千葉の道の駅で観光バス駐車場台数&女子トイレ数No.1「いちかわ」
道の駅「いちかわ」は、外環道・市川中央出口を降りて、国道298号線を松戸方面へ向かった道路沿い。東京都心から15~20km圏内と大変近い場所にあります。
オープンは2018年の4月で、千葉県内では29番目の道の駅です。
市川市は千葉北西部にあり、江戸川を挟んで東京都の隣という立地。毎年8月に行われている江戸川区花火大会の時は、市川側でも「市川市民納涼花火大会」として共同開催されています。
両側から打ち上げられるため、国内最大級1万4千発という数を誇り、観客動員数も日本一です。
市川らしいものにあふれている!お土産選びが楽しい道の駅
「道の駅 いちかわ」には、市川市のシティセールス拠点として「いちかわらしいもの」を集めています。
「メルカート いちかわ」には、地元農家からの農作物や花き、海産物、加工品などがずらり。市川の特産品としては行徳の海苔、市川のなし、あさり、いちご、行徳味噌などが有名です。
特に海苔は1821(明治46年)に近江屋甚兵衛によってはじめられたそう。行徳は明治政府が塩づくりを奨励したことから、浦安や船橋の漁場を借り、細々と行っていたとか。昭和30年以降埋め立てが始まり、海苔づくりを今でも続けているのは市川市と船橋市だけになってしまいました。
また、千葉県といえば全国一の梨の生産地。なかでも市川市はトップクラスの栽培量で、平成19年には特許庁の地域団体商標登録「市川の梨」として地域ブランドの認証を受けています。
早生の幸水を皮切りに、豊水、あきづき、晩生の新高まで10月上旬まで楽しめます。この特産品の梨を使ったスイーツやドレッシング、お酒、味噌ラーメンなど、ユニークな商品も次々開発されていますよ!
市川の新しい取り組みとしては花があふれる街「ガーデニング・シティ いちかわ」を目指し、美しい緑あふれる景観づくりを推進中。バラを活用した商品を提供する「いちかわバラ物語」では、花だけではなく、和菓子や洋菓子などのスイーツの開発にも力をいれています。
女子トイレの行列解消に一役!混雑時は女子トイレ個室が増える可動式
こちらの道の駅すごいのは、個室トイレの男女境目が可動式なこと!混雑状況に応じて男女比率を変更できるというのがすごい!
週末や行楽シーズンになると女子トイレは必ず長蛇の列。バスの休憩時間にも影響してしまうので、これはうれしい配慮ですね。
また、道の駅の中にはバレエやヨガ、フラダンスなど多彩なプログラムを用意したカルチャースペース、FMスタジオ「bayfm78」などもあり、地元民の憩いの場としても活用されています。
▼「いちかわ」で楽しめるアクティビティやイベント
●「bayfm78」の放送は4月13日から隔週金曜12時51分に放送
●「カルチャースクール」講座内容はホームぺージ参照
「いちかわ」グルメ情報
●レストラン トラットリア アル ポンテ(TRATTORIA AL PONTE)
日本橋浜町「アル ポンテ」のオーナーシェフである原宏治(はら こうじ)さんのイタリアンが、気軽に楽しめるレストランです。
日本橋浜町「アル ポンテ」は、もともとは浜町緑道沿いに24年間営業してきたイタリアンの老舗(1990年創業)。ここでは市川の名産品である梨や地元野菜を使ったパスタやピザなどの限定メニューも用意しています。
●いちCafe 軽食・喫茶コーナー
こちらのCafe、「珈琲焙煎処」があり、コーヒー豆を生豆の状態で提供していること。注文した後に好みの焙煎度合い(ロースト)や豆の挽き方を決めて購入できるんです。
コーヒーはなんといっても焙煎仕立てが最も香り高く美味しい。これはうれしいサービスですね。
こちらでは香り高いコーヒーとともに、ポップオーバー(シューデニッシュ)やシチリアレモンのグラニータ、焼き立てのクロワッサンなども食べられる喫茶コーナーがあります。注文した豆が出来上がるまでゆっくり休憩できますよ。
●「HULI HULI CHIKIEN」
屋外にハワイのノースショア名物「フリフリチキン」を食べさせるお店がオープン。鳥取県のブランド地鶏「大山鶏」を炭火でじっくり焼いた外側パリッと中はジューシーなおいしさを味わえます。
「いちかわ」周辺の見どころ
●市川市動植物園(道の駅から車で約20分)
市川大野駅が最寄りの小さな動物園。バラ園もあります。
ここの名物はなんといっても「流しカワウソ」!愛らしいコツメカワウソが流しそうめんのように滑り降りてくる姿は、何度見てもかわいくてキュンキュンしちゃいますね。
砂場や握手コーナーなどもあり、コツメカワウソとの触れ合いを楽しみたい人には見どころの多い動物園かもしれません。
この他レッサーパンダやミーアキャット、カピバラなど小動物中心の展示。うさぎやモルモットとのふれあいコーナーやミニSLなど、小さいお子様連れにはおすすめのスポットです。
入園料は大人430円、小中学生100円、幼児以下は無料。バス駐車場もあり、料金は1日2,000円です。団体で来園の場合、「なかよし広場(小動物ふれあいコーナー)」は予約制なので気を付けてください。
●アイ・リンクタウン展望施設(道の駅から車で約15分)
タワーマンション「ザ・タワーズ・ウエスト」45階にある展望施設で、360度の大パノラマが楽しめる人気のビューポイントです。夜は都心部の夜景が一望でき、2010年に「夜景100選」、2011年に「第二類・施設型夜景遺産」にも認定されました。外部の人でも無料で昇れるレアな展望施設。
駐車場はないので、バスは回送になります。
●里美公園(道の駅から車で約10分)
市川市の花見の名所といえばここ。春は桜、初夏にはバラを楽しむ人で賑わいます。
園内には太田道灌が築いたといわれる「国府台城跡(こうのだいじょうあと)」があり、下総国の政治や文化の中心地でした。ここから江戸川を見下ろす素晴らしい眺めを楽しんでみては?
<千葉への観光旅行おすすめプラン>
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「いちかわ」おすすめのお土産情報
●市川の海苔
行徳の「江戸前海苔」といえば、香り豊かで美しい光沢のある伝統の味。幻の海苔ともいわれた希少なものです。この他、全国の海苔の名産地から選りすぐったおいしい海苔もラインナップ。食べ比べてもいいですね。
●いちかわオリジナル落花生タルト&バームクーヘン
千葉特産の落花生を使ったタルト、バームクーヘンは、しっとりとしておいしいと評判。他にもプレミアムどら焼きやバラ最中なんかもあります。
●松戸市名産矢切ネギコロッケ
松戸市に近い場所にあるということで、松戸市の名産品もそろっています。中でも矢切ネギは甘味が強く香りがいいと評判で、じゃがいもとの相性もばつちり。矢切もなかやどら焼きも松戸の名産品です。
●アランチャ・ドレンシング
市川市在住の田中さんが考案したドレッシング。田中さんの広島にある実家がレストランをやっており、そこで使っている自家製ドレッシングがベースだそう。
体にやさしいものをというこだわりから合成保存料、化学調味料、香料は不使用。塩分も最小限に抑えています。最初はちょっと酸っぱいかなと思うかもしれませんが、だんだん熟成が進み、まろやかな味わいに。梅しそドレッシングの梅干しは自宅で漬けた自家製を使っているとか。地元で愛されている逸品です。
▼ information▼
施設名:道の駅 いちかわ
アクセス:
・京葉道路、東関東自動車道から東京外かく環状道路「市川中央IC」下車、国道298号線を進み、道の駅 いちかわ入り口交差点を右折
・JR市川駅北口もしくは京成市川真間駅よりバス(市43・市54・市55系統)、北総線北国分駅よりバス(松54・松55)で「道の駅 いちかわ(旧北台)下車徒歩約5分。
住所:千葉県市川市国分6丁目10-1
電話:047-382-5211
開館時間:8時~22時
<メルカートいちかわ>平日9時~19時、土日は20時まで
<レストラン>11時~22時(LO21時)
<カフェ&焙煎処>8時~22時/カフェ 9時~19時(LO18時30分)、土日は19時30分まで(LO19時)
駐車場:普通車70台 大型車48台 身障者用2台(24時間利用可)
トイレ:男性用 大5器・小11器 女性用24器 身障者用1器(24時間利用可)
※最新情報は公式ホームページを参照してください
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