宮城出発で2泊3日のスキー・スノボー合宿、貸切バスの送迎料金はどのぐらい?

ウインタースポーツの主役はスキー・スノボー。合宿の送迎には貸切バスが人気です。希望する場所から出発できるので、荷物が多い場合の移動に便利ですね。

今回は宮城県出発で岩手県のスキー場へ2泊3日の合宿送迎を依頼した例をモデルコースとしてバス料金を計算してみました。また、宮城県からアクセスしやすいスキー場もダイジェストにご紹介します。

宮城県出発で実施するスキー・スノボー合宿モデルコース

岩手県・安比高原スキー場
岩手県・安比高原スキー場

今回の合宿先は岩手県八幡平市にある安比高原スキー場です。コース21本、最長滑走5500mと東北でも有数の規模を誇り、ナイター設備も完備。毎年12月上旬から翌5月まで滑走できるのが魅力です。

宮城県からは東北自動車道を利用してアクセス簡単で、新幹線を利用すれば日帰りも可能です。温泉もあるので練習の疲れをゆっくり癒せます。

<宮城出発スキー・スノボー合宿送迎・モデルコース>
行き)
▼09:00 仙台市・国際センター駅前でバス乗車
|適宜トイレ休憩
▼13:00 岩手県・安比高原スキー場到着・終了
(バスは営業所へ回送)
==========================
お迎え)
▼15:00 岩手県・安比高原スキー場お迎え・バス乗車
|適宜トイレ休憩
▼19:00 仙台市・国際センター駅前到着・終了

2泊3日合宿送迎貸切バス料金目安
(7時間・ 460㎞利用・税込)
・大型観光バス 301,334円~
・中型観光バス 261,096円~
・マイクロバス 225,412円~
※途中でバスを利用しないため、いったんバスを返して最終日にお迎え(バス回送分を含む)。
※高速道路代は2往復分かかります。

宮城県を含め、東北エリア出発の貸切バス料金の目安は以下の記事も参考にしてください。

スキー・スノボー合宿送迎でバスをいったん返す場合の注意点

貸切バスの料金は走らせた距離と時間で計算されます。合宿の場合、2泊~3泊と現地で長期滞在することが多いため、バスをいったん返して最終日に迎えに来て欲しいという要望もしばしば。

この場合、注意しなければならないのは、一度バスを返した場合は回送分も含めて料金計算するということです。

1日目)出発地からスキー場までの片送り

出発地からスキー場までの片送り

バスを利用している時間はグレーの矢印部分だけですが、バス料金はベージュの回送分も含めて料金計算します。この時、高速道路などを利用した場合は、実費分として往復必要です。

最終日)スキー場から帰着地までの片送り

最終日のスキー場から帰着地までの片送り

帰りも同様に利用時間プラス、回送分も含めて計算。つまり、2往復分のバス料金がかかるというわけです。

出発地からスキー場までの移動距離が短い場合は、いったん返した方が安く済みますが、長距離の場合はむしろ高くなってしまう場合も。まずは見積りを取り寄せて、他の交通手段と比較して検討することも大切ですね。

貸切バスの見積り料金は、車両・運転手・ガソリン代・車両保険代を含めた金額です。それ以外の経費(高速道路通行料金、駐車場代など)は実費となりますので別途予算として考えておきましょう。

≫バスの高速料金調べ方はこちら

貸切できるバスの大きさ・定員数については以下を参考にしてください。

貸切バス乗車人数比較 | 大型バスの定員 | 中型バスの定員 | 小型バスの定員 | マイクロバスの定員

スキー・スノボー合宿でおすすめ!宮城県からアクセスしやすいスキー場紹介

宮城県内にもおすすめのスキー場がたくさん!バスでアクセスが便利なところを厳選してご紹介します。

美しい樹氷と多彩なコースが魅力「山形蔵王温泉スキー場」

蔵王温泉スキー場

雪質の良さはもちろん、変化に富んだゲレンデコース、そしてなんといっても樹氷の美しさは唯一無二のもの。頂上からの絶景を楽しみながら滑るのはここだけの楽しみです。

6つのエリアに分かれており、25のゲレンデ・コースがあります。スノーモンスターとも呼ばれる蔵王の樹氷は針葉樹であるアオモリトドマツに出来るもので、近年、広範囲に枯れ死する深刻な危機に陥っています。

いまある樹氷のような光景が見られなくなるかも、ということで、ぜひ見に来て欲しいと山形市では観光も呼びかけています。ぜひ、スキー・スノボー合宿で訪れて応援してみてはいかがでしょうか。

蔵王に行って樹氷を樹氷を見に行こう>>

<基本情報>
山形蔵王温泉スキー場
住所:山形県山形市蔵王温泉
問合せ先:023-694-9617

<宮城出発スキー・スノボー合宿送迎・モデルコース>
行き)
▼09:00 仙台駅でバス乗車
▼10:30 山形県・蔵王温泉スキー場到着・終了
(バスは営業所へ回送)
==========================
お迎え)
▼15:00 山形県・蔵王温泉スキー場お迎え・バス乗車
|適宜トイレ休憩
▼16:30 仙台駅到着・終了

2泊3日合宿送迎貸切バス料金目安
(3時間・ 160㎞利用・税込)
・大型観光バス 131,670円~
・中型観光バス 113,520円~
・マイクロバス 97,900円~
※途中でバスを利用しないため、いったんバスを返して最終日にお迎え(バス回送分を含む)。
※高速道路代は2往復分かかります。

ビギナーからエキスパートまで満足させる「オニコウベスキー場」

雪質の良さでも定評があるオニコウベスキー場。スノーボードも全日、全コース滑走可能で8つのコースとスノーパーク、ファミリー専用ゲレンデもあります。

麓にあるホテルオニコウベは日帰り入浴もOK。鳴子温泉峡からも近いのでおすすめのスキー場です。

<基本情報>
オニコウベスキー場
住所:宮城県大崎市鳴子温泉鬼首字小向原9-55
問い合わせ先:0229-86-2111

<宮城出発スキー・スノボー合宿送迎・モデルコース>
行き)
▼09:00 仙台駅でバス乗車
|適宜トイレ休憩
▼12:00 宮城県・オニコウベスキー場到着・終了
(バスは営業所へ回送)
==========================
お迎え)
▼15:00 宮城県・オニコウベスキー場 お迎え・バス乗車
▼17:00 仙台駅到着・終了

2泊3日合宿送迎貸切バス料金目安
(時間・ 190㎞利用・税込)
・大型観光バス 171,622円~
・中型観光バス 147,708円~
・マイクロバス 127,336円~
※途中でバスを利用しないため、いったんバスを返して最終日にお迎え(バス回送分を含む)。
※高速道路代は2往復分かかります。

福島県北塩原村の助成金が使えるかも!「星野リゾート 猫魔スキー場」

仙台方面からは東北自動車道を利用し、約2時間30分程度でアクセスできる福島県の「星野リゾート 猫魔スキー場」。さらさらのミクロファインスノーと呼ばれる雪質で、上級者向けの広い急斜面高速バーンやスノーパークもあり、人気を呼んでいます。

福島県のアルツ磐梯スキー場と猫魔スキー場の雪上ルート
福島県のアルツ磐梯スキー場と猫魔スキー場の雪上ルート

また、アルツ磐梯スキー場とは雪上徒歩ルートを使って行き来が簡単。1か所で2つのスキー場をすべることができるのはとても魅力的ですね。

また、猫魔スキー場がある北塩原村では合宿への補助金を用意しています。30人泊以上で一律3万円。北塩原村に宿泊してアンケートへの回答、ネットで合宿風景を写真・動画で配信するなどの条件があります。

詳しくはこちらを参考にしてください。

<基本情報>
星野リゾート 猫魔スキー場
住所: 福島県耶麻郡北塩原村檜原 猫魔山1163
問い合わせ先:0241-32-3001

星野リゾート アルツ磐梯
住所:福島県耶麻郡磐梯町更科清水平6838-68
問合せ先:0242-74-5000

<宮城出発スキー・スノボー合宿送迎・モデルコース>
行き)
▼09:00 仙台駅でバス乗車
|適宜トイレ休憩
▼12:00 福島県・星野リゾート 猫魔スキー場到着・終了
(バスは営業所へ回送)
==========================
お迎え)
▼15:00 福島県・星野リゾート 猫魔スキー場お迎え・バス乗車
|適宜トイレ休憩
▼18:00 仙台駅到着・終了

2泊3日合宿送迎貸切バス料金目安
(6時間・290㎞利用・税込)
・大型観光バス 223,388円~
・中型観光バス 192,852円~
・マイクロバス 166,364円~
※途中でバスを利用しないため、いったんバスを返して最終日にお迎え(バス回送分を含む)。
※高速道路代は2往復分かかります。

▼関連コンテンツ
≫スキー&スノボ送迎の貸切バス料金・プラン
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貸切バスは換気能力に優れた、コロナ禍でも安心・安全な移動手段!

貸切バスの新型コロナウイルス感染症対策について

毎年、冬になるとたくさんのスキーバスが運行されています。しかし、合宿の場合、まとまった人数で移動するため、一般的なスキーバスを予約するのが難しいという状況があります。

そんな時は、貸切バスがやっぱり便利。日程や行き先も自由に設定できるので利用しやすいですね。

貸切バスは、窓を開けなくても「外気導入固定運転」をすることで、約5分程度(マイクロバスで約6~7分)で車内の空気が換気できます。これは、窓が開かない新幹線と同等の換気能力を持つ移動手段

各バス会社とも、新型コロナウイルス感染症対策に一生懸命取り組んでいますので、どうぞ安心してご利用ください。

この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部 編集ライター

バス観光マガジンの中のヒト。貸切バスについての基礎知識やバス旅行のヒント、バスファンのための情報など、バスに関する楽しいコンテンツを日々お届けします。

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