0555-85-2236
●鳴沢氷穴
自然の起伏にとんだ竪穴型洞窟。青木ヶ原樹海の東入口にあります。昭和4年、文部省の天然記念物に指定。864年の富士山側火山長尾山の噴火の際、古い寄生火山の間を灼熱に焼けた溶岩流(青木ヶ原丸尾)が流れ下ってできたものです。
内部の気温は平均3度と低く、1年中氷におおわれています。天井からしみだした水滴が凍り、できた氷柱が見もので4月ごろにもっとも成長します。その年によっては直径50㎝、高さ3mという巨大なものも出現。環状になっているので内部をぐるりと一周できます。
[営業時間]9時~16時30分(時期により営業時間が異なるので問合せを)
[問合せ先]Tel:0555-85-2301
「なるさわ」おすすめのお土産情報
●鳴沢うどん
コシが強いと評判です。
●キャベツワイン、富士桜ワイン
おいしい高原キャベツがとれる鳴沢村ならではのワイン。ほのかにキャベツの香りがするワインです。富士桜ワインは富士桜の実(5月中旬に実をつける)と甲州ブドウを3対7の割合でまぜ、発行させたもの。駅と鳴沢村農協のみで販売されています。
●鳴沢菜
江戸時代から栽培されているカブナ類の一種で富士北麓鳴沢村の特産品。野沢菜のように浅漬けとして使われている野菜です。地元ではおじやや味噌汁の具としても人気があります。
鳴沢菜のおやきもあるので、ぜひ、味見してみては?
●地元高原野菜や果物など
イチオシはキャベツ。その他、白菜、芋、大根、玉ねぎなど季節ごとの野菜がたくさん手に入ります。山梨といわばフルーツ王国。さくらんぼ、桃、ブドウ、ブルーベリー、柿など値段も安く地元の人もよく利用しています。
●プレミアムピーチ
東日本屈指の桃源郷で育った白桃の最高峰!甘くとろけるような食感、糖度が高く別格のおいしさを誇るといわれています。しかも大玉なので食べごたえ抜群です。
施設名:道の駅 なるさわ
アクセス:
河口湖ICから車で20分
富士急行河口湖線 河口湖駅からバスで25分
住所:山梨県南都留郡鳴沢村8532-63
電話:0555-85-3900
開館時間:休憩室・インフォメーションセンター 8時30分~17時/物産館 9時~18時(GWおよび夏季の繁忙期は8時~20時)
休館日:年中無休
駐車場:第1:普通車102台、大型バス15台、身体障害者用4台 第2:普通車68台、身障者用2台、二輪車用15台
第3:普通車88台
トイレ:男10、女8、身体障害者用各1、家族用1(おむつ台・子ども用便器あり)
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