デンマーク(北欧)のバス特集!
こんにちは。エディンバラのなこです。
夏休み直前!休暇を使ってバスの旅を楽しむ方も多いのではないかと思います。今回私たちは家族でスコットランドの隣国、デンマークへ旅行。現地のバスについてレポートしますね!
まずは首都のコペンハーゲンを走るバスの紹介から。
モビアmoviaが運営するコペンハーゲンの市バスは、街の中心から郊外まで網羅しています。まず市内を巡るバス、A-バス。ラッシュアワー(7時〜9時と15時30分〜17時30分)は3〜7分間隔、日中は10分毎で運行しています。そして郊外まで走るのがS-バス。こちらは停留所少なめで、A-バスより速いということ。ラッシュアワーは5〜10分間隔、そのほかは20分毎で運行されています。
朝の6時から夜中の1時まで運行されているので、夜のお出かけあとにも便利です。運行間隔は日本(都心部)とあまり変わらない感じでしょうか。
停留所はこんな感じです。
そして、Nはナイトバス。写真撮影ができなかったのですが、夜中の1時から朝の5時まで走行します。バスの停留所にグレーの表示があれば、その停留所にはナイトバスが停まるということだそうです。
同じチケットでバスも地下鉄も電車も水上バスも乗れちゃいます!
料金は公共交通機関すべて一緒です。決められた時間内であれば、同じチケットでバスも地下鉄も電車も水上バスも乗れちゃいます。
料金体系はゾーン制。でもこのゾーンが意外とややこしいので、観光にはコペンハーゲンカード、もしくはシティカードがオススメ。コペンハーゲンカードは公共交通機関の運賃はもちろん70以上の博物館や美術館などのアトラクションが無料になるカード。
またシティカードは、コペンハーゲン内のシティパスは市バス、電車と地下鉄共通で乗れるパス(空港までを含む)。私たちは美術館などをたくさん回る予定がなかったので、24時間有効のシティパスを利用して観光しました。
[コペンハーゲンカードの料金]
24時間 389,00DKK(大人)199,00DKK(子ども10-15歳)
48時間 549,00DKK(大人)279,00DKK(子ども10-15歳)
72時間 659,00DKK(大人)329,00DKK(子ども10-15歳)
120時間 889,00DKK(大人)449,00DKK(子ども10-15歳)
シティパスの料金
24時間 80DKK(大人)40DKK(子ども)
72時間 200DKK(大人)100DKK(子ども)
※1DKKは日本円で約17.5円ぐらい(2017年7月現在)です。
●コペンハーゲン市バスHP:
http://www.citypass.dk/
有名な観光地ではおなじみ!2階建て乗り降り自由バス
街中にはもちろん2階建てのホップオンホップオフバス!最新バスから、なんともレトロな屋根が印象的な年代感のあるバスまで、さまざま走っていました。
そして、さすがはホップオフホップオフバス!主要な場所はもちろん網羅。市バスを使いこなして観光めぐりはもちろん自己達成度バツグンですが、簡単に市内を見て回りたい!という方には、このホップオンホップオフバス、かなりオススメです。
しかも運河ツアーも乗車できるチケットを購入すれば、コペンハーゲンの中心部やちょっと離れたアンデルセンのマーメイドの像なんかも、スイスイと回れますよ。
●ホップオンホップオフバスHP:
https://www.redbuses.com/our-tours/copenhagen-hop-hop-off-tour/
またコペンハーゲンには水上バス(ハーバーバス)なるものもあります。バスと同じmoviaが運営しているとのこと。でも本数が少ないそうで、わりと乗車率高めだそうです。
旅の最終日、コペンハーゲンから電車で約30分のところにある、世界で一番美しい美術館といわれる、ルイジアナ美術館に息子と行ってみました。しかしなんと、電車が路線工事のため途中の駅でストップ。そこからはバスに乗り換えて目的地のHumlebaekまで。そのときに乗ったバスがこちら。
そして、このバス車内で不思議なサインを発見!ボトル(ワインもしくは飲み物全般?)にソーセージにアイスキャンディが禁止!この選択肢、興味深い(笑)。
ついでに今回のデンマークの旅。コペンハーゲン以外はレンタカーでほとんど周りました。
2家族だったので、9人乗車可能なミニバス(フォルクスワーゲン)借りちゃいました。
日本人も、もちろん借りることができます。台数が限られているようなので、オンラインで予約をした方が良いとのことですが、基本的には国際免許証持参で運転可能です。
北欧のバス、いろいろいかがでしたか。この夏、北欧に行く!という方、ぜひコペンハーゲンのバスも試してみてください。
バス会社の比較がポイント!