スイスの珍しいバスをご紹介!山岳地帯と市内を結ぶ「ラッパバス」
スイス山岳地方と市内を結ぶ、ラッパのマークの山岳ポストバス。昔は山岳地方へ郵便を運ぶための郵便専用だったそうです。
現在は路線バスとしても運行しています。
今回はこの通称「ラッパバス」に乗って、スイスの絶景スポットを観光してきました!
バスのコックピットは運転手の体格や好みで、細かくカスタマイズOK
山間のくねくね道を走行するので、運転席は運転手の体格に合わせられるようなスイッチがたくさんついています。快適なすわり心地で安全運転ですよね。
上の写真を見ればわかるように、高さ、椅子のクッション状況など細かく調整OK。
運転手さんは運転席からすべてをコントロールできます。
対向車には独特なラッパ音でお知らせする山岳ポストバス
スイスの山間を走るバス。走行中の見通しの悪いカーブなどでの譲り合いのために、独特なラッパ音で対向車に知らせます。
どんな音がするかな?動画からご覧ください。
今回乗車した山岳ポストバスは、ゲシェネン(Goschenen)駅出発で、マイリンゲン(Meiringen)にあるアーレ峡谷の絶景歩道までを結ぶ路線バス。スイス屈指の絶景ポイントへ観光に行きました。
ゲシェネン駅から「ラッパバス」に乗って出発です!
ゲシェネン駅前のバス停から「ラッパバス」に乗り込みます。
ゲシェネンはスイス国鉄と氷河特急が接続する駅です。
アーレ渓谷はルツェルン(Luzern)から電車で約1時間半ぐらいのところにあり、氷河が溶けだし、石灰岩を浸食してできたもの。
神秘的で美しい絶景が広がる景勝地として知られています。
景観が楽しめるよう窓が大きい「ラッパバス」
車内窓部分が広く取られているので、スイス山岳地帯の景色を楽しみながら目的地へ到着。
山越え路線なので、標高の高いところでは夏だというのに残雪もちらほら。野生動物との遭遇も楽しめます。
ライトバンタイプの「ラッパバス」もある
ラッパマークの山岳ポストバスは、スイスの小さな駅前から目の前の山上までの路線も、もちろん運行しています。
次の写真はライトバンサイズのミニポストバスです。
車種は日本の「トヨタ車」です。海外で国産の車に出会うとなんだかうれしいですね。
後ろには自転車やスーツケースなど、大きなものをけん引していきます。
スイスで見かけたちょっと珍しい、山岳ポストバスのご紹介でした。
バス会社の比較がポイント!