東京の人気スポットと観光バス駐車場情報【東京スカイツリー®・墨田区編】

東京スカイツリー東京スカイツリー®は、2012年に開業した新しい東京のランドマーク。墨田区押上にあります。その足元には東京スカイツリータウン・ソラマチがあり、買い物やグルメ、観光など、さまざまな施設が集まっています。

墨田区は江戸庶民文化発祥の地として、葛飾北斎や勝海舟、森鴎外、芥川龍之介などの著名人とゆかりが深い町。春のお花見、夏の隅田川花火大会と人気の名所や行事も多く、四季折々の楽しみがあります。浅草からも近いので、両方周遊するプランが人気ですよ。

今回は穴場も含め、東京スカイツリー®・墨田区のおすすめ観光スポットをご案内。貸切バスで訪れた際の駐車場についてもご紹介したいと思います。

東京スカイツリー®・墨田区の見どころと空港までのアクセス

東京スカイツリー®がある墨田区には、すみだ水族館、国技館、東武博物館、向島など下町情緒あふれるスポットがいっぱい。

羽田空港まで移動する場合は、東京スカイツリー®から貸切バスを利用して約30㎞、所要時間で45分ぐらい。成田空港までなら約70㎞で1時間15分ぐらいです。

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東京スカイツリー®・墨田区で人気の観光スポット&アクティビティ

東京スカイツリー®・ソラマチ周辺

東京スカイツリータウン・ソラマチ
東京スカイツリータウン・ソラマチ

東京スカイツリー®は高さ634mと世界一高い電波塔。地上350mの天望デッキから天気に恵まれれば富士山を観ることができます。さらに、地上450mの天望回廊まで登ると、関東一円を見渡す目もくらむような絶景が楽しめますよ。

墨田川のリバーサイドにあるスカイツリーの足元には、商業施設「東京ソラマチ」、オフィス施設「東京スカイツリー イーストタワー」、すみだ水族館、コニカミノルタプラネタリウム天空、広場・ドームガーデンなどがあり、1日ゆっくり楽しめます。

夜になると、淡いブルーの「粋」・江戸紫の「雅」・橘色を基調とした「幟」に美しくライティングされたスカイツリーを楽しむのもおすすめです。

すみだ水族館・チンアナゴ
すみだ水族館・チンアナゴ

すみだ水族館は、小笠原諸島の海をテーマにした展示が人気。ペンギンやオットセイが暮らす国内最大級の開放型水槽も見どころの一つです。

 約500匹のミズクラゲが漂う幻想的な水盤型水槽「ビッグシャーレ」、日本最大の金魚展示ゾーン「江戸リウム」、そしてかわいいチンアナゴに餌をあげているところも見ることができますよ。

両国国技館・回向院周辺

両国国技館
両国国技館

隅田川沿いにある両国は、国技である相撲が楽しめる「両国国技館」、江戸時代の村をテーマにしたレストラン街「両国江戸NOREN」、江戸東京の歴史と文化をわかりやすく展示した「江戸東京博物館(2025年まで休館中)」、花火の歴史を知ることができる「両国花火資料館」などもあります。

両国国技館には大相撲開催中、力士の等身大パネルが展示され人気の撮影スポットに。力士にお姫様抱っこをしてもらっているような顔出しパネルは大好評です。

相撲の歴史を知ることができる相撲博物館もあります。両国周辺の観光スポットを紹介している以下の記事もぜひ参考にしてください。

歴史好きなら、赤穂浪士事件で亡くなった吉良邸へ。現在は本所松坂町公園となっています。

刀剣好きなら「旧安田庭園」内にある「刀剣博物館」もおすすめ。国宝級の刀剣など貴重な品々が100点以上展示・保管されています。

旧安田庭園は、もともと常陸国笠間藩主本庄因幡守宗資により築造されたといわれており、隅田川の水を引いた汐入回遊式庭園として整備されたそうです。現在はポンプで人工的に潮入りが再現されています。

この他、袋物メーカー東屋が運営する「袋物博物館」、花火の作り方や構造がよくわかる「両国花火資料館」もおすすめです。

回向院「鼠小僧次郎吉のお墓」
回向院「鼠小僧次郎吉のお墓」

そして回向院(えこういん)は日本一の無縁寺。明暦の大火で亡くなった方を弔うために造られた「万人塚」が作られ、冥福を祈る御堂が建てられたのはじまりです。鼠小僧次郎吉の頭部はこちらに埋葬されています(胴体は荒川区南千住の回向院)。

鼠小僧次郎吉が長く捕まらなかったことから、勝負運・金運のパワースポットとして人気に。お墓の石を削る人が絶えなかったことから、削り専用の石「お前立ち」を置くようになりました。

葛飾北斎ゆかりの地

すみだ北斎美術館
すみだ北斎美術館

江戸後期の浮世絵師・葛飾北斎は本所割下水(現在の墨田区亀沢付近)で生まれました。その偉業をたたえ、生誕地である本所割下水を「北斎通り」と名付け、約1km間の道両側の街路灯、公衆トイレ等に北斎作品103枚を掲示。

緑町公園には「すみだ北斎美術館」があります。常設展は7つのエリアで構成、北斎の生涯がたどれるとともに、「北斎のアトリエ」再現模型もあります。

また、葛飾北斎が描いた墨田の風景をたどるのもおすすめ。「牛嶋神社」「三囲神社」「白髭神社」「法泉寺」「隅田川神社」「木母寺」など、作品とともに楽しむのもいいですね。

鬼平犯科帳ゆかりの地

「三囲(みめぐり)神社」
池波正太郎著「高萩の捨五郎」他の作品に登場「三囲(みめぐり)神社」

池波正太郎さんの時代小説「鬼平犯科帳(おにへいはんかちょう)」の舞台といえば押上界隈。小説の舞台となった場所には「鬼平情景」として立て看板も置かれています。

「吾妻橋」「如意輪寺」「枕橋」「三囲(みめぐり)神社」「常泉寺」「業平橋」「春慶寺」と回るもよし。本所・桜屋敷コースとして、「江東橋公園」「鏑木橋」「長谷川平蔵旧宅跡」「旗本・堂之助の屋敷」「法恩寺」「高杉銀平道場」など、観光や街歩きを楽しみながら小説の世界観を堪能してみては?

西浅草には「池波正太郎記念文庫」もあるので、ファンならぜひそちらにも足を延ばしてみましょう。

江戸っ子の行楽地、向島界隈

向島百花園
向島百花園

東京の下町、向島は江戸時代に行楽地としてにぎわった場所。当時は神社仏閣巡るのが庶民に人気でした。明治時代には花街が賑わいを見せ、今でも芸妓さんの姿を見かけることもあります。

江戸時代に仙台出身の商人・佐原鞠塢(さわらきくう)が造った「向島百花園」。佐原氏と交遊のあった江戸の文人墨客の協力を得て、旗本・多賀氏の元屋敷跡に、花の咲く草花鑑賞を中心とした「民営の花園」として開園しました。ここから見るスカイツリーも風情があります。

桜餅で有名な「長命寺」。3代将軍家光が腹痛を起こし、住職が加持した庭の井戸水で薬を服用したところ痛みが治まったので、寺号として「長命寺」を与えられたといいます。

隅田公園周辺
隅田公園周辺

毎年桜のお花見で有名な「隅田公園」、自分の悪いところと同じ部分をなでるとよくなるといわれる「撫牛」が有名な「牛嶋神社」、日本の大財閥・三井家の守り神の社「三囲神社」、咳止めにご利益がある「弘福寺」などにもぜひ立ち寄っていきましょう。

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東京スカイツリー®・墨田区周辺の観光バス乗降所&駐車場

逆さスカイツリーを楽しめる名所「十間橋」
逆さスカイツリーを楽しめる名所「十間橋」

東京スカイツリー®墨田区周辺は観光バスが乗降できる場所、駐車可能な台数が限られています。停められない場合は回送になります。街中を便利に巡れるコミュニティバスを利用し、観光するのもおすすめですよ。

【観光バス乗車場】

(1)東京スカイツリー®団体バス駐車場

住所:東京都墨田区押上1丁目1-2 (完全予約必要)
駐車可能台数:ー
利用可能時間:9時30分~21時(最終入庫時間18時)
スカイツリー団体予約ありの場合は、2時間~最大6時間まで30分単位で選択可能、展望台入場時間の30分前から利用可能。
スカイツリー団体予約なしの場合は、東京スカイツリータウン来場者のみ利用可能。3時間~最大6時間まで、30分単位で選択可能。20時以降は利用不可。
料金:団体予約ありの場合は、3,000円からで延長料金は30分ごとに750円、なしの場合は3時間6,000円で30分ごとに1,000円
●予約方法:東京スカイツリー団体予約センターに電話(03-3626-0634)もしくはFAXで申し込み
詳しくはこちら≫

(2)江戸東京博物館バス駐車場<休館期間は利用不可>

住所:東京都墨田区横網1-4-1
駐車可能台数:ー
料金:2時間まで2,100円、以降30分ごとに600円(来館者のみ利用可能)
問合せ先:団体見学担当 03-3626-9974(代表9時~17時)

(3)隅田公園自動車駐車場(予約可)

住所:東京都墨田区向島5丁目6番(屋内プール体育館跡地)
駐車可能台数:5台
時間:7時30分~18時30分
料金:最初の30分まで無料、以降30分ごとに400円
※時間を過ぎた場合は、1日ににつき2,000円が追加されます。隅田川花火大会開催日は終日利用不可。
問合せ先:隅田公園自動車駐車場(現地管理所)03-3622-8331

墨田区周辺は交通量が多く、観光バスの乗り入れが難しいエリア。近くまでバスでアクセスするのが難しい場合もあります。

現地で観光時間を取りたい場合は、最寄りまで送ってもらい、バスは駐車場で待機もしくは回送となりますので、あらかじめ承知おきください。

東京観光で便利な観光バス駐車場情報

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バス観光マガジン編集部 編集ライター

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