三菱ふそう・エアロクィーン

こだわり抜いたウィラーエクスプレスの新シート&斬新ラッピング!

みなさん、こんにちは!編集部Iです。

今回は高速バス「ウィラーエクスプレス」のプレミアムシート「Luxia(ラクシア)」を搭載した新しいバスの記者発表&試乗会にお邪魔してきました。

高速バスなのに、なにこの贅沢さ・・・

ウィラーエクスプレス「Luxia(ラクシア)」
(写真提供:ウィラーエクスプレスジャパン株式会社)

先日、大阪出張の折り、ウィラーエクスプレスが運行する「ボーテ」を体験
高速夜行バスはずいぶん変化してるんだなーと体感した私ですが、今回はそれを上回る贅沢さ。
しかも、バス内装に木をふんだんに使い、リラックスしながら移動できるとあります。
楽しみです~♪

ベースは三菱ふそう「エアロクィーン」!

三菱ふそう・エアロクィーン

今回導入された「Luxia(ラクシア)」仕様のバスは2台。
三菱ふそう・エアロクィーンがベース車両です。

移動中の寛ぎはもちろんのこと、眺望の良さにもこだわったスーパーハイデッカータイプ。

ハイデッカータイプよりも、15㎝高い車高から見下ろし景色は見ごたえ十分!
季節の移ろいを感じながら旅ができるのは、バス旅行ならではの醍醐味ですね。
天井高も十分あるので、ラグジュアリー感もさらにアップ。

しかもこの大胆で斬新なラッピング!

ラッピングが斬新

ウィラーエクスプレスの「W」をつなげ、縦のラインに動きをつけているのはバスのラッピングではあまり見かけないデザインです。

「志あるWillを繋げて、ひとつの大きなウェーブを創り出す・・・」と発表会でお話がありましたが、確かにこのピンクのリボンのデザインはワクワクするような旅へのイメージをかき立ててくれます。

バス背面には写真とWの文字

三菱ふそうらしい「Vライン」のバックショット。
そして、楽しそうな女性たちのモノクロ写真と「W」が描かれ、ひと目を引きます。

ちなみにバス車両の天井部分にはロゴがあしらわれているそう・・・。

バスを利用する際はあまり気にしてなかったのですが、私のオフィスがある8階の窓から、よく道路を行きかうバスの屋根が見えます。
気晴らしに結構、ウォッチングするのが楽しみ。

ほとんどは何も描かれていないのですが、たまにメッセージやイラストなどがあしらわれているバスを見かけることがあります。

都内を走るバスは、天井部分にも気を配ってラッピングすると面白いと思います!

バスのシートイメージを刷新!

ウィラーエクスプレスには、先ほどの「ボーテ」以外にもシェル型パーテーションの「コクーン」やホテルラウンジで寛ぐ感覚の「エグゼクティブ」、ソファーのように寛げる「ニュープレミアム」など、全部で14種類のシートバリエーションがあります。

今回の「Luxia(ラクシア)」導入で15種類に!

それぞれターゲットの年代、ニーズ、ライフスタイルに合わせたシート開発、バスの内装デザインなどに徹底してこだわり、開発してきたウィラーエクスプレス。

「Luxia(ラクシア)」はどんなユーザーをイメージしているのでしょうか?

ラクシアのシートカラーはからし色

シートカラーは斬新なからし色!
よく見かける路線バスや観光バスのシートはブルー系が多いのでとても新鮮。
温かさとぬくもりを感じます。
シートの手触りも、通常の高速バスや観光バスとは全然違い、まさに自宅に置かれたソファのようです。

床も明るい色味のフローリング。
1列ずつ独立した3列シートで、座席数は24席とゆったりレイアウトです。

「Luxia(ラクシア)」のコンセプトである「リビングルームで寛いでいるかのような上質で幸せな時間」そのものですね!

今回のターゲットは、20代後半から30代の女性。
アクティブで好奇心旺盛、流行にも敏感、仕事帰りにふらっと旅にでるようなフットワークの軽い方をイメージしたそう。

バスで移動中も快適に過ごせるようにシートの設計にこだわり、開発しています。

Luxiaのシート座面に注目

背中を預ける部分は包み込むよう支えるクッション、腰は厚めのボリュームのあるクッションでしっかりホールド。
座面はやわらかでほどよい厚みで体重を支えるなど、人間工学に基づいた設計になっています。

実際に試乗して感じたのですが、柔らかすぎず、硬すぎず、ナチュラルな座り心地。
長時間乗っていても疲れないのでは?という印象を受けました!

シートは富山県に本社がある「天龍工業」さんとの共同開発です。

何度も何度も試作を繰り返し、座り心地、寝心地を試しながら、体の部位に合わせてクッションの厚みや柔らかさなどを変更し、ようやく完成させたそうです。

今回はさらに枕の形状にもこだわって、さらに進化させているとか。
試乗時間は短かったのですが、三菱ふそうらいしいしっかりとしたサスペンションと相まって、長時間乗っていても楽なのではと思いました。

一つ上の寛ぎを演出するために

仕事を忘れて寛ぐカメラマンM
仕事を忘れて寛ぐカメラマンM

おいおいM・・・。
枕の位置が違うのでは・・・。

可動式の枕

枕はちゃんと、自分の好みの位置に移動できます。

シート間のピッチは1,160㎜。男性でもゆったり。
ひじ掛けの部分も「木」にこだわっています。

テーブルがひじ掛けの中から出現

そしてパソコン作業も可能なように、ひじ掛けの中からミニテーブルが出現。
充電用のコンセントは、ひじ掛けの正面にありました!

充電用のコンセント

パソコン作業しながら・・・の時に、充電ケーブルが邪魔にならないように絶妙な位置です。

そして、ドリンクホルダーがこんなところに!!

ドリンクホルダー

私の座ったシートの場合は、右のひじ掛け下あたりに設置されていました。
従来のドリンクホルダーは、前の座席の背中裏についていますが、座席を倒した時にここにドリンクを入れていると倒れてしまいます。
細かいところまで配慮して配置しているんですね!さすがです。

レッグレストつき

そして、レッグレスト、フットレスト付き。
シートを倒したときに足元を支えてくれるのはうれしいですね。

シート操作の説明書

リクライニングは最大で146度(136度+ゆりかご10度)まで傾斜。

寛ぐ気まんまんでシートを倒す

夜行で長時間座り続けても、これなら楽ちんですね。

オトナ女子目線で細かいところにも気配りが!

まずは、バスのステップ!

バスのステップ

扉があいた瞬間に思わず「かわいい!」の声。
「ピンクのバス」ウィラーエクスプレスならではの遊び心を感じます。
そして、ステップを登ろうとすると「衝突被害軽減ブレーキ装備車」という掲示が目を引きます。
安全性が気になるというユーザーさんに、しっかりアピール。

足もとヒーター

カメラマンMの座っていた窓際のシート、足もとにもヒーターがありました。
むくみや冷えが気になる女性にとって、足もとから暖かいのはうれしい!

そして今回の注目はこれ!

3列の中央にも荷物棚

写真ではちょっとわかりにくいのですが、3列シートの真ん中座席上にも荷物棚があるんです!!

3列シートというと、1対2列の配置が多いのですが、今回の「Luxia(ラクシア)」はラグジュアリーをコンセプトにしていますので、1列ずつ独立したシートの並びになっています。

通常だと、両脇のシート上に荷物棚があるだけですが、今回は真ん中のシート上にも荷物棚が設置されています。

隣の人の荷物の上げ下ろしが気にならない!スゴイ!!

しかも、降車ボタン、ピンクだっ!
隣に座るカメラマンMも、かわいい、かわいい!と、感激。

カーテンの付け方がいい

夜行バスでは、おなじみになりつつあるこのマイカーテン。
シートごとに閉められるようになっているのがわかるでしょうか?
真ん中のシート用にちゃんと左右に独立してついています。

女性の一人旅でも快適に過ごせるよう細部までこだわったつくりになっていました。

ウィラーエクスプレスが現在所有するバスは200台で、うち、3列シートのバスは24台。
今後はこの3列シートに順次バスを買い替える予定だそう。

まずは、東京・神奈川~大阪・京都間の関西路線からスタート。
その後は、名古屋、新潟、仙台など中・長距離の主力路線に順次投入できたらと考えているそうです。

大人の女性があえて高速バスで移動したい!
と思うような工夫がいっぱいの「Luxia(ラクシア)」。
乗り物としてのバスの魅力も注目されていく起爆剤になるといいなー。

つい先日、名鉄観光バスさんに納車された豪華仕様の貸切観光バスも素敵でした。

今後は、高速バスだけではなく、こういった貸切バスでもプレミアム仕様が増えていくと嬉しいですね!

■写真提供・取材協力
・WILLER ALLIANCE株式会社
http://www.willer.co.jp/index.php
・WILLER TRAVEL株式会社
http://travel.willer.co.jp/

この記事を書いた人
ちくわ

旅行メディア編集長兼ライター、総合旅行業務取扱管理者、旅行会社勤務経験あり、目黒区ボランティアガイド見習い中。プライベートでも古代史オタクとして年に数回フィールドワークに出かける旅好き。時々バス愛がさく裂!?

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