山梨へ春の日帰りバスツアー!「富士芝桜まつり」「ピーターラビット™ イングリッシュガーデン」がおすすめです
GWはすぐ目の前!どこか日帰りで旅行を楽しみたいと考えている団体・グループにおすすめのスポットをご紹介しましょう。
それは山梨県にある「富士本栖湖リゾート」です。毎年、約1万5千㎡の敷地内に美しい芝桜が咲き誇り、富士山との絶景コラボレーションが楽しめる人気のイベント「富士芝桜まつり」。
今年は桜の開花同様、ゆっくりなようですがGWには満開を迎えるのではないかという予想です。富士急行株式会社がメディア向けに実施したプレスツアーに参加してきたので早速ご紹介していきましょう。
快晴に恵まれた中央自動車道・談合坂SAは大好物の観光バスでいっぱい!
プレスを乗せたバス2台は富士急行株式会社の本社ビル(初台)を出発し、中央自動車道で富士本栖湖リゾートへ向かいます。平日ということもあり順調なドライブ。
途中、談合坂SAに立ち寄ると、たくさんの観光バスが停まっていました。インバウンドのお客様も増えて、貸切バス、特に大型の観光バスはあちこちでひっぱりだこのようですね。
すでに芝桜が咲き始めている「富士本栖湖リゾート」、GWには咲き揃う予想
「富士本栖湖リゾート」に到着。さっそく2024年「富士芝桜まつり」の見どころをご案内いただきました。芝桜の開花時期は地域により多少のずれはあるものの4月~5月が見ごろ。
桜の開花同様、今年は少し芝桜の開花も遅れたようですが、夏日のような暖かい日もあったのですでに開花していました。GW頃には咲きそろい、見ごたえのあるピンクの絨毯が楽しめそうとのこと。
イベントは5月26日(日)まで開催されます。
「富士本栖湖リゾート」では「ピーターラビット™ イングリッシュガーデン」も開園スタート
「富士本栖湖リゾート」のもう1つの目玉はイギリス式の本格的な庭園「ピーターラビット™ イングリッシュガーデン」があること。こちらは2022年4月に開園し、首都圏最大級のイギリス式庭園ということで大人気に。
イギリス人ガーデンデザイナーのマーク・チャップマンさんが庭園デザインを監修。春から初冬にかけて約300種類の草木や花々が次々と咲き誇ります。
庭園内にはピーターラビット™の作品に登場するキャラクターたちのフォトスポットや、物語の一場面を取り出して展示する「ストーリートレイル」も。カフェやショップも併設されているので、ピーターラビット™のファンにはたまらないスポットにもなっています。
「富士芝桜まつり」2024年のテーマは「息をのむ、ピンク。」
「富士芝桜まつり」は2024年で17年目を迎えます。会場内には7種類の芝桜が植えられ、残雪が美しい富士山とのコラボレーション写真が撮影できることで人気があります。
今年、植えられている芝桜はマックダニエルクッション(濃いめのピンク)、モンブラン(白の芝桜)、オータムローズ、多摩の流れ、オーキントン・ブルーアイ(淡い赤紫色)、ジャイアントローズ、スカーレットフレームと色とりどりです。
会場内にはフォトジェニックなスポットがたくさん!おススメのスポットを紹介していきましょう。
「富士芝桜まつり2024」会場内で最高に“映える”3大フォトスポット
「富士芝桜まつり」最大の目玉は富士山や芝桜の絶景を楽しめるフォトスポットがあること。2024年新たに、東京藝術大学デザイン科箭内研究室の学生とコラボレーションしたフォトスポット「飛び出す絵本の世界」が登場しました。
この他にも既存のフォトスポットが2か所。1つは「幸せの黄色い扉」です。
取材した4月17日の時点ではまだ芝桜が咲きそろっていないので寂しい感じがしますが、満開を迎えると、ピンク色の絨毯がグラデーションを描き、なんともフォトジェニック!
そしてもう1か所が「ピンクの海を旅する小舟」。こちらも満開を迎えると、ピンクの絨毯の海を旅するような小舟上で素敵な写真が撮影できますよ。
この他にも記念撮影が楽しめるスポットが随所にあるので、ぜひ巡ってみてくださいね。
無料で配布されるフォトフレームカードで、自分だけのオリジナル写真撮影も!
「富士芝桜まつり」会場では写真を撮る際に活用できるフォトフレームカードを無料で配布。イラストのくりぬかれた部分に風景をうまく当てはめて、面白い写真を撮影することができますよ。
お気に入りの1枚をぜひ撮影してみましょう。
「ピーターラビット™ イングリッシュガーデン」の見どころもチェック!
「富士芝桜まつり」と同じ2024年4月13日(土)からオープンしている「ピーターラビット™ イングリッシュガーデン」。こちらは11月24日(日)まで開園予定です。
ピーターラビット™は「ピーターラビットのおはなし」(原題The Tale of Peter Rabbit、作ビアトリクス・ポター™)の主人公。イギリスの湖水地方の農園を舞台にくりひろげられる物語で、世界110か国48か国語に翻訳され、累計発行部数2億5,000万部以上の世界的ベストセラーとなっています。
「ピーターラビット™ イングリッシュガーデン」では絵本の世界観を再現。庭園の随所にキャラクターたちのフォトスポットがあり、富士山とピーターラビット™とその仲間たちと一緒に撮影することができます。
「ピーターラビット™」の絵本世界を散策しながら楽しめる「ストーリートレイル」
「ピーターラビットのおはなし」をはじめ、絵本シリーズに登場するフレーズやアイテムなどの“おはなしのかけら”を、キャラクターのパネルと共にレイアウトした「ピーターラビット™ ストーリートレイル」。
2024年に7作品を追加し、全部で16種類のスポットを巡ることができます。竜神池の脇に広がる木立の中をのんびりと散策しながら物語世界へ。
「ピーターラビット™」の愛読者にはたまらない演出。まだ絵本を読んだことがない、という方はこの機会にぜひ親しんでみてはいかがでしょうか。
「ピーターラビット™」のカフェやショップ、ギャラリーなど物語世界に没入できる仕掛けがいっぱい
「ピーターラビット™ イングリッシュガーデン」にはカフェを併設。作品に登場する様々なアイテムをモチーフにしたオリジナルメニューが味わえます。
パイとデイジーの花をイメージした「ブルームパイ」
ピーターラビット™のお話の中で、ピーターのお父さんがマグレガーおじさんの畑に行き、おばさんにパイにされてしまった、というエピソードがあります。ちょっとびっくりしてしまうようなエピソードですね。
大人気の「マグレガーおじさんのとれたて野菜のブーケサラダ」
色とりどりのフレッシュ野菜やスモークサーモンを花束のように盛りつけた「マグレガーおじさんのとれたて野菜のブーケサラダ」。見た目の美しさと相まって大人気メニューとなっています。
2024年の新作「3種ビーンズのカレー」
2024年の新メニュー「3種ビーンズのカレー」、実際に試食させていただきました。コクのあるカレーソースと素朴な豆のハーモニー。
付け合わせのアチャールと一緒にいただくとより一層おいしくなります。
この他、ごはんを富士山の形に盛り付けた「彩りローストビーフプレート」や「ジマイマのエッグハンバーグ」、「ケジャリー風スパイシーピラフ」などなど、魅力的なメニューが揃っていました。
オリジナルグッズも揃うショップ&ギャラリー
ピーターラビット™のオリジナルグッズや山梨の名産品などを取りそろえたショップ。ピーターラビット™の世界を体感できるギャラリーを併設しています。
ギャラリーでは、「ピーターラビットのおはなし」をはじめ、「赤りすナトキンのおはなし」「かえるのジェレミーのお話」など、全部で5つのおはなしをテーマとした展示で楽しませてくれます。
「ピーターラビット™ イングリッシュガーデン」オリジナルのぬいぐるみや、ティーストレーナー付きマグカップ、スティックキーホルダーなど、魅力的なグッズもいっぱい。忘れずにのぞいていきましょう。
園内を散策しながら食べ歩きも楽しめる、キッチンカーやテイクアウト店も出店
「富士芝桜まつり」会場にはテイクアウト店やキッチンカーなどがずらり。山梨ご当地グルメを気軽に食べ歩きも楽しめちゃいます。
気になったメニューをダイジェストでご紹介しましょう。
「カフェ スタンド」の「富士山溶岩からあげ」
まるで溶岩のようにごつごつして真っ黒なビジュアルがインパクト大の「富士山溶岩からあげ」。タレに漬け込み、食用の竹炭で色を付けているそうです。
すでにカレーでお腹いっぱいだったのでデザートとして「桔梗信玄餅ソフト」をいただきました!山梨県の銘菓といえば、桔梗屋の信玄餅。きな粉や黒蜜とソフトクリームの相性は抜群でペロリと完食です。
この他、「絶品もっちりカレーパン」「富士山はんぺん」「フジヤマフロート」など、気になるメニューがいろいろありますね。
「フジヤマクッキー」の「フジヤマハニーカステラ」
続いて富士山型のベビーカステラを販売するキッチンカー「フジヤマクッキー」。こちらはちみつをふんだんに使用して焼き上げた「フジヤマハニーカステラ」などを販売しています。
こちらお土産として購入。富士山型のベビーカステラを串に刺して、ホワイトチョコレートやサクラ・イチゴチップをちりばめた食べ歩きスイーツも大人気で、会場内でよくお見掛けしました。
この他、ご当地グルメが満喫できる楽しいキッチンカーがいろいろ。
会場内にテイクアウトしたフードを食べることが出来るテーブルや椅子などもあります。散策に疲れたらこちらで一休みができますよ。
ぜひ、山梨のご当地グルメも楽しんでくださいね。
Information
富士本栖湖リゾート 富士芝桜まつり2024
開催期間:2024年4月13日(土)~5月26日(日)
営業時間はこちら≫
入園料:中学生以上1,000~1,300円、3歳以上500~700円
バス駐車場:2,000円
*開花状況は公式Instagramでチェック
■取材協力
「富士芝桜まつり」とともにバスで周遊して楽しめるおすすめのモデルコース
「富士本栖湖リゾート」周辺にはおススメの観光スポットやテーマパークがあります。日帰りモデルコースと1泊2日モデルコースをご紹介しましょう。
日帰りモデルコース
都内出発==「富士本栖湖リゾート」着・芝桜まつりやご当地グルメを満喫==忍野八海==山中湖温泉・紅富士の湯で日帰り入浴==都内着終了
1泊2日モデルコース
1日目)都内出発==「富士本栖湖リゾート」着・芝桜まつりやご当地グルメを満喫==鳴沢氷穴==河口湖周辺の宿に到着・終了
2日目)宿出発==富士急ハイランド着・テーマパークで遊ぶ==御殿場プレミアムアウトレットでお買い物==都内着終了
「富士本栖湖リゾート」「富士急ハイランド」共にGW期間中は、中央自動車道を含め大変な混雑が予想されます。できればGW期間中を避けて来場されるのがおすすめ。
どうしてもGW中が、という場合は時間に余裕を見てスケジュールを組まれるようお願いします。
富士急行では「富士本栖湖リゾート」の入園チケットだけではなく、「朝霧高原んまかいの牧場」「富士サファリパーク」「河口湖音楽と森の美術館」「下部ホテル日帰り温泉」などのセット券もオンラインで発売中。
参加者の顔触れに合わせて、楽しいバスツアーを考えてみてはいかがでしょうか。
バス会社の比較がポイント!