東京の人気スポットと観光バス駐車場情報【立川市・日野市・八王子市編】
立川市は多摩地域中部に位置し、昭島市、小平市、日野市、国分寺市、国立市、福生市、東大和市、武蔵村山市と接しています。都内を結ぶ各線やモノレール、バス路線などが多数乗り入れる交通の要。
南よりに日野市、そして西よりに八王子市があります。八王子市は多摩地域で最も人口が多く、高尾山があるなど自然が豊か。
今回は活気あふれる立川市、日野市、八王子市でおすすめ観光スポットをご案内。貸切バスで訪れた際の駐車場についてもご紹介したいと思います。
立川市・日野市・八王子市の歴史と空港までのアクセス
立川市は約1万5千年前から人々が暮らしてきましたが、江戸時代になると幕府の天領(直轄地)に組み込まれ、新田開発により集落「砂川新田」が開かれました。1654年(承応3年)に玉川上水が引かれ、五日市街道沿いに村が作られていきます。
明治期には民間の飛行場として各国から飛行機が訪れる「空の都」へ。終戦までは陸軍の飛行場を中心とする「軍都」に。戦後は米軍の基地の街としてにぎわいました。
現在は大型商業施設の開業や多摩モノレールの開通などにより、駅周辺は大変賑やかな繁華街として変貌しています。
日野市は古くから田園風景が広がる「多摩の米蔵」と呼ばれてきました。江戸時代は甲州街道の宿場町として栄え、新選組のふるさととして注目を集めています。
八王子市も甲州街道の宿場町として発展した場所。養蚕業が盛んで江戸時代以降は「桑都」と呼ばれたことも。商業だけではなく、産業、学園都市、住宅都市としても著しく発展しています。
羽田空港まで移動する場合は、立川駅から貸切バスを利用して約53㎞、所要時間で1時間25分ぐらい。成田空港までなら約110㎞で2時間10分ぐらいです。
立川市・日野市・八王子市の人気観光スポット&アクティビティ
立川市周辺
立川市で最も有名な観光スポットといえば「国営昭和記念公園」。旧立川飛行場跡地に作られた公園で、東京ドーム39個分の広さがあります。
春は桜のお花見スポット、秋は紅葉と四季折々の美しさが楽しめます。園内ではバーベキューやサイクリング、ボート遊び、夏はプールが楽しめる他、レストランもたくさんあるので、1日のんびり過ごせますよ。
昭和記念公園からも近い「南極・北極科学館」。知る人ぞ知る穴場で、南極観測で使われた観測機器や標本、雪上車などが展示されており、現地で観測されたオーロラの映像が楽しめます。
そして、平安時代に嵯峨天皇により建てられたと伝わる諏訪神社。長野の諏訪大社から分祀された神社で武御名方神(たけみなかたのかみ)が祀られています。
武御名方神は建御雷神(タケミカヅチ)と相撲を取った神様として知られ、境内には土俵も。諏訪神社の獅子舞は立川市の無形民俗文化財に指定されており、元禄頃に作られた獅子舞などが残されています。
この他最近注目を集めているスポットが「タチヒビーチ」。海がない立川でビーチリゾート気分が味わえる人口の砂浜です。BBQも楽しめる映えスポットとして人気を呼んでいます。
また、立川駅から徒歩約8分のところに2020年オープンした「GREEN SPRINGS(グリーンスプリングス)」は、空と大地と人がつながる“ウェルビーイングタウン”として、イベントステージやソラノホテル、商業施設、オフィス等が集まる複合施設。
ソラノホテルにあるスパは、10階と11階の2フロアに60mのインフィニティプールがあり、眼下には昭和記念公園の緑が広がるリゾート感たっぷりのスポットとしてメディアにたびたび登場しています。宿泊客とスパ会員以外は利用できないので、ぜひ宿泊してのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。
日野市周辺
日野市といえば新選組副長の土方歳三や、六番隊長の井上源三郎らの出身地として知られています。新選組ファンにとってはぜひ訪れたい聖地です。
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引用元:団体旅行ナビより
日野に残されている新選組資料を展示する「新選組のふるさと歴史館」、土方歳三、井上源三郎、近藤勇、沖田総司らが集ったころの姿そのままで残されている「日野宿本陣」、土方歳三の生家を開放して愛用品などを公開する「土方歳三資料館」、同じく生家の土蔵を改装した「井上源三郎資料館」などなど。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
日野市にある人気スポットといえば「多摩動物公園」、約52.3㎡の敷地には約300種類類の動物や昆虫が飼育されています。こちらの一番人気といえばやっぱり「ライオンバス」。
改修工事でしばらくお休みしていましたが、2021年7月に運行を再開。バスの窓ごしにライオンの姿を間近で観察できる大迫力のアクティビティで、一時は予約が必要になったこともありました。
多摩動物公園のすぐ近くには電車について学べる「京王れーるランド」があり、電車好きのお子様に大人気。
バスについても展示もありますよ。バスについての展示といえば日野自動車の博物館「日野オートプラザ」も忘れずに。日本のトラック、バスの歴史がわかる唯一無二のスポットとなっています。
この他、土方歳三の菩提寺である「高幡不動 金剛寺」、天然理心流を学んだとされる剣士たちが奉納した剣術額がある八坂神社、土方歳三の姉ノブと佐藤彦五郎が眠る「三鷲山鶴樹院 大昌寺」、井上源三郎の菩提寺「如意山 宝泉寺」なども忘れずに訪れていきましょう。
八王子市周辺
八王子といえば高尾山!都内から約1時間ほどで訪れることができる都会のオアシスです。横浜市民なら小学生の遠足の定番でしょうか。
744年に開山した高尾山薬王院があり、修験道の修行の場として歴史を刻んできました。登山コースが整備され、気軽に登れることから世界一登山者が多い山として知られています。
ケーブルカーやリフトで途中まで昇れるので、体力のない方でも安心。ケーブルカーの山頂駅付近には「高尾山ビアマウント」があります。
高尾山の駅近くには日帰り温泉施設「極楽湯」もありますので、汗をさっぱりと流して帰れます。
自然体験型レクリエーション施設として人気があるのが「夕やけ小やけふれあいの里」。童話「夕焼小焼」の作家・中村雨江さんの出身地であり、この地をモデルに詩を作ったことからそう名付けられています。
川遊びやキャンプ、BBQ、日帰り入浴、ふれあい牧場、ワークショップなどが楽しめ、お子様連れでにぎわいます。また、規模は小さいですが6種類の乳牛を飼育している「磯沼ミルクファーム」では、乳しぼりやカウボーイ・カウガールスクールなどの体験プログラムも。
2015年にオープンしたばかりの美術館「TAKAO 599 MUSEUM」やだまし絵や目の錯覚を利用した「高尾山トリックアート美術館」、養蚕業で栄えた八王子の歴史を学べる「絹の道資料館」などもおすすめです。
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立川市・日野市・八王子市周辺の観光バス乗降所&駐車場
立川市・日野市・八王子市周辺は観光バスが乗降できる場所、駐車可能な台数が限られています。停められない場合は回送になります。
【観光バス乗降所】
●高尾山口駅前ロータリーで乗降可能
問合せ先:八王子市道路交通部 管理課 電話番号 042-620-7274
【観光バス駐車場】
(1)国営昭和記念公園・砂川口駐車場
住所:東京都立川市泉町
駐車可能台数:10台
営業時間:9時30分~17時 ※11月~2月末は16時30分まで
料金:1日1回1,780円
問合せ先:042-528-1751
(2)国営昭和記念公園・立川口駐車場
住所:東京都立川市緑町3173番地
駐車可能台数:83台
営業時間:9時30分~17時 ※11月~2月末は16時30分まで
料金:1日1回1,780円
予約・問合せ先:042-528-1751
(3)日野市市民の森ふれあいホール駐車場(事前調整必要)
住所:東京都日野市日野本町6丁目1番3号
駐車可能台数:-
営業時間:24時間
料金:料金要問合せ
問合せ先:042-584-2555
空き状況はs-parkで確認可能
(4)多摩動物公園HUGHUG SHOP 第2駐車場(要予約)
住所: 東京都多摩市関戸1丁目7番地4
駐車可能台数:-
営業時間:8時30分~16時 ※季節変動あり
料金:5,000円
※土・日・祝は原則としてバスは利用不可
問合せ先:042-591-0403
(5)日野宿本陣駐車場(要問合せ)
住所: 東京都日野市日野本町2丁目15−9
駐車可能台数:-
時間:9時30分~17時、月曜休み
※来館する団体向け
料金:-
問合せ先:新選組のふるさと歴史館 042(583)5100まで事前に問合せ
(6)上野町大型観光バス臨時駐車場(要予約)
住所: 八王子市上野町32-1 (旧八王子市民会館跡地)
駐車可能台数:5台
時間:夕方から翌午前中まで
※八王子市内の提携ホテル・旅館宿泊者対象の夜間駐車場
料金:1泊5,000円
問合せ先:宿泊予定のホテル・旅館に申込み
(7)高尾山麓駐車場(要予約)
住所: 東京都八王子市南浅川町2688番地外(高尾山インターチェンジ高架下)
駐車可能台数:8台
時間:24時間
料金:30分350円、最大3,500円
問合せ先:高尾山麓駐車場 042-661-0308(8時~17時受付)
現地で観光時間を取りたい場合は、最寄りまで送ってもらい、バスは別の場所で待機もしくは回送となりますので、あらかじめ承知おきください。
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