- 貸切タクシーの手配なら、タクシー会社になります。
5名~9名の送迎や観光地巡りなら、小回りのきくジャンボタクシーやワゴンタクシーがお得です。貸切タクシー(ワゴン・ジャンボ)はどのタクシー会社も所有台数が少ないため、事前予約制になるのでご注意を。人数が10人以上なら、貸切バスの方がお得かも!お気軽に見積りを取り寄せて比較してみましょう。※貸切タクシーの手配については「タクシー会社」にお問合せください。
一般的なタクシーの定員は4名。ただし、長距離を移動するとなると窮屈ですよね。ゆったり乗るなら2~3名がベストということでしょうか。5人以上で移動する場合、普通のタクシー1台では乗り切れない・・・。そんな時に便利なのがワゴンタイプやミニバンタイプのタクシー。9名まで乗れるジャンボタクシーは、タクシー会社でも手配可能です。
普通のタクシーより少し大きい「ワゴンタクシー」はトヨタのアルファード、日産のエルグランドなどのミニバンタイプを使用していることが多いようです。定員は5~6名。こちらも定員めいっぱい乗車してしまうと窮屈ですね。また、荷物が多いときは乗り切れないことも。その上の大きさ「ジャンボタクシー」は、トヨタのハイエース、日産のキャラバンなどのバンタイプ(ワンボックスカー)で定員は9名。こちらは後部座席を倒して荷物室にもできるので、4~5人で荷物が多いときは便利。
ただし、人数分の大きな荷物(キャリバッグやスーツケースなど)がある場合は、ワンボックスカーでは乗り切れませんので、バス会社で貸切バスを手配しましょう。
貸切タクシーと貸切バス、いちばん大きな違いは「事業免許」の違いです。道路運送法という法律で、ハイヤーやタクシー事業は乗客定員数は10人以下、貸切バスは11人以上と定められています。
貸切タクシーは「一般乗用旅客自動車運送事業(ハイヤー・タクシー)」、貸切バスは「一般貸切旅客自動車運送事業」に基づき、運行が規制されています。一度に運ぶ人数が多いほど、厳しい安全管理が求められるため、万が一の場合に備えた対応が不可欠です。
手配先がタクシー会社の場合は、目的地を決めずに時間で貸切ることができます。バス会社の場合は、国家資格を持つ「運行管理者」がすべての行程を管理するため、事前に行き先・立ち寄り先を決めてスケジュール通りに運行しなければなりません。これは、バス会社は、大勢の人を一度に安全に移動させることが求められているためです。
「観光で使いたいけど、行き先は決めず、当日自由に回りたい」、「短い距離の移動で利用時間が短い(3時間以内)」という場合は、タクシー会社で手配するのがおススメです。
貸切タクシーをタクシー会社で手配する場合、乗車場所のエリア(都道府県)内で移動する場合は時間制が大半ですが、エリア外への移動の場合は見積りを取る必要があります。貸切バスをバス会社で手配する場合は、国交省が定めた時間・距離併用制(料金目安ページ参照)で算出されます。この場合、ミニバス(コミューター)も小型マイクロバスも同じ「小型バス」の料金で算出されるので料金は同じです。
料金の相場は、ジャンボタクシー(9名乗り)で6時間で5万前後、ワゴンタクシー(6名乗り)で4万前後、有名観光地などではさらに1万~2万円、高くなる場合もあります。あるいは関西国際空港から大阪間、羽田空港から東京間など、空港送迎でルートが決まっている場合は安く利用できるケースもあるようです。小型マイクロバスは走行距離にもよりますが、6時間で4万~6万程度、さほど変わらないことがあります。
貸切タクシーもエリアやシーズンにより、値段が異なるため、詳しくは見積りを依頼する※のがイチバンです。人数は4~5名でも荷物が多い場合、長距離移動で10名を超える場合は、ぜひ「貸切バスの達人」で見積りを取り寄せましょう!
もう一つ、留意しなければならないのが高速道路や有料道路代です。ジャンボタクシーまでは普通車ですが、ミニバス・小型マイクロバスは料金区分が「中型車」になり、料金が高くなるのでご注意ください。また、複数台のタクシーに分乗する場合、タクシーの台数×高速料金になるので要注意です。
種類 | 人数 | 仕様 | 高速・有料道路料金区分 |
---|---|---|---|
ワゴンタクシー | 5名~6名※ | ミニバンタイプ(トヨタのアルファード、日産のエルグランドなど)を利用 | 普通車 |
ジャンボタクシー | ~9名 | バンタイプ(トヨタのハイエース、日産のキャラバンなど)を利用 | 普通車 |
ミニバス | ~13名 | 15人乗りのバンタイプ(トヨタのハイエースコミューターなど)を利用 | 中型車 |
小型マイクロバス | ~20名 | バンタイプ(トヨタのコースター、日産シビリアンなど)を利用 | 中型車 |
貸切タクシーは、通常、タクシー会社で利用できます。一般的なタクシーは、さまざまな場所で運転手が自由にお客さんを乗せることができるいわゆる「流し営業」可能なものをいいます。貸切タクシーは、時間制や距離制で貸切るタクシーです。ハイヤーは運転手が会社や営業所などで待機し、お客さんからの予約や呼び出しに従って運行します。会社組織であらかじめ契約をタクシー会社と行い、利用するケースがほとんど。距離に応じた料金に加え、時間による貸切料金を併用した値段になることが多いようです。
貸切タクシーは、ハイヤーと非常に近い意味を持っています。ハイヤーは車と運転手を雇っていますが、「貸切タクシー」も同様にタクシーと運転手を貸切ることを指します。中型タクシーで5名まで。小型タクシーだと4名までが定員です。タクシーの貸切時間は3時間以上からというところもあるようです。また、所有台数が少ないため、早めの予約が必要です。
たとえば利用人数が4名の場合。通常のタクシーでも乗れますが、長距離の移動には向きません。また、荷物もたくさん乗らないので、スーツケースやゴルフバッグが人数分あるというような場合は2台で分乗することになります。高速道路を利用する場合、2台分必要になることを考えると、ワゴンタクシーかジャンボタクシーがおススメです。どのタイプでも料金区分は普通車なので、1台分ですみます。
貸切タクシーは、結婚式場や二次会場への送迎や空港・駅までの送迎で利用するだけでなく、観光地巡りなどにも人気があります。途中でお土産などを購入しても、荷物はそのまま車に預けて、体一つで見学できるので便利。自分たちで自由にルートや時間を設定できるので楽しく過ごせます。家族や小グループで貸切って楽しい旅行を企画しましょう。
ただし、人数が少なくても荷物が多い場合、10人以上人数がまとまる場合は、貸切バスの方が便利でお得な場合があります。タクシーで分乗する場合と料金を比較したいなら、お気軽にお問合せください。
10人以上であれば、バス会社で小型マイクロバス(定員20名)をお願いするのがベストです。荷物が少ない場合ならミニバスでもOKですが、人数分のキャリーバッグやスーツケースがあるような場合は、小型マイクロバスの方をおススメします。
ちなみにミニバスと小型マイクロバス、料金的にはどちらがお得なのでしょうか?
答えは「どちらも同じ料金」
算出する運賃・料金は「小型バス」で計算されるので変わりませあん。また、高速料金の区分も同じ「中型車」なので、こちらも同じ。道路幅が狭く、小型マイクロバスでは通れないかもしれないなど、特別な事情がない限り、ミニバスを所有しているバス会社は非常に少なく手配しにくいので、小型マイクロバスをおススメします。
荷物がどのぐらり詰めるかですが、どちらの場合もトランクルームはついていないので、座席を倒してスペースをつくるか、座席をつぶして荷物をおくことになります。(小型マイクロバスに詰める荷物の量はこちら)
「貸切タクシーは当日でも手配できる?」、「利用時間が変更になった場合、料金はかわるの?」など、貸切タクシーや貸切バスを手配する際にお客様からよくお問合せいただくことについてお答えします。