道の駅「和田浦WA・O!」

千葉へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「和田浦WA・O!」

道の駅「和田浦WA・O!(ワオ!)」は、2012年11 月、旧和田町役所の敷地跡にオープン。鴨川、館山から車で約25分というアクセスの良さ。南房総のドライブ途中でぶらりと気軽に立ち寄れます。

コンセプトは「たべあるクジラ」で、食べて、町にくりだし、楽しんでもらうための拠点。地元の人にも発見の多いスポットとして取り組んでいます。

駅の名前「WA・O!」はW(わいわい)A(温かみのある)O(おらが街)という意味を込めたそうです。

駅のある和田町は、房総半島の南部に位置し、沖合を流れる暖流の影響で、年間を通じて温暖な気候。野菜やフルーツ、花などの園芸が盛んです。また、全国で4か所、関東で唯一の捕鯨基地となっており、年間26頭のツチクジラを捕獲しています。

11月にはクジラ祭りが開催。地元で採れたクジラを利用した料理屋が多くあり、駅にはクジラの資料を集めたクジラ展示室やお食事処でクジラ料理を提供。直売所やみやげ処「みなみや」でも、クジラの缶詰やクジラハム、クジラのタレなどいろいろ扱っています。

駅を訪れるとまず目をひくのが全長26mのシロナガスクジラ骨格標本のレプリカ。1880年代初頭にノルウェー北部で捕獲された雌のシロナガスクジラで、トロムソ大学博物館に保存されていたものをもとに完全限定作成された3体のうちの1つです。

シロナガスクジラの骨格
シロナガスクジラの骨格

さらに「WA・O!アトリウム」へ入ると、「万祝(まいわい)クジラ」がお出迎え。南房総の観光情報やクジラの資料を集めた展示室があります。

駅から和田浦海岸までは歩いて約2~3分程度。貝殻混じりの白い砂浜と青い松のコントラストが美しい海岸線とコバルトブルーの海原が広がり、日本でも有数の透明度を誇ります。

日本の快水浴場88選にも選ばれ磯遊びも楽しめるので家族連れにも人気。いい波がくることでも知られ、サーファーも大勢訪れます。

「道ー1グランプリ2018」では鯨串カツで参戦!ちょっぴり高級な「つち鯨」を串カツにして提供しました。

鯨串カツ

▼「和田浦WA・O!」で楽しめるアクティビティやイベント

●房総花フェア 3月中旬~下旬 房総花づくり発祥の地の和田浦で花づくしのイベント
●くじら祭り 7月~8月 鯨料理の試食販売や鯨グッズなど、くじらづくしのイベント
●収穫祭 10月上旬 新米を使ったおにぎりや野菜詰め放題など秋の実りを楽しめます
●体験教室(フラワーアレンジメント、貝殻ストラップ、スイーツデコレーション、祭り寿司づくりなど) 要予約・3~50名で開催

「和田浦WA・O!」グルメ情報

●お食事処「和田浜」

鯨料理

クジラと地魚料理を提供するお店。和田浦名産のクジラを使った「くじら食べ比べ定食」が話題に。クジラのコロッケ、メンチ、シューマイの3種類が楽しめます。この他看板メニューが昔懐かしい「くじら竜田揚げ給食」。限定10食でアルマイトの食器、先割れスプーンでいただきます。

この他、房総の地魚アジやイサキなどを使った料理も。人気No.1は「和田浜御膳」。季節の地魚刺身、名産のサザエ、クジラなど、和田浦の味覚をギュッと凝縮しています。また、南房総の家庭の味、「房州名物さんが焼き定食」。新鮮な地魚を使った漁師さんのハンバーグ。

地魚刺身盛り合わせ
※料理は季節や予算により異なります。

そして、デザートは限定スイーツ「ハチミツとミルクのソフト」。新鮮な三芳村牛乳と房総産のハチミツを使用したオリジナル商品です。「つぶつぶいちごソフトクリーム」も人気。

グループ・団体向けプランとして「地魚船盛り御前(2,700円)」や「海の松花堂弁当(1,620円」など、希望の予算や人数に合わせたメニュープランを用意(要予約)してくれます。

千葉のバス旅行でまとまった人数の昼食場所としてピッタリですので、ぜひ検討してみては?[営業時間]10月~6月 10時~18時/7月~9月 10時~19時、不定休

●クジラコロッケ、カレーパン、落花生ソフト、クジラカツバーガー

カレーパンは注文を受けてからあげるのでアツアツが食べられると人気。クジラコロッケはクジラ肉とジャガイモのシンプルな組み合わせがおいしい一品。名産の落花生を使ったソフトクリームは一度食べたら忘れられないおいしさです。

「和田浦WA・O!」周辺の見どころ

●花嫁街道

山間にある上三原の集落と海辺の集落との交流道をそう呼んでいます。古くは塩くみの道、生活物資の往来、学校への通学路に利用され、花嫁行列もここを通って嫁いだそう。

近年ハイキングコースに整備され「花嫁街道」と名付けられました。新日本名山のひとつ、烏場山からの眺めは素晴らしく、房総の山々や伊豆半島、富士山なども見られます。

●自然の宿「くすの木」

上三原小学校の廃校を利用し、平成9年にオープン。田植えや野菜収穫、乳搾りなどの自然体験や納豆、みそ造りなどの調理加工体験、竹細工づくりなどが楽しめる体験施設。

旧小学校をそのまま活用した多目的ホールや食堂、お風呂、加工実習室などがあります。施設の隣には大きなクスノキがあり、樹齢は約750年、安房地方最大の巨木といわれています。

●和田漁港

日本で4か所しかない捕鯨基地のひとつ。7月~8月の猟期に26頭までツチクジラを水揚げできます。漁の時期には解体作業を一般に公開しています。

漁港の西側を埋めたて、公園や駐車場が完成。広い釣り場があり、足場も良いので、ファミリーフィッシングに最適です。春から秋はアジのサビキ釣り、アオリイカ釣りが楽しめます。夏はキス、冬はイシガレイなど。

●11月のくじら祭り

11月1日~30日まで1か月にわたり行われるお祭り。メイン会場は道の駅「和田浦ワオ!」です。期間中はクジラ祭り協賛店で「特製くじら料理」が味わえます。

<千葉への観光旅行おすすめプラン>
・象に乗れる!記念撮影ができる!「市原ぞうの国」~子供とお出かけバスプラン~
・【子供とBBQ】見て可愛い、食べて美味しい“キノコ”まみれのバスツアー
・吉方位で厄払い!?パワースポットへ初詣の巻~香取神宮・成田山新勝寺編~

「和田浦WA・O!」おすすめのお土産情報

●濃厚落花生ジェラート

山形県出身のイタリアンシェフ、奥田政行氏プロデュースのジェラート。濃厚だけど、後味さっぱり。落花生本来の味がそのまま活かされています。つぶつぶの食感を残したつぶつぶ落花生ジェラートもあります。

●クジラの加工品・クジラグッズ

クジラカツ、クジラシューマイ、クジラコロッケなどお惣菜系も充実。千葉ぶっかけくじら生姜、佃煮など地元のお母さん手作りの加工品も。近くの和田虚構ではクジラの解体も見学できます。

駅ではツチクジラ正肉も販売。クジラ肉を塩水につけ、天日干しした「クジラのタレ」は絶品。

全国から集めたクジラグッズもたくさんありますよ!

information
施設名:和田浦WA・O!
アクセス:JR内房線「和田浦駅」徒歩8分・富津館山道路 富浦IC下車35分
住所:千葉県南房総市和田町仁我浦243
電話:0470-47-3100
開館時間:
<10月~6月>9時~18時
<7月~9月>9時~19時
休館日:年末年始(12月31日~1月3日)
駐車場:普通車75台 大型車4台 身障者用2台
トイレ:男性用6器 女性用4器 身障者用1器

※最新情報は公式ホームページを参照してください

この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部 編集ライター

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