バス酔いしやすい人に!車酔い対策に効果的なツボの場所と押し方
こんにちは!編集部Iです。
せっかくのバス旅行もバス酔いで台無し、なんてことだけは避けたいですよね。
そこで前回は、バス酔いをしやすいオトナのための予防策をご紹介しました。(子どものバス酔い対策はこちらをどうぞ)
今回は車酔いしてしまうのは避けられない、という方向けにさまざまな対策法について解説していきます。
車酔いには「酔い止め薬」を事前に飲むが確実
事前に講じられる策はしっかり対処して、楽しいバス旅行を満喫したいもの。それにはやはり、経口タイプの酔い止めの服用をおすすめです。
編集部が最も推薦するのは第2類医薬品の「トラベルミン」です。
トラベルミンは乗り物酔いの症状の予防及び緩和に有効な大人用の酔い止め薬です。乗り物に酔う心配がある場合は、バスに乗車する30分前には服用しておきましょう。
また、すでに酔ってしまった時でも後から服用することによって乗り物酔いの症状のめまい・頭痛・吐き気を改善する効果があります。
服用タイプの酔い止めには「水なし」で飲めるタイプもあります。
たまに車酔いするという人は第2類医薬品の「センパイア」を持参していくと便利。乗り物酔いのめまい・頭痛・吐き気の症状を予防・緩和します。
また、気分が悪くなってからであっても、すぐに服用すればめまい・頭痛・吐き気をしずめてくれます。子どもが服用できないタイプもあるので注意書きは良く読んで確認しましょう。
車酔いしないために、朝食はしっかり食べる!
遠足や修学旅行でバスに乗り込む前に、同行する先生から「ちゃんと朝ご飯は食べてきた?」なんて聞かれることがよくありませんでしたか?
空腹でバスに揺られると乗り物酔いになる確率は高まります。これは出過ぎた胃酸が悪影響を及ぼすのが原因です。
バス旅行に出発する前はしっかりと朝食をとっておきたいもの。でもつい寝坊して朝食抜き、なんてこともあり得ます。
そんな時には手軽に食べられる機能性食品が便利です。食物繊維が摂れる「グラノーラ」や「ぐーぴたっ」なんかは必須アイテムです。
薬が苦手な人のための車酔い対策グッズ
「薬は副作用があるからなるべく飲みたくない」という方には、自然療法が盛んなドイツやイギリスなどで愛用されている「フラワーエッセンス」がおすすめです。
フラワーエッセンスはヨーロッパが発祥で、世界60か国以上で取り入れられている自然療法の一つ。植物や生物、鉱物などのエネルギーを水に転写した「波動水」というただの水ですから、副作用はまったくありません。
飲み物に入れてもいいですし、直接舌の上に数滴たらしても構いません。ただ、保存料としてビネガー(お酢)やアルコールを使用している場合があるので、味が苦手と感じる場合もあります。
「あまり聞いたことがないし、口にするのはちょっと・・・」という方でしたら、手首の内側に刷り込んでも効果的です。
編集部のおすすめは「レスキューレメディ」です。乗り物酔いだけではなく、何かショックなことがあった時でも気持ちや心のバランス維持を助けます。
お子さんには、「バッチフラワーレメディ レスキューパステル 」というドロップタイプもあります。お味は、オレンジ&エルダーフラワー風味、ブラックカラント風味、レモン風味の3種類があります。
その場で実践できる車酔いに効果的なツボ
車酔いに即効性があるのは酔い止め薬の服用ですが、「どうしても薬はいや!」という方もいるでしょう。そんな方には、車酔いに効果的なツボを押す、という対処法もあります。
人間の内耳には、「三半規管」と呼ばれる器官があり、平衡感覚を司っています。乗り物による不規則な揺れが三半規管に影響を及ぼし、胃の不快感や冷や汗などの乗り物酔いの症状があらわれるのです。
「反射区」という言葉を、お聞きになったことはありますか?
ツボとよく混同されるのですが、ツボは気のめぐりを正常に戻すことで、全身のバランスを整えるものです。これに対して反射区は、足裏や頭部を刺激して、器官や臓器にピンポイントで働きかけるのが特徴です。
三半規管の反射区は、足の甲と第5指及び第4指の間にあります。ここを少し痛いぐらいの力で、やさしくもみほぐしてみてください。
足の甲は背中の反射区なので、足指の間をマッサージすることで、背中の緊張を解きほぐすことができます。ここをイタ気持ちいいぐらいの力加減でもみほぐしてあげるといいでしょう。
「車中で裸足になって、マッサージはちょっと・・・」とためらう方は、手のひらの反射区をもんでみましょう。
手も足も反射区の効用は同じですから、薬指と小指の間をほぐしてもオーケーです。
また指の爪を挟むように刺激すると、自律神経を整える効果があります。
また「内関」というツボがあり、ここを刺激すると胃痛や吐き気などの乗り物酔いの症状を和らげる効果があります。
この内関はストレスを軽減する効果も認められているため、最近ではこのツボを押さえるバンドも市販されています。
他にも、肩や首回りの筋肉をほぐして、三半規管への血流を促すことも効果的です。
その際は、親指を「風池」や「天柱」などのツボに当て、ゆっくりと後ろに傾けるようにして刺激してみてください。
嘘かホントか?「4円を持っていくといい」
つい先日、バス酔いで検索しいたら、面白いアドバイスを発見・・・!
「4円持っていくといい」
1円、2円、3円、4円(よえん)といいながら渡すといいそうです。(こういうの好き!)
そこで、私が考えたのは、4円を「内関」のツボに充てて、テープとかで張り付けていったらいいのでは?!
これなら、絶対に酔えんですよね!!!
この他、車酔いを予防する方法をいろいろ試してみよう!
ここまで、薬の服用やツボをマッサージするなど、車酔いの症状を軽減させる方法について見てきました。
それ以外にも、車酔いのつらさを和らげる方法として「景色を眺めて気を紛らわす」などいろいろありますが、中でも特に効果的なものを確認しておきましょう。
バス乗車中の服装や姿勢で車酔いを予防
バスに乗車する際には、あまり身体を締め付けるような服装はさけましょう。まして車内で長時間を同じ姿勢で過ごすようであれば、なるべく身体をくつろがせるような服を選んでください。
また乗車中に頭がぐらぐらと揺れると平衡感覚が狂いやすいので、その場合は首マクラなどを利用すると良いでしょう。
自然な香りを利用して車酔いを予防
アロマオイルは乗り物酔いに効果的!ただし、自分にとって良い香りでも他の乗客の迷惑になることもあります。
そのためティッシュに1滴たらしてバッグに忍ばせたり、マスクの中に入れて回りに香りが拡散しすぎないような配慮が必要です。
車酔い対策の香りとしてはペパーミントやレモンなどの柑橘系がおすすめ!胃の粘膜を刺激して、健胃作用やリフレッシュ効果が期待できます。
グレープフルーツやベルガモット、オレンジもレモン同様、消化器系の働きを良くする作用があります。ただしペパーミントは、皮膚や鼻の粘膜に過剰に刺激を与えることがあるので、マスクの中に入れるのはやめましょう。
車酔い対策に効果的なツボの場所と押し方まとめ
最近よく言われる「3D酔い」は、スマホやゲーム機などをバスの中で眺めることで起きる車酔いです。細かい文字を読んだり、小さな画面を見続けるのはよくないので避けましょう。
バスの前の方の席は、運転席越しに前が見えるので酔いにくい(視界が開ける)といいます。前方に座れなかった場合は、なるげく遠くの景色を眺めるようにするといいでしょう。
ちなみに以前、船酔いしたときの対処法を、クルーズ船の船長に伺ったところ『床にぺたりと伏せて、船の揺れと体を同調させると早くよくなる』といわれました。
確かに!やってみたら効果がありました。
しかしながら、バスの床に寝るのは無理(危ないし・・・)なので、客船やフェリーの時、試してみてくださいね。
バス会社の比較がポイント!