天王洲アイル

東京の人気スポットと観光バス駐車場情報【天王洲アイル・品川区・大田区編】

品川区は東京湾に面した臨海部と山の手に連なるエリアで、新幹線の停車駅として、東京駅と並ぶ交通の要所となっています。江戸時代には東海道の宿場町として栄え、縄文時代も多くの人が住み着いた暮らしやすい場所。

そして大田区も羽田空港を擁し、品川区と並んで多くの人が行き交うエリアとなっています。

今回は再開発が進むウォーターフロント・天王洲アイルや品川区、大田区のおすすめ観光スポットをご案内。貸切バスで訪れた際の駐車場についてもご紹介したいと思います。

品川区・大田区の歴史と空港までのアクセス

品川区は縄文時代早期から人々が暮らし始めた場所として有名。大森貝塚の発見は、考古学発祥の地として全国に知られています。

江戸時代になると、五街道で最も交通量の多い東海道・最初の宿場町として栄え、風光明媚な場所として親しまれてきました。

一方の大田区は、1947年(昭和22年)に大森区と蒲田区が一緒になり誕生した比較的新しい行政区。東京湾、多摩川に面し、こちらも江戸時代には東海道の街道筋に当たるため、人々の往来が盛んなエリアとして発展してきました。

品川区・天王洲アイルは京浜運河と天王洲運河に面した沿岸にある地域を再開発して生まれた場所。屋形船が行き交い、オフィスや劇場、ギャラリー、マルシェなどウォーターフロントを活かしたおしゃれな街となっています。

羽田空港まで移動する場合は、品川駅から貸切バスを利用して約12㎞、所要時間で20分ぐらい。成田空港までなら約77㎞で1時間20分ぐらいです。

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品川区の人気観光スポット&アクティビティ

大森周辺

しながわ水族館
しながわ水族館

しながわ区民公園内にある「しながわ水族館」は、1991年(平成3年)にオープンした東京湾の生き物展示やイルカやアシカショーで人気のスポットです。2016年にNHK総合「ドラマ10」で放送された「水族館ガール」の舞台になりました。

ちなみに品川駅近く品川プリンスホテル内にある水族館「マクセル アクアパーク品川」は港区になります。

20名以上の団体向けにバス駐車場や食事場所の提供などもあるので、遠足や社会科見学に人気。約50種160点もの魚たちが泳ぐトンネル水槽は圧巻です。カワイイコツメカワウソの元気な姿を楽しむことができますよ。

大森貝塚遺跡庭園
大森貝塚遺跡庭園

1996年(平成8年)4月に開園した「大森貝塚遺跡庭園(国指定史跡)」は、大森貝塚について学べる施設です。大森貝塚を発見したのは、1877年(明治10年)に来日したアメリカの動物学者エドワード・シルヴェスター・モース博士。

日本で最初に学術調査が行われたことから「日本考古学発祥の地」と言われています(しながわ観光協会ホームページより)。次ぐ近くには「品川区立品川歴史館」もあり、「大森貝塚とモース博士」「東海道品川宿」をテーマに原始・古代から近現代までの品川区の歴史を分かりやすく展示。

歴史館の中には日本庭園を臨む書院があり、水琴窟の音色や梅・桜・紅葉など四季折々の自然を楽しむこともできます。

品川区の歴史を語る上で外せないのが「鈴ヶ森刑場」。1651年(慶安4年)に開設され、八百屋お七、平井(白井)権八、天一坊などがここで処刑されています。

大井競馬場
大井競馬場

品川といえば大井競馬場、日本で初めてナイター競馬を開催した場所です。

4号スタンド・4階にある競馬観戦型レストラン「ダイアモンドターン」では、ブッフェスタイルのお料理をいただきながら、競馬観戦が楽しめると話題に。1名から20名程度まで座席を貸切利用できる(有料)ので、安心してくつろげますね。

初めて競馬を楽しむ方向けのガイダンスなども充実しているので、団体・グループ旅行で楽しむのもおすすめです。

勝島運河・しながわ花街道
勝島運河・しながわ花街道

立会川駅から鮫洲駅にかけて広がる勝島運河。約2㎞の防潮堤に四季折々の花を植えた「しながわ花街道」が有名です。春は菜の花、夏はひまわり、秋はコスモスが咲き、お花越しに水辺の風景を楽しめます。

天王洲アイル周辺

天王洲アイル周辺
天王洲アイル周辺

天王洲アイルは江戸時代に築かれた第4お台場をベースに開発されたアート・食・文化施設が集まる人工島(アイル)。島内にはいくつかの彫刻やオブジェなどが設置され、アート散歩も楽しめます。

寺田倉庫が運営する現代アートの複合施設「TERRADA ART COMPLEX」、建築模型の展示・保存目的でオープンした「建築倉庫ミュージアム」も。

天王洲運河をまたぐ歩行者専用橋「天王洲ふれあい橋」がかけられ、夜はライトアップされるのでとてもきれいです。ボードウォークや遊歩道などを散策しながら、開放的なウォーターフロントの雰囲気を楽しめます。

船の科学館・宗谷
船の科学館・宗谷

「海と船の文化」をテーマにした海洋博物館「船の科学館」は、日本初南極観測船「宗谷」をそのまま係留・展示。探検隊の様子をリアルに感じることができます。

さまざまな水産資料を集めて展示するのが「東京海洋大学 マリンサイエンスミュージアム」。別館の鯨ギャラリーでは、セミクジラ・コククジラの全身骨格も展示しています。

北品川・新馬場・青物横丁周辺

北品川は東海道第一の宿場町として栄えた品川宿の面影を今も感じることができる場所。「品川宿交流館」では街歩きマップや品川宿の歴史・文化を紹介する展示があります。

通称「土蔵相模」と呼ばれた旅籠は、高杉晋作、伊藤博文などの幕末志士たちが密議を行った場所です。現在はマンションが建ち、当時の面影はありません。

品川神社
品川神社

北品川の鎮守といえば品川神社。徳川家康が関ヶ原合戦出陣の際、先勝祈願として奉納した「太太神楽」は東京都の文化財に指定されています。品川神社にはいまでも登れる「富士塚」や金運アップのパワースポットとして有名な「阿那稲荷神社」も。

阿那稲荷神社「一粒で万倍の御神水」
阿那稲荷神社「一粒で万倍の御神水」

神社の「一粒で万倍の御神水」でお金を洗い、地元商店街で使用すると、万倍になって帰ってくるそうですよ

北品川にある品川浦は、海苔の主要産地として栄えた場所。現在は屋形船や釣り船が舳先を並べる船溜まりとなっています。

品川浦・船溜まり
品川浦・船溜まり

東京観光人気の屋形船。たくさんの船宿があるのがここ、品川。のんびりと船に揺られてながら揚げたての天ぷらや江戸前のお刺身などをお酒とともに楽しめる粋なアクティビティです。

15名前後から貸切可能な船が多く、お台場の夜景を楽しみながらのんびり船遊びをしてみませんか。姉妹サイトの「屋形船の達人」では人気の船宿をご紹介していますよ。

戸越・武蔵小山・西小山周辺

戸越銀座
戸越銀座商店街

戸越銀座といえば人気の商店街。全長約1.3㎞と都内でも最長といわれています。休みの日となると大勢の人が集まり、食べ歩きや買い物を楽しんでいます。

最近、再開発著しい武蔵小山。品川区側にある武蔵小山商店街パルム、天然温泉の銭湯として人気の清水湯、都内とは思えない豊かな森が広がる林試の森公園が人気です。

目黒区と品川区にまたがる西小山は、古くからの商店街も残り、個性的なお店もたくさん。おしゃれタウンとレトロなお店が共存するユニークなスポットとなっています。

大田区の人気観光スポット&アクティビティ

池上周辺

池上本門寺
池上本門寺

大田区を代表するスポットとえば「池上本門寺」。日蓮宗の総本山であり、歴史的遺産の宝庫としても知られています。徳川慶喜の大政奉還や西郷隆盛・勝海舟が会見した寺院としても有名です。

ケヤキ作りの総門は、広重の浮世絵などにも描かれている区指定文化財。本門寺五重塔は二代将軍・秀忠の乳母である正心院の発願で造立されたもので、関東では最古といわれています。

この他、加藤清正供養塔、幸田露伴一族の墓所、日蓮聖人座像などみどころがたくさんあります。池上門前町には、池上梅園があり、毎年2月中旬頃に美しい梅の花が咲き誇り、春の訪れを楽しめます。

城南島海浜公園

城南島海浜公園・つばさ浜
城南島海浜公園・つばさ浜

羽田空港からほど近い城南島にある海浜公園。キャンプ場やBBQ場、スケボー広場があり、つばさ浜では潮干狩りも楽しめます

公園からは離発着する飛行機や港を出入りする船が見えるので、船舶や航空ファンからも人気を集めています。

また、人工島である京浜島つばさ公園も離発着する飛行機を楽しめるビュースポット。芝生公園ではBBQを楽しめます。

羽田空港周辺

穴守稲荷神社
穴守稲荷神社

羽田空港から車で約5分のところにあるのが穴守稲荷神社。主祭神は豊受姫命(とようけひめのみこと)で、伊勢神宮・外宮にお祭されている神様と同じです。

こちらの奥の宮の砂を家にまくとご利益があるとされており、砂を入れたお守りも授与していただけます。

江戸小路
羽田空港国際線ターミナル「江戸小路」

羽田空港国際線ターミナルにあるのが「江戸小路」。飛行機を利用しないお客様でも楽しむことができます。江戸舞台、江戸櫓、舞台小屋などもあり、インバウンドのお客様から大好評です。

そして飛行機ファンから熱い支持を集めるのが「JAL 工場見学 Sky Museum」。空の仕事、JALの歴史、本物の航空機を間近で見ることができると話題に。見学希望の場合は予約が必要なので、お早目に申込しておきましょう。

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品川区・大田区周辺の観光バス乗降所&駐車場

羽田空港・第2ターミナル(国内線)
羽田空港・第2ターミナル(国内線)

品川区・大田区周辺は観光バスが乗降できる場所、駐車可能な台数が限られています。停められない場合は回送になります。

【観光バス乗降所】

羽田空港の貸切バス乗り場は各ターミナルバスプールを利用できます。詳しくはこちらを参照≫

品川駅から利用したい場合は「品川インターシティA棟前」を利用することが多いようです。路線バスの発着など交通量が多い場所ですので、余裕をもって行動しましょう。

【観光バス駐車場】

(1)大井競馬場駐車場・第1駐車場(要予約)

住所:東京都品川区勝島2-1-2大井競馬場
駐車可能台数:22台
営業時間:大井競馬本場開催のみ利用可能
料金:1日1回5,000円
予約・問合せ先:東京プロパティサービス 03-3764-5652(平日10時~17時)

(2)大井ふ頭中央海浜公園第一駐車場(要予約)

住所:東京都八潮4-1-19
駐車可能台数:6台
営業時間:24時間開場
※公園及び公園内施設利用者が利用可能
料金:1日1回2,000円
問合せ先:東京港埠頭(株)080-8496-8777 まで予約

(3)潮風公園第一駐車場(北)

住所:東京都品川区東八潮1 ※お台場海浜公園寄り
駐車可能台数:-
営業時間:24時間
料金:バス1時間1,000円、以後30分ごとに500円
問合せ先:潮風公園事務所 03-5531-0951
空き状況はs-parkで確認可能

(4)潮風公園第二駐車場(南)

住所:東京都品川区東八潮2
駐車可能台数:-
営業時間:24時間
料金:バス1時間1,000円、以後30分ごとに500円
問合せ先:潮風公園事務所 03-5531-0952
空き状況はs-parkで確認可能

(5)しながわ水族館(要予約)

住所: 東京都品川区勝島3-2-1
駐車可能台数:9台
時間:9時30分~19時
※水族館に来館する団体向け
料金:2時間まで1,800円、以降1時間ごとに900円
問合せ先:しながわ水族館 03-3762-3433(休館日をのぞく9時30分~17時30分)

(6)城南島海浜公園駐車場第1(要予約)

住所: 東京都大田区城南島4-3
駐車可能台数:4台
時間:7時30分~21時
料金:平日1,000円、土日祝は2,000円
※公園施設利用者のみ
問合せ先:東京港埠頭株式会社 03-3599-7461(平日9時~17時受付)

(7)羽田空港駐車場第2ターミナル P4(国内線)

住所: 東京都大田区羽田空港3-3-2
駐車可能台数:大型バス2台、他マイクロバスの駐車可能
時間:24時間
料金:最初の30分無料、30分300円、24時間で最大3,000円、24時間を超えた場合は60分600円
問合せ先:日本空港ビルデング株式会社 P4管理室 03-6428-8194
※事前予約可(有料)

(8)羽田空港駐車場第3ターミナル P5(国際線)

住所: 東京都大田区羽田空港2-2
駐車可能台数:6台
時間:24時間
料金:最初の30分無料、30分300円、24時間で最大4,200円、24時間を超えた場合は60分600円
問合せ先:東京国際空港ターミナル株式会社 P5管理室 03-6428-0121
※事前予約可(有料)

現地で観光時間を取りたい場合は、最寄りまで送ってもらい、バスは別の場所で待機もしくは回送となりますので、あらかじめ承知おきください。

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バス観光マガジン編集部 編集ライター

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