バスチケット販売カウンターや観光インフォメーション窓口に

ローマのエコな電気ミニバスが復活!?

こんにちは! ローマのHです。

最近、日本でも電気で走る電気自動車やハイブリッドカーの乗用車が増えていますね。

イタリアでは、エコ先進国の日本に比べてちょっと遅れ気味ですが、 同じように電気自動車やハイブリッドカーの需要が増えています。

イタリアの公共交通機関にもこういったエコ重視の動きが見られます。

以前ご紹介したトロリーバスも電気で走る路線バスですが、二酸化炭素排出量を抑えるのに一役買っています。

可愛らしい電気のミニバスがカムバック!?

ローマの電気で走る路線バスといえばこちら!コードレスですが(笑)

電気で走るローマのミニバス

このような可愛らしい電気ミニバスが、狭いローマの歴史街地区の路地をスイスイ進んでいく姿が、数年前までよく見られました。

私もよく利用したことがありますが、小さく小回りが利き、機能的で静かなこの電気バスは、当時画期的な路線バスでした。

電気ミニバスを運行していたバス会社が、このバスの製造元会社から購入した充電器の料金を未払いにしているとのこと。次の新しい充電器購入ができなくなり、何十台も車庫で眠っているという残念な事態になっています。

しかし、去年の年末に数年ぶりにこの車両がカムバックしたという新聞記事があり、 この前バスターミナルで見かけました。

第2の人生は路線バスではなく、バスチケット移動販売車

路線バスとして再復帰したのではなく、バスチケットの移動販売車両として戻ってきていました。

バスチケット移動販売車両として復帰
コロンとしたフォルムが愛らしいミニバス

車両側面の窓のところがバスチケット販売カウンタ―になっていて 販売の他に観光客への観光インフォメーションも提供しているようです。

このバスが路線バスとして走っていた時、ほとんどエンジン音がせず、大変静かでした。

あまりにも静か過ぎて、ローマの狭い路地を走るとき、 道行く歩行者がこの電気バスが来ても全然気がつかないので驚きました。

クラクションを鳴らして知らせたり、歩行者の横をギリギリでかすめて追い抜かしたり、 乗っててハラハラしてました・・・。

この電気バスがまだ路線バスとして走っていた時に、ある観光客がバスの中から撮った映像があります。私の体験そっくりそのまんまなのでご紹介いたします。

別の意味でスリル満点な(笑)電気バス、 チケット販売車両としてだけでなく、路線バスとして戻ってきてほしいものです。

この記事を書いた人
バス観光マガジン編集部 編集ライター

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