埼玉へ観光バス旅行!おすすめの休憩スポット「大滝温泉」
道の駅「大滝温泉」は埼玉県秩父市の国道140号沿い。平成10年4月に雁坂トンネル開通により、山梨県甲府から埼玉への入口になっています。
秩父路最奥の旧大滝村エリアは、全域が秩父多摩甲斐国立公園になっており、奥秩父連峰の山々と荒川源流の豊かな渓谷美に包まれた風光明媚な観光スポット。国道140号線は「秩父往還道」とも呼ばれ、日本の道100選に選ばれています。
「日帰り温泉」で旅の疲れを癒せる秩父の道の駅
日帰り温泉「遊湯館」は、地下1,000mから湧き出す源泉を使用。三峰神の湯とも呼ばれ、含有するイオン成分が1kgあたり5,892㎎と高濃度。
塩素イオンは3,000㎎ふくまれているため、良く温まる「熱の湯」とも言われています。
また、色は淡褐色でとろみのある肌触り。ph8.4の弱アルカリ性のため、肌の余分な角質をとりのぞき、つるつるにします。
木のぬくもり川のせせらぎを感じられる丸太造りのお食事処「郷路館」では、荒川源流大滝自慢の手打ちそばがおススメ。
人気の「中津川いも(300円)」は、奥秩父の傾斜地にある砂利畑で栽培されたものを油で炒めた「あぶらっころがし」。この他、なめこやマイタケ、しゃくし菜などを使った素朴な田舎料理を楽しめます。
「郷路館」に使われている木材は、原木の皮をむいたもので高い天井や奥行のあるダイナミックなたたずまいを見せています。
また、間伐材を有効利用しており、自然環境に配慮したつくりになっています。
「大滝特産品販売センター」では、しいたけ、野菜、山菜などの季節の新鮮な農作物や、手作りの「なめみそ」、豆類などを販売。奥秩父の歴史や地域民の生活文化がわかる「歴史民俗資料館」も併設されています。
▼「大滝温泉」で楽しめるアクティビティやイベント
●秩父川瀬まつり 7月
●山田の春祭り 3月第2日曜日
●浦山大日堂の獅子舞 10月中旬
●秩父夜祭 12月
「大滝温泉」グルメ情報
●お食事処「郷路館」
ここでは手打ちそばをぜひ食べていってください。
秩父地方は山に囲まれた盆地で痩せた土地だったため、古くからそばの栽培が盛んでした。
寒暖の差が大きく、夏暑く冬寒いという環境と荒川上流部の澄んだ源流で育てられたそばは、コシが強く、風味豊か。なめこやマイタケなど山の恵みと一緒に楽しんでください。
しゃくし菜の漬物を油でいためたしゃくし菜丼もおススメ。
また、中津川いもは大滝の特産品のじゃがいもで手製のみそだれとよくからめた田楽がで食べられることが多いですが、レストランでは油でいためた「あぶらっころがし」が大人気。
こちらも忘れずに食べていきましょう。団体の場合は40名まで。予約受付で特別セットを提供してもらえます。ぜひ問合せを。
[営業時間]11:00~16:00、毎週木曜休み、年末休館
●テイクアウト「よってっ亭 小昼」
「お宝サンド」「みそポテト」「まいたけおにぎり」「たらし焼き」などの軽食がそろいます。
みそポテトは幻のみそ(おなめ)を使ったオリジナルの味。
たらし焼きは大滝地区のおやつで、農作業の合間に食べたもの。生地をたらして焼く小麦粉料理のひとつです。細かく刻んだねぎ、青じそ、味噌を加えてこんがり焼き、あま醤油などでいただきます。
「大滝温泉」周辺の見どころ
●遊湯館(道の駅内)
荒川の渓流を眺めながらのんびり入浴を楽しめると人気の日帰り温泉。
1階の浴槽はヒノキ風呂、地下には露天風の岩風呂が男女各一つずつ。ナトリウム・塩化物泉で、神経痛や冷え性、慢性皮膚病、アトピー性皮膚炎などに効能ありといわれています。 休憩所の他、個室もあり。
[開館時間]10時~20時(12月~3月は19時まで)、木曜、年末年始休館
[料金]中学生以上700円、小学生400円、小学生未満は200円
●歴史民俗資料館(道の駅内)
郷土の歴史や生活を伝える資料館。秩父往還資料や奥秩父の原生林の展示、稼山の頃の大滝地区の暮らしぶりなどが学べます。
[開館時間]9時~16時30分(入館は16時まで)、木曜、年末年始休館
[入館料]200円、学生は100円 ※団体は20名以上で割引あり
●三峰神社(駅から車で約40分)
関東山岳信仰の聖地で、日本武尊が伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祀ったのがはじまりとされています。
1,100mの山之上にあり、春日造りの本殿・権現造りの拝殿はともに極彩色の彫刻が施され、荘厳な社殿。神仏習合時代の修験道の霊場であり、山々の強い気が流れ込む関東屈指のパワースポットといわれており、仕事運や金運アップによいとされています。
拝殿前の石畳に水をかけると龍神が浮でてきます。これは2012年の辰年に突然、あらわれたもので縁起がよいいわれています。
[三峰バス駐車場]第1駐車場 大型バス・マイクロバス21台(8時~18時開門)
[バス駐車場料金]大型バス 1,540円、マイクロバス1,020円
▼貸切できるバスの種類一覧
貸切バスの種類とサイズ比較|大型バス|中型バス|小型バス|マイクロバス
●中津峡
長野県との県境に位置する塩沢地区や中津川地区の辺りが「中津峡」と呼ばれる地域です。春のツツジ、秋の紅葉など美しい渓谷美が楽しめます。
※バス駐車場はないので回送になります。
「大滝温泉」おすすめのお土産情報
●中津川いも
大滝村特産のじゃがいもで大変古い品種。山間の傾斜地で細々と栽培されてきたものを現在も伝えています。皮はうすいピンクで粘りけがあります。収穫量が少ないのでほとんどが地元で消費されています。
●大滝平
中華まん風のもので、シイタケやたけのこ、ニンジン、豚肉などをしょうゆで味付けしたものを小麦粉の皮でくるんでつくられています。カレー味もあります。
●しいたけ、野菜、山菜など季節の農作物
●幻の味手作りおなめ「なめみそ」
大滝のおなめは、一般的に秩父で売られているものとはちがい、しょうゆ麹を使います。生野菜にのせて食べたりご飯のお供や味噌ポテトにしてもおいしい!
アクセス:秩父鉄道三峰口駅から西武観光バスで20分(秩父湖行き福祉センター行・中津川行)
住所:埼玉県秩父市大滝4277-2
電話:0494-55-0126
開館時間:10時~20時(12月1日~3月31日は19時まで)
休館日:毎週木曜日、年末年始
駐車場:普通車65台 大型バス10台 身障者用2台
トイレ:男性用16器 女性用11器 身障者用1器
※最新情報は公式ホームページを参照してください
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