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インドで僕も考えてみた⑥ タージ・マハルへ

「タージ・マハル」といえば、インド・イスラム文化を代表する建築物。
世界遺産に登録されています。

まずはホテルでチェックアウトを済ませ、バスに乗り込みます。

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ホテルからタージ・マハルまでは約10分。
バスは入口ゲートから少し離れた降車場に着き、そこから遊歩道を歩いて行きます。

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途中、猿がお出迎えしてくれました。

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入口ゲートに到着。

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まだ朝の8時半だというのに、ものすごく混んでます。

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まるでテーマパークの人気アトラクションのよう。
でも整然と列と流れが作られてるので気持ち的には安心です。

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入口のセキュリティーチェックはものすごく厳重で、
基本的には飲食物は原則持ち込み禁止。
カバンの底まで念入りにチェックされます。

ボディーチェックもベタベタ触られるので、女性はちょっと抵抗があるかも。
あ、男女別ではありますが。

ムガル帝国のシャー・ジャハーンが造営した愛妃の霊廟で、
その名は妃ムムターズ・マハルの名にに由来しています。
工事は1632年から22年もの歳月をかけて完成させたそうです。

広大な庭園の三方は壁で囲われ、
北辺の中央に誰もが知っている白大理石造の霊廟があります。
霊廟の基壇部の四隅には56m間隔でミナレット(尖塔)があり、
霊廟の中央大ドームは高さが58mと、
縦横比のバランスが悪いのですが、ミナレットを配置することで、
視覚的にバランスがとられる設計になっているそうです。

厳しいセキュリティーチェックに気を取り直して、
前庭を通って赤砂岩と白大理石で造られた大楼門に向かいます。

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大楼門は高さ30m、
赤い砂岩と白大理石が織りなす色彩のコントラストと、
白大理石に埋め込まれた輝石による模様がとても素敵です。

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よく見ると門上に11個のドームがり、
また反対側にも11個あって合計22個のドームがあります。
これはタージ・マハルの建設に22年かかったことを表しているそうです。

さぁ大楼門を進みましょう。
門の奥に何やら白いものが見えてきます。

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門の近くまで行くと、
門型の額縁の中に「タージ・マハル」の霊廟が浮かび上がります。

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門を抜けると、タージ・マハルの全景が目に飛び込んできます。

もう感動です!

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ガイドさんから拝観での注意を聞いてから、タージマハル内は自由見学になります。

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振り返って大楼門の裏側を見てみます。
改めて装飾の緻密さに圧倒されます。

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世の中の観光客の例に漏れず、白亜の霊廟を摘まんでみまました・・・。

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中央の水路横の歩道を進みます。

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徐々に近付いてくる霊廟は、
まるで夢の世界にいるような壮大な景色となって目に映ります。

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四隅にあるミナレット。
近くで見るとその巨大さに圧倒されます。

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霊廟を挟んで東西対称に集会所とモスクが同じ外観で建っています。
これは東にある集会所。赤砂岩に白大理石の3つのドームがあります。

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中の構造は全く異なり、
モスクには礼拝のために聖地メッカの方向を示すアーチ形のミソラーブがあるのに対し、
集会所の内部には迎賓などのための広い空間があるだけとのことです。

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基壇部に沿って外周を歩きます。この基壇部の高さは約5mあり、
威圧感さえ感じられます。

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床には赤砂岩と白大理石で綺麗なイスラム風の模様が描かれています。

また、タージ・マハルは少し高台に位置しているため、眼下にはヤムナー川が見渡せます。

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ちなみにヤムナー川はインド北部を流れており、
ガンジス川最大の支流になっています。

残念なことに、ヤムナー川は世界で最も汚れている川のひとつになっていますが・・・。

こちらは霊廟西側にあるモスク。

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東側の集会所と見分けがつきません。

いよいよ霊廟の見学です。

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基壇部にある階段を上がっていき、上り切ったところからは、
白大理石を痛めないように、靴を脱ぐか、靴カバーを付けなければなりません。

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霊廟全体に象嵌細工(ぞうがんざいく)と呼ばれる、
精緻な幾何学模様に貴石や黒大理石をはめ込んでつくられる紋様が施されています。

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残念ながら内部の撮影は禁止です。

象嵌細工の一種、カリグラフィー。

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イスラム教の聖典であるコーランが紋様化されたものです。

霊廟から遠く大楼門を望む。

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名残惜しむように霊廟の周りを1周(実際は3周ぐらいしましたが)して、
基壇部をあとにしました。

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大楼門に戻る途中、木立の合間から霊廟が見えたのでパシャ!

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大楼門に続く城郭。

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その裏側にはタージ・マハルの説明写真等が掲示されています。

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この日、ディーワーリーのお祭りの最終日とあってか、
大勢の人々がとても鮮やかな民族衣装を纏い、
タージ・マハルを訪れていました。

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インドっぽい風景です。

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場外も人で溢れかえってます。

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絵に描いたようなインド人のおじさんを発見。

いかにも!って感じのインド人のおじさん

馬でも人でもなく、ラクダで引く観光ラクダ車?

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行きに出迎えてくれた猿(ではないでしょうが)が、
帰りもお見送りしてくれました。

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インドに限らず、東南アジア等でよく見られる風景。

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子どもたちはたくましく、
外国人をものともせずにお土産を買ってもらおうと頑張ってました。

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次なる世界遺産、アグラ城も赤かった

今回のツアーの目玉であるタージ・マハルの観光を終え、
次なる世界遺産「アグラ城」に向かいます。

アグラ城まではほんの10分、
ジャイプールもアグラも比較的近い距離に世界遺産があり、
街中の移動はとても楽です。

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さてアグラ城に到着しました。

城(レッド・フォート)」があり、
普通赤い城と言えばデリーのレッド・フォートを指します。

アグラ城も外見的には赤砂岩主体の「赤い城」とも呼ばれていますが、
城塞内部の宮殿は白大理石も多用されています。

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城壁は高さ20m、長さ5Km(現在は2.5Km)と巨大いよいよ入場です。

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南側にあるアマル・シン門から場内へ。

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ダルシャニ門を抜けてジャハンギル宮殿に向かいます。

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正面にディワニ・アームへの入口、
ジャハンギル宮殿は右後ろに位置します。

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ジャハンギル宮殿です。
シンメトリーなデザインで、
赤砂岩に白大理石の縁取りが施されています。
上部のドームも白大理石で造られています。

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宮殿正面に設置されているチャンギール・ホーズという可動式のお風呂だそうです。

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高さ1.5m、直径2.4mと大きな浴槽で、ジャハンギル帝の注文で作られました。
浴槽が大きく深いため、
入浴するために外側と内側に階段が付けられてます。

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ジャハンギル宮殿に向かいます。

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宮殿はイスラム教とヒンズー教の融合建築で、
アクバルが息子のジャハンギルのために建てたものとのことです。
こちらも例に漏れず主として赤砂岩で造られています。

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宮殿の入口に入ると、その天井に赤砂岩と白大理石で描いた模様があります。

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ジャハンギル宮殿の内部にある中庭。

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赤砂岩の柱に緻密な模様が隙間なく刻まれています。

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バルコニーから外を望めば、城塞の壮大さが伝わる風景が広がります。

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カース・マハル前の中庭には、噴水とワイン用のブドウ園があったそうです。

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ムサンマン・ブルジと言われる
シャー・ジャハーンがお妃のムムターズ・マハルの居室として建てたものだそう。

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総大理石の内部、壁や柱に象嵌細工の模様が施されています。

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シャー・ジャハンは1666年74歳で亡くなるまでの7年間、
このムサンマン・ブルジに幽閉されていたそうです。

ここから遠くタージ・マハルが見えるそうですが、
今回は霞んでしまい、見ることはかないませんでした。

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中心に大理石造りの噴水用水盤があります。

ジャハンギル宮殿の北に建っているカース・マハルです。

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カース・マハルはシャー・ジャハーンが自身の居室と、
二人の娘(ジャハナラとロスハラナ)のために建設したと言われている大理石造の建物です。

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見学を終え入場したダルシャニ門に戻ります。

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最後の観光ポイント、ファテープル・シクリへ

バスに乗り込み、今回のツアー最後の見学地「ファテープル・シクリ」を目指します。

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アグラ城から約1時間の行程ですが、
途中昼食のためレストランに立ち寄りながら向かいます。

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「Joshi Resort」で昼食をいただきました。

街は活気を更に活気を帯びてきている感じです。

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が、やっぱりゴミが多い・・・

「ファテープル・シクリ」に到着。
バスを降り入口に向かって歩いていきます。

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「ファテープル・シクリ」は、アグラから南西40キロにあり、
ムガール帝国第三皇帝アクバルが、
聖者サリーム・チシュティーの予言どおりに王子サリームが誕生し、
それを記念して宮殿をアグラからシクリに遷都したものです。

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宮殿の外壁から中に入るととても広く整備された中庭があります。

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中庭には十字形に刻まれた方眼模様があり、
その模様を盤にハーレムの女性たちを駒に見立てチェスが行われたそうです。

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「ディーワーネ・ハース」(内謁殿)は、赤砂岩で築造されています。

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皇帝アクバルの私的な謁見のための建物で、
2階の吹き抜けに対角上のブリッジを掛け渡し、
このブリッジの交差部分にアクバルが腰掛け、
1階で賢人、知者が議論するのを見ていたとのことです。

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「パーンチ・マハル」は、壁のない五層の建築物で、
柱は176本あるそうです。

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遊戯や納涼、展望のための施設であったと考えられています。
中央には中央池の座があり、音楽演奏などが行われていたようです。

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パーンチ・マハルの内部にはアクバルの夏の寝室があります。
床から高い位置に赤砂岩のベッドがあり、涼しく過ごしていたそうです。

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パーンチ・マハルの中央の建物とその下の柱の様子。

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「宝物殿」です。こちらも赤砂岩で造られており、細かい細工が施されています。

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一通り見学を終え、バスに戻ります。

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途中、風を受けて佇む男性が目に入りました。

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1枚の絵のような素敵なカットになりました。

さらば、インド!

駆け足だったインド・ゴールデントライアングルツアーも
終わりに近づいてきてました。

ここアグラからインディラ・ガンディー空港のあるデリーまでは
約200キロ、5時間のバスの旅です。

路面も悪く、またバスのサスも固めで腰が痛いと思っていましたが、
これが最後かと思うとなんとなく名残惜しい。
最後は居眠りしないで車窓からの風景を目に焼き付けたいと思います。

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これもバス?

マイクロバスぐらいの小さなバスに大きなインド人がいっぱい。

スクーターにノーヘルも多く見られますね。

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こけたら大変なのになぁと。

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道端には昨日までに増して牛の姿が多く見られました。

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今日はディーワーリーの祝日、
道端には屋台がたくさん出ていて、人々で活気付いています。

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どこの国もそうですが、
子どもたちのこの屈託のない笑顔が疲れた心を癒してくれますね。

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明るい笑顔に癒されて

走っても走っても屋台、屋台、屋台・・・

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これはお菓子の屋台で、
とても甘くておいしいとガイドさん入ってましたが、
おそらく日本人は口にしない方がいいかもとも。

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バスは街中を進みます。

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街を抜け、高速道路に入ります。

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街の賑やかさからはしばしお別れ。
その代わりに広大な風景が我々のバスを迎えてくれます。

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あと約80キロのところでドライブインで休憩です。

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ディーワーリーの祝日渋滞で、
街を抜けるのに思いの外時間がかかってしまい、
既に予定より1時間ぐらい遅れてます。

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10分休憩の後、バスはデリーに向けて出発しました。

インディラ・ガンディー空港に到着したのは夜の9時頃。
ほぼほぼ予定通りに到着できたのは、
運転手さんがラストスパートぶっ飛ばしてくれました。

到着の時も写真が撮れませんでしたが、
やはり軍民共用空港のため、空港の外には軍や警察とおぼしき人が多く監視しており、
びびりとしてはカメラを向けられず・・・

でも出国審査後、空港内に入ってからは人もまばらになり、
ようやく写真を撮ることができました。

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とてもきれいで整備された空港です。

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喫煙所があるのですが、
出国手続きの身体検査でライターは没収されてしまい、
さぁてどうやって火を着けるのか???と考えていたら、
なんと喫煙室の壁に小さな穴があり、
そこにタバコを差し込んでボタンを押すと・・・。

そう、車のシガレットライターのように電気で火が着けられるんです。

これは便利!・・・と言いつつ写真がありません。

搭乗する帰国便の到着が30分ぐらい遅れたため、
機内に乗り込んだのは12時過ぎ。

マラソンツアーの疲れか、すぐに眠りに落ちてしまい
目がさめると窓の外の空が朝日で明るくなってくるのが見えました。

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いよいよ成田も近くなり、本当にこの旅行も終わりに近づいてきました。

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飛行機は特に揺れることもなく、とても快適に空の旅を楽しむことができました。
もう四国上空、間もなく成田です。

成田到着もスムーズなランディングで旅を締めくくってくれました。
お世話になったボーイング767-300ER、お疲れさまでした。

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当初インドと聞いて、やはり考えたのは衛生状態や治安でした。

たった5日間のツアーでしたが、夜街中をひとりで出歩くことさえしなければ、
それほど心配することはないことがわかりました。

それにもましてヒンズー教、イスラム教の融合した文化とその遺産の壮大さは、
必ずや行ってよかったと思えると思います。

また子どもたちの素敵な笑顔が、
世界遺産と同じぐらい心と体を癒してくれる神秘の国、それがインドです。

フリーで回るにはまだ難しい点があるかもしれませんが、
ツアー、それも今回のようなゴールデントライアングルを巡るツアーであれば、
安全に、快適(これは人それぞれかも)に
インドという国を短時間で満喫できると思います。

皆さんもぜひ一度インドへ行って見て下さい。
きっと素敵な風景と子どもたちの笑顔が皆さんを迎えてくれると思います。

少しでも皆様の旅の参考となることをお祈りいたします。

(END)

[Text&Photo by Kota]

この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部 編集ライター

バス観光マガジンの中のヒト。貸切バスについての基礎知識やバス旅行のヒント、バスファンのための情報など、バスに関する楽しいコンテンツを日々お届けします。

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