連節バス再び!慶応大学SFCキャンパス・七夕祭へ行ってみた
こんにちは!子連れライターMです。
今回は、慶応大学湘南藤沢キャンパスの七夕祭に行ってきました。
長男と2人です。
小田急江ノ島線・湘南台駅から、連節バス・ツインライナーに乗ります。
前回の町田ゼルビア観戦から、ふたたびの乗車です!
青信号ばかり?!連節バス・ツインライナーと、PTPS(公共車両優先システム)の路線
この路線のツインライナーは、2005年に導入され、すでに11年が経ちます。
それまでは、相鉄いずみの線や横浜市営地下鉄線が延伸され、利用者が激増!
しかも、朝のラッシュは、湘南台駅のバス停はいつも並ぶ人でいっぱいでした。
ノンステップの連節バスの導入は、日本では初めてだったため、当時、大きな話題でした。
そんなツインライナーは、定員129名(普通のバスは70名くらい)!
この並んでいる人だかりを目にして、絶対に座れないと思っていたのですが。
私たち2人とも、しっかり座ることができました。
ツインライナー、すごい!
「全長18m 追越し注意!」
の文字が、特別なバスであることを感じさせます。
慶応大学行きのツインライナーは、PTPS(公共車両優先システム)を採用しています。
PTPSとは、バスを信号機で優先して通すシステムのこと。
ITS(高度道路交通システム)の一つです。
バスにある車載機と道路の光学式車両感知器で通信をして、信号を制御しています。
バスのために、青信号を延長したり、赤信号を短縮したりします。
ですが、必ず青信号で通るわけでもなく。
赤信号でちらほら停車していました。
それでも、ラッシュ時の所要時間は、約14分から約8分になっているそうです(神奈川中央交通(株)の、平成25年の資料より)。
車内は、町田の路線とちょっと違う?連節部分のターンテーブルや、非常ドア
私たちは、連節部分のすぐ後の座席に座りました。
長男:「こんなに曲がってるよ!」
カーブのとき、ターンテーブルが曲がっている様子を撮影する長男。
長男:「すごいね~!」
カメラを渡すと喜んで撮影していました。
後方車両はこんな感じ。ここはほぼ町田の路線と同じですが。
違うところ発見!
町田のツインライナーは、非常時は「ハンマーで窓を叩き割って脱出」という、
非常時に非情な方法での脱出方法
でしたが、この路線は「非常ドアを開く形式」でした。
地域密着型・子どもがいっぱいの学園祭
大学キャンパスに到着。
実は、私、20年前の七夕祭に来ているのですが、その当時とほぼ変わることのない風景です。懐かしい!
女子学生はほぼ浴衣姿。男子学生の浴衣もちらもらいます。子連れの家族もたくさんいました。
SFCの七夕祭りは、地域密着の祭りでもあるので、周辺地域のお子さんのための催しがいっぱいあります。
周辺地域の子どもたちの願いごとがいっぱいありました。
子ども向けの「風鈴づくり」コーナーも。
ペットボトルで風鈴をつくりました。
鉄道サークルさんのブースでは、鉄道模型も。
ここでずーっと眺めている小学4年生・・・。
この人も、10年後には、この周りのお兄さんのようになるのかな。
奇術部では手品を見たり、大好きなカキ氷を食べたり。
小学生も大満足の学園祭でした。
ですが、一番、うれしかったのが・・・!
なんと!
大学構内の木の下で、いきなりクワガタが、長男の頭上に落下!
うれしい出会いに、クワガタを大事に持って帰ったのでした。
フィーダーバス「ふじみ号」はすでに廃線。ですが、これからも注目のバス路線!
バス停には神奈中バスの人気キャラクターがラッピングされた、かなみんバス(青)がきました。
帰りのバスは、ツインライナーでなく、この普通のバスです。
もちろん、始発から満員。
途中のバス停で、部活で試合帰りだった中学生・高校生らの集団らがたくさんいたのですが、乗車できずに歩いて駅まで向かっていました。
ツインライナーや、PTPSを使っても、まだまだ混雑は解消できていないのかもしれません。
ちなみに、2年前までは、この慶応大学からさらに遠い場所へは、小型バス「ふじみ号」が走っていました。
フィーダーバス(支線バス)です。
交通不便地域から湘南台までの自家用車の利用を抑える意味もあって、マイカー利用を制限していました。
ですが、今は直通路線となっています。
利用者が少なかったことや、道路事情が整備されてきたこと等が理由です。
これからも、新しい何かを導入してくれそうな、注目のバス路線です。
『慶応大学湘南藤沢キャンパス 七夕祭』
日時:毎年7月第1土曜日
場所:慶応大学湘南藤沢キャンパス
※今回の記事は、平成28年7月2日(土)のものです。
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