伊豆山神社・手水

熱海の周遊観光バス「湯~遊~バス」はツカエル!(後編)

さて、熱海の「湯~遊~バス」を利用して熱海観光中の編集部員I。
1日目は熱海城・起雲閣をじっくり観光
熱海の温泉に1泊した翌日、「湯~遊~バス」1日乗車券を購入し、
2日目の観光をスタートさせました。

1日乗車券を使えば伊豆山神社に行く路線バス
(4番乗り場・伊豆山循環・七尾原方面行き)も
乗り降り自由ということで、さっそく向かってみました。

縁結びスポットで人気の伊豆山神社へ

「伊豆山」は、鎌倉幕府・初代将軍の源頼朝と、
妻・北条政子が結ばれた場所ということで、
縁結びスポットとして人気だそう。

伊豆山神社・手水

お参りの前はお清め。
紅白の龍とはおめずらしい!初めてみました。

赤い龍は火、白い龍は水の力を掌り、ふたつの力を合わせて温泉を
生み出すという意味があるそうです。

伊豆山は温泉の守護神であり、
強運・天下取りの神様ということで
不幸や厄災をはねのけるというご利益があります。

伊豆山神社・境内

伊豆山神社創立ははるかな昔で、
日本の第5代天皇である孝昭天皇(こうしょうてんのう)の御代では
といわれているそうです。(初代は神武天皇)

平家に追われ、伊豆国に流されていた源頼朝が
源家再興を祈願し、のちに鎌倉幕府を開くことができたことから
篤く崇敬し、関八州総鎮護としました。

源頼朝の恋のお相手、北条政子は伊豆の豪族・北条時政の長女。

時政は頼朝の監視役を仰せつかっていたのですが、
その娘、政子は頼朝と恋に落ち、周囲から反対される中、
こっそりデートを重ねた場所がこの伊豆山神社だったということ。

北条政子の「腰掛石」

境内には二人が腰かけたといわれている「腰掛石」が残されています。

境内の左手奥には訪れた二人は必ず結ばれるという言い伝えのある結明神社も!
実は伊豆山神社、その本宮はかなり険しい山の上にあります。
本宮までは約1時間の登り。
結明神社までも40分ぐらいかかるそうなので、
それまでに意中の人が嫌がって帰りたいと言い出す可能性があります・・・。

どうぞ、頑張って!!

熱海駅から再び「湯~遊~バス」に乗り換えてハーブガーデンへ

路線バスで伊豆山神社から熱海駅に折り返し。
再び「湯~遊~バス」に乗り込みます。

おなじみ湯~遊~バスでGO

今回はアカオハーブ&ローズガーデンに向かいます。

熱海駅からは11番目。熱海城の次のバス停なので約15分ぐらいでしょうか。

途中、名勝「錦ヶ浦」を通る際、
ボランティアガイドさんが解説してくれました。

錦ヶ浦の眺め

太陽がのぼるとき、光が浦にそそいで眩しい五色の光となって輝くことから、
京の錦織の名をかりて「錦ヶ浦」と呼ぶようになったそう。

崖の高さは80mあり、兜岩・基盤岩・烏帽子岩・弁天岩などの奇岩が並び、
初島や大島などの島影も見ることができます。

これから訪れるアカオハーブ&ローズガーデン付近から、
この絶景を眺めるのがおすすめということです。

「湯~遊~バス」を降りると、
専用のシャトルバス(無料)があり、そちらに乗り換えて出発。

なんせ、20万坪という規模です・・・。
自然の丘陵地(錦ヶ浦)を利用して開けているので、かなり登りがキツイ。

12のテーマに分かれたガーデンがあり、
一番上まで登り、ゆっくりと下りながら鑑賞できるようになっています。

まずは世界最大の盆栽「鳳凰の松」がある日本庭園「天翔」へ。

日本庭園「天翔」

熱海の海をバックに広がる幽玄な景観。
毎日、きれいに手入れをするのは大変だろうなーと思います。

さくらや菜の花も植えられているので、
春になると日本的なお花見も楽しめそうですね。

そこからゆるゆると下っていくと、
英国風の庭園「イングリッシュローズガーデン」や
黄金のバラの庭、バラの谷、プロポーズガーデンなど、テーマに沿った美しい庭が
続きます。

アカオローズ&ハーブガーデン

ハーブガーデンはイタリア式整形ガーデンという
円形に整えられ、ラベンダーやローズマリーなどおなじみのハーブが並びます。

アカオリゾートにあるハーブ工房

体験教室を開いているハーブ工房もここに。
石けんやルームコロン、バスソルトなどを手作りできますよ!

お土産を選ぶなら「湯~遊~バス」降りたバス停のところにある
「ハーブハウス」へ。
ハーブやバラグッズだけではなく、熱海のお土産品などもそろいます。

お昼はガーデン内にあるイタリアンレストラン「ミッレフィオーレ」へ。
大きな窓からは相模湾が一望でき、ゆっくりくつろげます。

ミッレフィオーレでパスタランチ
新鮮なシーフードパスタ

デザートもあるので、カフェタイムの利用もいいですね♪

バスに乗り込み熱海駅前商店街でお土産タイム

「湯~遊~バス」に再び乗り込み、いよいよお土産タイムです。

熱海駅の一つ手前、咲見町で降り、
商店街を冷やかしながら駅を目指します。

途中で「大湯間欠泉」を通過。

かつては熱海源泉のひとつでしたが、
大正12年に噴出がストップしたため、現在は人工的に間欠泉として整備。
熱海市の史跡、熱海七湯の一つになっています。

近くには温泉の神様、湯前神社もあります。

咲見町で降りて、ぶらぶらとしていると「石舟庵」という
お菓子屋さんを発見。

伊豆でとれるニューサマーオレンジなどを使ったお菓子が並びます。

石船庵・熱海店

みかんの花咲く丘(マドレーヌ)というお菓子を購入。
ふたを開けるとみかんの花咲く丘のメロディが流れるタイプもありました。

さらにぶらぶら~。

熱海駅前商店街

とここで、我が家のはちみつ王子&自称ソフトクリーム評論家が足を止めます。

はちみつショップ

当然、食べます。

ソフトクリーム評論家

この日は蒸し暑かったのでおいしかった模様。

蜜蝋

アロマセラピストの妻は、こちらの方が気になりました。

このほか、カツオの酒盗、
橙マーマレード、梅マカロンをお土産に購入。

熱海仲見世

熱海駅に到着して終了~。
新幹線で東京へ帰りました。

本当は初島まで出かけてみたかったのですが、
今回は天候がいまひとつで、船が欠航。

次回はぜひ、リベンジしたいと思います!

貸切バスでおでかけの際は、
駐車場の手配に気を付けておでかけくださいね。

(熱海の周遊観光バス「湯~遊~バス」はツカエル!(前編)はこちら)

■伊豆山神社
静岡県熱海市伊豆山上野地708 番地1
Tel:0557-80-3164
※駐車場はないのでご注意を

■アカオハーブ&ローズガーデン
http://www.garden-akao.com/index.html
静岡県熱海市上多賀1027-8
Tel:0557-82-1221
開園時間:9時~17時(入園は16時まで)
12月、1月の毎週火曜休み
入園料:大人700~1,200円、子ども400~600円(季節により入園料が変わります)
団体は15名以上で割引あり。
※観光バスで訪れる場合はあらかじめ問い合わせを!
大型バス専用入口があります。駐車場は無料です。
※ホテルニューアカオ・ロイヤルウイングでの昼食とセットにした
ランチプランもあります。日帰り入浴もOK!

新幹線vs貸切バス!どっちが便利?お得??

東京からこだまで約35分程度で行ける熱海。
日帰りでも十分楽しめる行き先です。

でも人数が多いときは、貸切バスの方が便利ですよね~。

今回は新幹線と貸切バスを使った場合で比較してみましたぞ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「まるっと観光!熱海日帰りバス旅行」

■新宿駅西口・都庁大型バス専用駐車場 8時出発!


■熱海ロープウェイ・熱海秘宝館(熱海後楽園ホテル駐車場利用)10時15分着
↓(バスは熱海城へ回送、徒歩で熱海城へ)

■熱海城・熱海トリックアート迷宮館11時15分発


■アカオハーブ&ローズガーデン 11時20分着
↓ *お庭散策・お土産購入

■ホテルニューアカオロイヤルウイングで昼食14時発


■起雲閣14時10分着・15時5分発
↓ *建物・お庭鑑賞(バスは東駐車場へ回送)

■新宿駅西口 17時30分着・解散!

【バス利用距離:約214㎞/利用時間:約5時間】

<大型バス利用> 100,440円~142,560円(参考高速代:25,680円)
<中型バス利用> 84,240円~122,040円(参考高速代:18,120円)
<マイクロバス利用> 71,280円~102,600円(参考高速代:12,360円)

※上記、貸切バス料金には、バス代、運転手代、ガソリン代、
バス車内でおきた事故をカバーする保険代が含まれています。
※高速代、有料駐車場代、施設入館料などの実費は別途かかります。
※実際は、バス会社の車庫の場所により、金額は変わります。
正確な金額は見積りを取りましょう!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

[電車利用の場合]
●新宿駅-熱海駅(JR利用) 6,440×2=12,880円(約1時間12分/こだまは指定席利用)
●熱海駅-観光先(湯~遊~バス利用) 700円

合計)お1人様 13,580円

※8名以上の団体、31名以上の団体割引があります。
また、回数券を利用すればもう少し値段が下がるかも。

[貸切バス利用の場合]
●大型バス(40名乗車)なら1人2,511~3,564円
●中型バス(25名乗車)なら1人3,370~4,882円
●マイクロバス(20名乗車)なら1人3,564~5,130円

人数さえまとまれば貸切バスの方が断然お得ですねー

しかも効率よく移動できるので、立ち寄り先でゆっくりできますよ!
ぜひ、検討してみてくださいね。

■熱海ロープウェイ
http://www.atami-ropeway.jp/
静岡県熱海市 和田浜南町8−15
Tel:0557-81-5800
運行時間:9時30分(上り)~17時30分(下り最終)
料金:大人片道400円・往復600円、子ども片道300円・往復400円
(団体は15名以上、往復で割引あり)

■熱海秘宝館
http://www.atami-hihoukan.jp/
静岡県熱海市 和田浜南町8−15
Tel:0557-83-5572
開館時間:9時30分~17時30分(入館は17時まで)
入場料:1,700円(団体は15名以上で100円引き)
*ロープウェイとセットで1,800円

■熱海後楽園ホテル
http://www.atamikorakuen.co.jp/
静岡県熱海市和田浜南町10−1
Tel:0557-81-0041
※日帰り入浴、ランチプランもあります。

■ロイヤルウイング
http://i-akao.com/royalwing/
静岡県熱海市熱海1993-65
Tel:0557-83-6161
*団体向けのプランが充実!

★熱海城、起雲閣、東駐車場の情報は「前編」をご覧ください。

※料金やサービス等は2016年当時のものです。最新の情報は公式ホームページを参照してください。

この記事を書いた人
ちくわ

旅行メディア編集長兼ライター、総合旅行業務取扱管理者、旅行会社勤務経験あり、目黒区ボランティアガイド見習い中。プライベートでも古代史オタクとして年に数回フィールドワークに出かける旅好き。時々バス愛がさく裂!?

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