イタリア・ローマの市バスでまさかの同伴!?運転
こんにちは、ローマ在住のHです。
ローマの市バスの運転手の評判は、運転中のスマホ使用の記事でお伝えしましたように、あまり良いとは言えないものです。彼らは日本ではあり得ないことを色々しでかしてビックリさせてくれます。
その中でも、いつも驚くのが、「同伴運転」です。同僚が偶然乗り合わせていれば、ここぞイタリア人の本領発揮とばかりに、お喋りに花を咲かせています。
ローマの市バスの運転席はバスの種類にもよりますが、たいてい部屋のようなキャビン状になっていて、扉がありますがそこに入ってお喋りに興じるのです。
セキュリティーの関係上、最近は扉が頑丈なものが増えました。
このキャビン状スペースには、運転席の右横に、大人一人がやっと立っていられるくらいの場所があります。
バスの運転席上方に、「バスの運転手に話しかけないように」と注意書きがあるのが皮肉的です。
この「同伴運転」、もう最近は、スマホ片手に運転されるよりましかな。と思うようになりました。
ただし、運転手によっては、ジェスチャーも交えて話す人も多いのでハンドルをちゃんと持っていて欲しいのですが・・。
同僚だけじゃない!同伴者のいろいろ・・・
一度、この運転席の中に5歳くらいの子ども同伴で乗っている運転手もいました。
その日はたしか、幼稚園や小学校の先生のストライキの日で、園か学校が休校したのでしょう。
イタリアの都市部では、ほぼ共働きが当たり前なので、子どもを預けるところがなくて、苦肉の策で同乗させることにしたのかもしれません。
市バスを子連れで運転、というのも日本ではありえないことですが、さらにありえない状況に遭遇したことがあります。
それは、恋人らしき女性同伴で運転している運転手がいたことです。
勤務中であるにも拘わらず、女性と親しそうにベタベタしておりました。
昼の乗客が少ない時間帯でしたがこれには開いた口がふさがりませんでした。
あと、数週間前、娘がバスに乗ったときに、キャビン状運転席の運転手の隣に大きなシェパード犬が乗っていたそうです。
もう何でもありですね・・。
いつも、次は何がいるんだろう?とバスに乗るたびに見てしまいます。
バス会社の比較がポイント!