北海道内合宿!貸切バスの送迎料金はいくら?モデルコースもご紹介

北海道内合宿!貸切バスの送迎料金はいくら?モデルコースもご紹介

広大な北海道では、貸切バスが大活躍!今回は、北海道で実際に依頼のあった5泊6日送迎のモデルコースをご紹介します。

札幌から深川までの貸切バス送迎。往復料金の目安も併せてご紹介します。

北海道内で合宿におすすめの施設も、ピックアップしたので、参考にしてみて下さい。

大学発・深川市エフパシオ行きの5泊6日往復送迎モデルコース

北海道大学と札幌の街並み

今回ご紹介するモデルコースの出発地は札幌市にある大学。車で約1時間半の深川市にある「深川市学びと集いの郷 音江広里交流館 エフパシオ」までの往復送迎プランです。

「深川市学びと集いの郷 音江広里交流館 エフパシオ」は旧・深川市立音江中学校の校舎を改装して誕生した宿泊施設。体育館・研修室・多目的室・入浴施設が整えられており、スポーツ・文科系の合宿はもちろん、企業の研修などにもぴったりな場所となっています。

食事は朝・昼・夜、特別食の用意が可能。深川産米をはじめ、深川産・北海道産の食材を出来る限り使用した食事メニューが好評です。

洗濯乾燥室もあるので、長期の合宿にも便利ですよ。

<札幌発・深川市エフパシオ行きの合宿送迎モデルコース>
行き)
▼9:30 札幌市・大学前でバス乗車
▼11:30 深川市「エフパシオ」到着
(バスは営業所へ回送)
=======================
お迎え)
▼14:00 深川市「エフパシオ」でバス乗車
▼16:00 札幌市・大学前到着・終了

5泊6日合宿の送迎貸切バス料金目安
(バスの利用は4時間・ 230㎞・税込)
・大型観光バス 144,364円~
・中型観光バス 122,760円~
・マイクロバス 103,796円~

※30分以上の利用は切り上げて1時間利用したものとしてカウントされます。また、貸切バスの利用はすべて3時間からです(実際の利用時間が30分であっても3時間利用したことになります)。
※札幌の大学までのお迎え(回送・2往復分)、バス運行前後の安全確認を行う2時間×2日間=4時間も含めて計算。
※高速道路等有料道路料金(2往復分)、バス駐車場料金は別途実費としてかかります。
※バス会社から乗降場所までの回送代は含みません。

上記金額は2023年8月25日に国土交通省が公示した「新公示運賃額(最低基準額)」に基づき、計算した最低基準額です。実際のバス料金は、各バス会社が北海道運輸局に届け出た単価で計算します。

このため、正確な料金は見積りを取らない限りわかりません。また、バス会社ごとに単価が異なるので、しっかりと見積りを取り寄せて、比較しないと損をしてしまいますよ。

北海道エリア発の貸切バス料金の目安は以下の記事も参考にしてください。

また、貸切できるバスの大きさ・定員数については以下を参考にしてください。

貸切バス乗車人数比較 | 大型バスの定員 | 中型バスの定員 | 小型バスの定員 | 小型マイクロバスの定員

北海道深川市では合宿を行う団体に対し、補助金を用意しています!

北海道深川市は合宿を応援

何かとお金を節約したい学生合宿の場合、補助金が利用できるのはとても助かりますね。深川市では、市外から訪れた団体の合宿に対し、補助金を出しています。補助の概要は以下の通りです。

  • 1人1泊500件(上限10万円)
  • 市指定宿泊施設に連続して3泊以上の合宿であること
  • 利用期限は2025年3月31日まで

旧音江中学校を改修した宿泊施設「エフパシオ」や「ラ・カンパーニュホテル深川」「イルム館・イルム館新館」などが指定宿泊先となっています。

なお、学校行事、政治、宗教、営利目的による合宿、他の助成金を受けている場合は対象外となりますのでご注意を。詳しくはこちらを参照ください。

深川市で合宿を検討されている団体はこちらも要チェック!道外チームに対しては無料送迎やレンタカー手配、レンタサイクルなどさまざまな特権があるそうです。

また、貸切バスの見積り料金は、車両・運転手・ガソリン代・車両保険代を含めた金額です。それ以外の経費(高速道路通行料金、駐車場代など)は実費となりますので別途予算として考えておきましょう。

北海道内で合宿におすすめの施設3選

広大な北海道には、合宿におすすめの施設もたくさんあります。その中でも、合宿に補助金を出している自治体の施設から3ヶ所をピックアップしてご紹介します。

日本最北端の少年自然の家「稚内市少年自然の家」

稚内市少年自然の家

国内各地に存在する少年自然の家は、子供はもちろん大学生や企業など大人でも利用可能。利用料金が格安なことや、アクティビティが豊富なことから様々なシーンで活用されています。

「稚内市少年自然の家」は、本館と別館併せて233人まで宿泊可能。日本最北端の自然に触れるアクティビティが豊富です。

もちろん、アクティビティは利用しなくてもOK。稚内市の合宿補助内容も充実していて、貸切バス料金も助成されますよ。

  • 稚内市外からの5名以上のスポーツ団体が市内で2泊以上、1人当たりの宿泊費の半額(上限は3,000円)
  • 延べ宿泊数に応じ、スポーツドリンク等地元特産品の現物支給など
  • 稚内市までの道内移動のために貸切バスを借り上げした場合、片道15,000円助成
  • 道内移動で鉄道や高速バスなどを利用した場合、片道500円を助成(上限3万円)
  • 合宿期間中、稚内市スポーツ団体に所属する青少年等に対し、団体指導者が講師として実技講習会を実施した場合謝礼を払う(2万~3万以内)

詳しくはこちらを参照してください。

稚内まで札幌から貸切バスで移動する場合は約7時間かかります(約330㎞の移動)。トイレ休憩や食事時間を含め8時間は見た方がよいでしょう。

この場合、バスをいったん返すと金額が高くなりますので、運転手さんも現地で泊まるかどうか(同じ宿泊先でもOKですが、雑魚寝等は不可)バス会社とよく相談しましょう。特急を使った場合は約5時間~5時間40分です。

<基本情報>
稚内市少年自然の家
所在地:北海道稚内市富士見4
問合せ先:0162-28-1632

稚内空港出発合宿送迎・3泊4日モデルコース>
行き)
▼13:00 稚内空港でバス乗車
▼13:40 「稚内市少年自然の家」到着・終了
(バスは営業所へ回送)
=======================
お迎え)
▼11:00 「稚内市少年自然の家」お迎え・バス乗車
▼11:40 稚内空港到着・終了

3泊4日合宿送迎貸切バス料金目安
(バス利用2時間・50㎞・税込)
・大型観光バス 76,670円~
・中型観光バス 64,900円~
・マイクロバス 55,330円~

※30分以上の利用は切り上げて1時間利用したものとしてカウントされます。また、貸切バスの利用はすべて3時間からです(実際の利用時間が30分であっても3時間利用したことになります)。
※空港までの送迎(回送・2往復分)、バス運行前後の安全確認を行う2時間×2日間=4時間も含めて計算。
※高速道路等有料道路料金(2往復分)、バス駐車場料金は別途実費としてかかります。
※バス会社から乗降場所までの回送代は含みません。

駒ヶ岳の麓に建つ「北海道立青少年体験活動支援施設 ネイパル森」

北海道駒ヶ岳

「ネイチャー(自然)」と「パル(仲間)」を組み合わせて名付けられた「ネイパル」。北海道立の青少年体験活動支援施設で、森町のほかに砂川、深川、北見、足寄、厚岸にも設けられています。

ネイパル森は道南エリアの駒ヶ岳山麓に建ち、宿泊定員は最大200人。少年自然の家と同じく、子供から大人まで利用することができます。

森町の合宿補助の概要は以下の通りです。

  • 1人1泊2,000円(50万上限)、指導者等の宿泊費もOK
  • 町内宿泊施設に2泊3日以上の連続した宿泊を5人以上で行う
  • 町内施設等を利用すること

詳しくはこちらを参照してください≫

森町までのアクセスは函館駅、もしくは函館空港からが便利です。

札幌市内からだと片道約5時間・280㎞。新千歳空港からは約4時間・250㎞ぐらいとなります。

<基本情報>
北海道立青少年体験活動支援施設 ネイパル森
所在地:北海道茅部郡森町駒ヶ岳657-15
問合せ先:01374-5-2110

<函館駅出発合宿送迎・2泊3日モデルコース>
行き)
▼09:00 函館駅でバス乗車
▼10:00 「ネイパル森」到着・終了
(バスは営業所へ回送)
=======================
お迎え)
▼15:00 「ネイパル森」でバス乗車
▼16:00 函館駅到着・終了

2泊3日合宿送迎貸切バス料金目安
(バス利用時間10時間・ 80㎞利用・税込)
・大型観光バス 85,910円~
・中型観光バス 72,820円~
・マイクロバス 61,930円~

※30分以上の利用は切り上げて1時間利用したものとしてカウントされます。また、貸切バスの利用はすべて3時間からです(実際の利用時間が30分であっても3時間利用したことになります)。
※駅までの送迎(回送・2往復分)、バス運行前後の安全確認を行う2時間×2日間=4時間も含めて計算。
※高速道路等有料道路料金(2往復分)、バス駐車場料金は別途実費としてかかります。
※バス会社から乗降場所までの回送代は含みません。

閉校した小学校の校舎を再利用した「紋別生涯学習センター LiLA」

道東エリアの紋別にある「紋別生涯学習センター LiLA」。平成29年に閉校した元紋別小学校の校舎を再利用して造られています。

施設の中は、体育館や調理実習室、工作室など、懐かしい雰囲気。宿泊室や浴室も設けられていて、最大100人宿泊することができます。

紋別市の合宿補助は宿泊費用だけでなく、羽田~オホーツク紋別空港間の航空運賃の助成などもあり、充実の内容です。

  • 羽田~オホーツク紋別空港間の航空運賃助成、1名に付き片道15,000円、往復20,000円(上限1,200,000円)
  • 宿泊費の助成(小中学生1人1泊1,000円、高校・大学・社会人1人1泊2,000円、日本代表チーム1人1泊2,5000円)
  • 紋別市に10名以上で3泊以上宿泊すること(1団体120万円が上限)
  • 実技講習会講師謝礼、1回に限り30,000円
  • ワゴン車(9名乗り)2台を無料貸し出し
  • 施設使用料無料(温水プール及び温浴施設料)
  • クロスカントリーコース使用OK

詳しくはこちらを参照してください≫

羽田~オホーツク紋別空港間はANAが1日1往復しています。空港から紋別生涯学習センターLiLAまでは車で約5分。人数によってはタクシーで分乗した方が安くすみますね。

<基本情報>
紋別生涯学習センターLiLA
所在地:北海道紋別市元紋別140-1
問合せ先:0158-23-2474

札幌出発合宿送迎・3泊4日モデルコース>
行き)
▼07:00 札幌駅でバス乗車
| トイレ休憩
▼10:30 紋別生涯学習センターLiLA到着・終了
(バスは営業所へ回送)
=======================
お迎え)
▼15:00 紋別生涯学習センターLiLAお迎え
| トイレ休憩
▼18:30 札幌駅着終了

3泊4日合宿送迎貸切バス料金目安
(バス利用7時間・ 280㎞・税込)
・大型観光バス 196,526円~
・中型観光バス 166,980円~
・マイクロバス 141,394円~

※駅までの送迎(回送・2往復分)、バス運行前後の安全確認を行う2時間×2日間=4時間も含めて計算。
※高速道路等有料道路料金(2往復分)、バス駐車場料金は別途実費としてかかります。
※バス会社から乗降場所までの回送代は含みません。

記事内のバス料金目安はすべて2023年8月25日に国土交通省が公示した「新公示運賃額(最低基準額)」に基づき、計算した最低基準額です。また、バス会社から乗降場所までの回送代は含みません。

長距離移動の場合、バスをいったん返さない方が安くすみそうですね。

実際のバス料金は、見積りを取らない限り正確な料金はわかりませんので、ぜひ見積りを取り寄せてしっかり比較してみましょう。

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この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部

バス観光マガジンの中のヒト。貸切バスについての基礎知識やバス旅行のヒント、バスファンのための情報など、バスに関する楽しいコンテンツを日々お届けします。

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