最新の都市間高速バス(エアロエース)が東濃鉄道に納車!
こんにちは!編集部Iです。
最近話題の豪華仕様の観光バス・高速バスに加え、安全性の高いバスへのニーズが高まっていることを感じます。
つい先日、政府、与党で固めた大枠の2017年度税制改正で、安全性の高い新型バスを導入した事業者への減税措置を創設したそうです。
貸切バス事業者が最新の安全技術を搭載した大型バスを導入した場合、当面1年間の時限措置として自動車重量税と自動車取得税を軽減するという内容。バス会社側で、事故防止に積極的に取り組めるよう、後押しする内容になっています。
特にこれからは年末年始の帰省や旅行など、高速バスや夜行バスを利用する機会が増えてくる時期。各バス事業者が安全運行に取り組むとともに、安全性能を装備した新型バスの割合が増えていくのは、うれしい限りです。
さて、今回は三菱ふそうさんの先進の安全性能を装備したエアロエース納車の様子をレポートします。
納車先は、美濃の東「東濃地域」をカバーする岐阜県多治見市にある東濃(とうのう)鉄道株式会社さんです。
東濃鉄道さんでは、2016年8月にも三菱ふそうさんの「エアロクィーン」をベースにした豪華仕様観光バス「エグゼクティブ V1 36」の2台目を導入したばかり。
より快適な乗り心地を求めて、変化する利用者さんのニーズに合わせて、バス会社さんも積極的に取り組んでいる様子が感じられますね!
「東鉄」の愛称で、地元から親しまれているバス会社
東濃鉄道さんは、もともとは鉄道も運行していましたが、1970年代に鉄道事業を終了。現在では名鉄グループの一員として、多治見市、可児市、恵那市などの広いエリアをカバーする路線バス、新宿までの高速路線(JR関東と共同運行)、小さなエリアをカバーするコミュニティバス路線などを担っています。
貸切バス(観光バス)では、三菱ふそうさんのスーパーハイデッカー「エアロクィーン」をベースにした「エグゼクティブ V1 36」2台の他、ハイデッカーセミサロンバス「Super Coach53」、日野自動車さんのセレガをベースにした「Super Coach60/55」を所有。
ちなみに8月にも導入された「エグゼクティブ V1 36」は、1台目は多治見に配置され、2台目は小牧へ配置されています。
乗客定員数は36名とゆったりとしたレイアウト。
座席は4列ワイドシート(肘掛け付き)で、長時間移動でも疲れにくいフットレスト、レッグレストが装備されています。ちなみにお客様からの要望が多い、充電専用のUSBポートが各座席に付いています!
バスの外観はブラウン系、内装もシックなカラーリングで落ち着いた印象にまとまっていますね!
東京とを結ぶ高速路線で安全性能の高いバスを導入
今回納車されたバスは、三菱ふそうさんの安全技術、衝突被害軽減ブレーキ(AMB) 、運転注意力モニター(MDS-III)、車線逸脱警報装置(LDWS) 、車間距離警報装置(ディスタンスウォーニング)など、先進の安全装備をそなえたもの。
さらに、デジタルタコグラフ 、ドライブレコーダー 、バックソナー 、左方視界カメラも装備。
座席は2列×2列の並び。
長距離、長時間の移動ということを考えると、利用者にとって価格はもちろんですが、安全性の高さは関心の高いところ。
東濃鉄道さんは「貸切バス事業者安全性認定制度(セーフティバス)」で、最高ランクの三ツ星を取得しています。
それは、バスのハード面での備えはもちろん、安全な運行のために絶え間なく努力を重ねてきた証。
高速バスはもちろん、貸切観光バス旅行を、東濃鉄道さんの最新バスで安全に楽しんでくださいね。
■取材協力
東濃鉄道株式会社
http://www.tohtetsu.co.jp/index.html
■写真提供
三菱ふそうトラック・バス株式会社
http://www.mitsubishi-fuso.com/jp/
バス会社の比較がポイント!