東京の人気スポットと観光バス駐車場情報【銀座・月島・中央区編】
銀座といえば一時期、インバウンドの観光客であふれていた場所。コロナ禍で観光バスも少なくなりましたが、それでも休日になれば大勢の方が歩行者天国で“銀ブラ”を楽しむ様子が見られます。
屋上庭園がある銀座の新名所「GINZA SIX」はお買い物だけではなく、憩いの場としても人気。街のシンボルである「三越」、「歌舞伎座」、ソニービルの跡地に生まれた「ソニーパーク」など、真名所が次々と誕生していますよ。
中央区はビジネス街や商業施設、江戸っ子気質が残る下町と多彩な顔を持つエリア。日比谷や皇居からも近いので、両方周遊するプランもおすすめです。
今回は穴場も含め、銀座や月島・中央区のおすすめ観光スポットをご案内。貸切バスで訪れた際の駐車場についてもご紹介したいと思います。
銀座・月島・中央区の見どころと空港までのアクセス
江戸時代以降の埋め立てで誕生した中央区。海外からの観光客に大人気の銀座エリア、日本橋・京橋・茅場町エリア、築地・八丁堀エリア、人形町・馬喰町エリア、月島・晴海・勝どきエリアがあります。
羽田空港まで移動する場合は、銀座から貸切バスを利用して約20㎞、所要時間で40分ぐらい。成田空港までなら約70㎞で1時間15分ぐらいです。
銀座・月島・中央区で人気の観光スポット&アクティビティ
銀座周辺
休日の銀座はやっぱり銀座通りの歩行者天国!土日祝日に実施されています。
はじまりは和光の正午を告げるチャイムが合図。夏期間(4月~9月末)は18時まで、冬期間(10月~3月末)は17時まで実施されています。
「GINZA SIX」の他、老舗百貨店の「銀座三越」「和光」「マロニエゲート」など、ショッピングからグルメまでたっぷり楽しめるのがポイントです。
アートや演劇などがお好きな方なら「歌舞伎座」「新橋演舞場」「資生堂ギャラリー」「シャネル・ネクサス・ホール」「ポーラ」 ミュージアム アネックス」など、こちらも行き先に困りません。
日本橋・京橋・人形町周辺
日本橋は1603年(慶長8年)徳川家康により架けられたといわれ、日本の中心となっています。現在の橋は1911年(明治44年)に完成した石造の2連アーチ橋。
橋の中央の橋灯にある麒麟像は完成当時の東京市の繁栄を表現し、橋の四隅にある獅子像は守護を表し、国の重要文化財となっています。
日本橋のシンボルとなっているのが「COREDO室町1・2・3/COREDO日本橋」。ライフスタイル全般をカバーする品揃えで個性的な店舗が揃っています。近くに五穀豊穣の神である宇迦之御魂神(うかのみたまのみこと)をお祭りした「福徳神社」がありますので、合わせて参拝していきましょう。
日本橋周辺には博物館などが集まっており、「日本銀行金融研究所貨幣博物館」「三井本館」「凧の博物館」「三井記念美術館」「Daiichi Sankyo くすりミュージアム」などがあります。
ポケモン好きなら日本橋高島屋S.C.東館5階へ。「ポケモンセンタートウキョーDX & ポケモンカフェ」があります。
中央区指定有形文化財の「明治屋京橋ビル」を含む「京橋江戸グラン」は、注目の新スポット。「国立映画アーカイブ」では、日本映画にまつわる所蔵品を展示し、映画関連の図書や雑誌、パンフレットなども所蔵しているので、映画好きなら必見です。
金運アップを狙うなら人形町にある小網神社へ。境内にある「銭洗いの井」で清めたお金をお財布に収めると金運が授かると評判です。
人形町は江戸文化の中心。安産・子授けのご利益がある水天宮や、下町情緒たっぷりの甘酒横丁にぜひ立ち寄っていきましょう。たい焼きや人形焼きなど食べ歩きも楽しめますよ。
築地・八丁堀・明石町・浜離宮エリア
中央卸売市場は豊洲に移転しましたが、築地場外市場は現在も健在。約460店舗が軒を連ね、買い物客で活気あふれています。
築地を訪れたならぜひ立ち寄りたいのが築地本願寺。建築家・伊東忠太さんの設計により、特徴的な外観が目を引きます。本堂・門往(正門・北門・南門)・石塀は国の重要文化財です。
明石町には中央区立郷土天文館「タイムドーム明石」があります。中央区の歴史や文化財について7つのテーマで展示。また、季節ごとの星空紹介や天文についてのプログラムも楽しめるプラネタリウムもありますよ。
芥川龍之介生誕地や浅野内匠頭邸跡、カトリック築地教会、鉄砲洲稲荷神社などをぶらぶらしながら八丁堀へ。築地からも近いのでぜひ散策してみましょう。
築地や汐留にも近い浜離宮恩賜庭園は、東京湾の海水を引き入れた潮入りの池がある庭園です。永年間(1624~1644年)までは、将軍家の鷹狩場でもありました。1952年(昭和27年)11月には周囲の水面を含め国の特別名勝および特別史跡に指定。
日の出桟橋と浅草を結ぶ水上バスで、浜離宮を訪れることもできます。
佃・月島・晴海・勝どきエリア
佃はもともとは佃島と石川島という2つの島で、江戸時代に埋め立てして生まれた場所。石川島に人足寄場が作られて佃島と地続きになりました。
海の安全を祈る住吉神社が鎮座し、佃堀には淡水と海水が混ざり合う下町風情が残るスポット。佃煮のお店もたくさん残っています。
石川島に人足寄場がつくられたのは1790年(寛政2年)のこと。火付け盗賊改長谷川平蔵が、軽犯罪を犯した無宿者たちの更生施設、手に職をつけさせるために場所として進言し、それを受け入れたのが松平定信でした。
石川島は日本における近代的造船業の発祥地としての側面も。現IHIの母体となった石川島造船上が徳川斉昭により創設。石川島・佃島の歴史や文化とともに、IHIが果たした役割をわかりやすく開設する「石川島資料館」があります。
そして最近では修学旅行生にも人気なのが月島。「月島もんじゃストリート」はもんじゃ焼きのお店がずらりと並ぶ人気スポットです。お腹がいっぱいになったら隅田川沿いを散策したり、勝鬨橋や永代橋などを見に行くのもいいですよ。
晴海から出発する屋形船での遊覧もおすすめです。晴海ふ頭周辺にはフォトジェニックなスポットがたくさんあります。
▼関連記事
・東京出発で楽しむ貸切バス旅行!定番の観光プラン&料金をご紹介
銀座・月島・中央区周辺の観光バス乗降所&駐車場
銀座・月島・中央区周辺は観光バスが乗降できる場所、駐車可能な台数が限られています。停められない場合は回送になります。街中を便利に巡れるコミュニティバスを利用し、観光するのもおすすめですよ。
【観光バス乗車場】
(1)銀座六丁目バス乗降所(GINZA SIX)
住所:東京都中央区銀座6丁目10番1号 (完全予約制)
利用可能プール:3台
利用可能時間:10時~19時
※商業エリアの営業時間に準ずる
料金:無料
●予約方法:タイムズのホームページから予約
(2)月島バス乗降場
住所:東京都中央区月島1-3-3 (都道473号線 新月陸橋下)
利用可能プール:2台分
利用可能時間:12時~18時
料金:無料
問合せ先:03-3532-1990
詳しくはこちら≫
【観光バス駐車場】
(1)京橋エドグラン<休館期間は利用不可・要予約>
住所:東京都中央区京橋2-2-1
駐車可能台数:2台
利用可能時間:10時~18時
料金:最初の30分まで1,500円、以降30分ごとに1,000円
利用条件:日本バス協会・各都道府県バス協会加盟のバス会社のみ利用可能
問合せ先:株式会社はとバスエージェンシーソリューション 03-3298-3942(平日9時~17時)
(2)市場橋駐車場(事前予約制)
住所: 東京都中央区築地4-15-2
駐車可能台数:-
時間:9時~17時
料金:1時間2,200円、30分ごとに1,100円
※一度出庫した場合は、初回1時間料金が都度かかります。
専用サイトから利用者登録後、予約可能
(3)タイムズ晴海4丁目バスプール(予約不可)
住所: 東京都中央区晴海4-6
駐車可能台数:8台
時間:24時間
料金:1時間2,000円、17時~翌9時までは最大7,500円
※一度出庫した場合は、初回1時間料金が都度かかります。
タイムズサイトから利用者登録後、駐車場の空き状況が確認できます。また、夜間20時~8時のみ予約が可能です。
中央区周辺は交通量が多く、観光バス待機場所が限られます。
現地で観光時間を取りたい場合は、最寄りまで送ってもらい、バスは駐車場で待機もしくは回送となりますので、あらかじめ承知おきください。
東京観光で便利な観光バス駐車場情報
▶浅草や上野周辺(墨田区・台東区)の観光バス駐車場情報
▶文京区・北区・板橋区・荒川区の観光バス駐車場情報
▶皇居周辺や神田・秋葉原(千代田区)の観光バス駐車場情報
▶池袋・豊島区の観光バス駐車場情報
▶渋谷区・目黒区の観光バス駐車場情報
▶新大久保・新宿区の観光バス駐車場情報
▶東京タワー・お台場・港区の観光バス駐車場情報
▶東京スカイツリー®・墨田区の観光バス駐車場情報
▶銀座・月島・中央区の観光バス駐車場情報
▶柴又・亀有・葛飾区・江戸川区・足立区の観光バス駐車場情報
▶豊洲・深川・江東区の観光バス駐車場情報
▶天王洲アイル・品川区・大田区の観光バス駐車場情報
▶あきる野市・奥多摩・檜原村編
▶武蔵野市・三鷹市・調布市の観光バス駐車場情報
▶立川市・日野市・八王子市の観光バス駐車場情報
▶府中市・国分寺市・多摩市の観光バス駐車場情報
≫初めてのバス旅行幹事、やらなきゃいけないコトはこれ!
≫貸切バスは『いつまで』なら予約がとれる?前日や当日はアリ?
≫バスの駐車場、運転手のホテル予約は必要?
≫貸切バスでバスガイドは頼める?料金やお仕事内容解説
≫貸切バス予約後のやることリスト!人数や行き先変更は可能?
≫貸切バスで旅行する時は、保険に入るべき?
≫バスの運転手さんへ心づけ(寸志)は必要?
≫貸切バス(送迎バス)のキャンセル料は?
バス会社の比較がポイント!