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髪はぼさぼさ~福岡オープントップバスに乗ってみた!

こんにちは。新人のIです!

年末、祖父母の住む福岡へ帰省する際に、福岡オープントップバスに乗ってきました。
今回はその乗車レポートを書きたいと思います。

実は歴史が古い、福岡のオープントップバス

まず、福岡オープントップバスについて簡単な説明を。
福岡オープントップバスは、
福岡市内の主要観光スポットを案内してくれる屋根のない二階建てバスです。
東京でいうはとバスや東京スカイバス的存在ですね。

バスの車体は日本初の国産オーダーメイドとなる二階建てオープントップ。
オープントップとは“屋根なし”という意味だそうです。
日本初!ということはあの有名なはとバスよりも屋根なしバスとしての歴史は長いんですね~

ルートの違う三つのコースから選ぶことができたので、
今回は定番と書いてあった「シーサイドももちコース」を選択!!

私は予約を取ったのですが、当日空席があれば予約なしで乗ることも可能みたいです。
しかし年末のこの寒い時期にも関わらず、
結構席は埋まっていたので予約するのが確実です。電話で簡単にできますよ!

いよいよ当日!早く到着しすぎてしまったので
まずは朝ごはんに博多ラーメンを食べます。

hakata_nudle_nagahama
とんこつスープと紅ショウガのコントラストが美しい!

行ったのは元祖 長浜屋。ラーメン一杯500円と驚きの安さです。
テーブルに置いてある紅ショウガとすりごまをたっぷり入れるのがポイント。
お味のほうは…

め、めちゃくちゃうまーい!!

びっくりしました。
東京にも博多ラーメンのお店は結構ありますが、なんというか別次元の美味しさ。
博多ラーメンは絶対!本場博多で食べるのがオススメ!

お腹も膨れたのでツアー出発地点の福岡市役所に向かいます。
市役所内の乗車券カウンターで出発の20分前までにチケットの発券を済ませます。

chicet_counter
福岡オープントップバスのチケットカウンター

無事にチケットをゲット。
1人で乗るのは寂しかったので妹を召還(ムリヤリ)しました。

chiket_get
大人は1人1,540円です

屋根なしのバスなんて寒いだろうな~とかなり厚着をしていったのですが

なんと!ベンチコートの貸し出しサービスがありました。
これはありがたい!と厚着の上にさらにベンチコートを着込みます。

写真はベンチコートを着た妹。
なんだかいっぱしの誘導スタッフみたいです。

bench_coat
寒い時期でも快適に乗れるよう工夫がありますね

そして遂にバス発見!

fukuoka_opentop_bus
東京のものとはデザインが違って新鮮!

2階建てのバスに乗るのもこんなに間近で見るのも初めてです。
当たり前ですが、普通のバスよりも大きいですね。
通常のバスの天井よりも更に上に座ると思うとテンションが上がります。

bus_seat
視界が一気に開ける感じ

いよいよ乗車。おお~、高い!

走っている車がはるか下に見えるのは新体験です。
街路樹や信号機に今にも触れそうで、スリル満点です!

お客さんはお年寄り、親子と様々。
私たちの前ではおそらく韓国人のカップルが楽しそうに写真を撮っていました。
外国人観光客にも人気のバスなようです。

seat_belt
バックルが・・・??

さて、シートベルトを締めようとするとなにやらガリガリ。

なんだ?と思ってベルトの差込口を見ると、
錆びてる!

海の近くを走るので潮風で金属の部分が錆びていってしまうようです。
これは海沿いの町を走る福岡オープントップバスならではの現象なのでは。

出発時刻になり、バスが走り出します。
3.2メートルの高さに屋根なしということで、風が強いです。
あっというまに髪の毛はぼさぼさに…
髪は結ぶか、帽子をかぶるかしたほうがよさそうです。

潮風に吹かれてさびていく福岡のバスを許して~!?

japan_bank_in_fukuoka
福岡にもあります「日本銀行」

最初は市街地を走っていきます。

こちらは日本銀行福岡支店。

各席にスピーカーがついていてバスアナウンサーの人が
観光地の説明や裏話を運転中してくれます。
しかし、このスピーカーが古いのか声が割れていてせっかくの説明が聞き取りにくい…
これも潮風の影響でしょうか?

look_fee station
見えてきました!
Fee Station
お約束の高さ制限!

市街地を抜けて高速に入ります。料金所の高さ制限の看板が近い近い!

しばらく走るとスピーカーから
「普段味わえないジェットコースターのような感覚をお楽しみください」
とのアナウンス。ジェットコースターってどういうこと?

hiway
スリリングな展開?

正体はこの緩やかな傾斜になっている道路。
普通の自動車ならなんてことのない道なのですが
このオープントップバスで走ると高さと風が相まって
確かにジェットコースターのようでかなり楽しい!
周りのお客さんからも歓声が上がっていてこのコース一番の盛り上がりでした。

yahoodome
福岡ソフトバンクホークスのホームグラウンド

高速からは海沿いの工業地帯や福岡ヤフオク!

ドームが見えたりと見どころ満載です。
普通の車のスピードで走るので写真を撮るのが難しい…
ピンぼけや斜めの写真ばかりになってしまいました。
お天気が良ければ福岡の景色を一望できてとてもきれいです。

fukuoka_tower
シーサイドももち地区にあるランドマークタワーで高さは234m

高速を降りるとバスは福岡タワーの前でいったん停車。
ここで乗り降りも可能です。

電波塔でもあるこの福岡タワーは高さ234メートル。
ちょうどスカイツリーが“ムサシ”ならこちらはさながら“ニサシ”といったところでしょうか。

そんな言葉はありませんが…。

毎年春と秋に展望台までの577段の階段を上る「階段のぼり大会」が開催されているそうです。
ローカル感あふれるイベントに和みます。

sister_sleep
妹、まさかの!?爆睡??

その後もバスは市街地を走ります。

博多は屋台が有名ですが、なんと日本の屋台の三分の一が博多にあるとか!
夜になると街のあちこちに屋台が立ち並ぶそうです。

へえ~そうなんだと思いながら妹をみると

爆睡してました。

ベンチコートを着ていてもぴゅーぴゅー風の吹く寒さのオープントップバスで寝る妹…ツワモノです。

そんなこんなで約一時間のコースを完走し、出発地点の福岡市役所前に戻ってきてツアーは終了。
紹介される観光名所がヤフオク!
ドームや福岡タワーと近代的な建物ばかりで思った以上に博多は都会なのだなと思いました。

2階建てのバスはもはやバスというよりはちょっとしたアトラクション感覚でとても楽しかったです。
あの視界の広さは快感ですね。

普段帰省の際は祖父母の家でゴロゴロしてばかりでまともに観光したことがなかったので新鮮でした。
1時間で福岡市内をぐるっとまわるのでじっくり散策したい人には
やや物足りないかもしれませんが、サクッと観光するのにはピッタリでした。

しかも、このオープントップバスの乗車券を一度買うとそのコースと
福岡都心フリーエリア内の一般路線バスが一日乗り放題になるんです。
これはとってもお得!
オープントップバスに乗った後も路線バスで福岡市内を思う存分観光しちゃいましょう!

●福岡オープントップバス
料金:大人1,540円 小人(4歳以上~小学生)770円
予約・お問い合わせ:0120-489-939(PHS・IP電話からは092-734-2727)受付時間8:00~19:00
HP::http://fukuokaopentopbus.jp/

●元祖 長浜屋
住所: 福岡県福岡市中央区長浜2-5-38 トラストパーク長浜 1
TEL:092-711-8154
営業時間:4:00~25:45頃 (やれるとこまで時間延長)
定休日:年末年始に一週間ほど休業

※料金やサービスは取材当時のものです。最新の情報は公式ホームページを参照してください。

この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部 編集ライター

バス観光マガジンの中のヒト。貸切バスについての基礎知識やバス旅行のヒント、バスファンのための情報など、バスに関する楽しいコンテンツを日々お届けします。

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