大型バスの豆知識

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大型バスのまめ知識

大型バスとは一般的に、乗車定員30名以上の大型乗用自動車の事を言います。
現在は中二階建てのハイデッカーバスが主流で、高い位置から風景を楽しめるので人気があります。
座席が高い位置にあるということはもうひとつ、他の車に追突されるといった事故が起きた場合でも、お客様への直接的な被害を最小限に抑えることが出来る、安全面からもメリットがあります。

エンジンの位置に注目!

大型バスのエンジンは、現在リアエンジン(後部に設置されているエンジン)が主流となっています。その理由は2つあります。

まず1つ目は、車内を快適に保つため。
エンジンから発せられる熱が車内に入りこみにくいので、冷房効率が良く、騒音も響きにくいので、快適な車内をつくり上げることが出来ます。また、エンジンが後方に設置されることで、車内の空間やトランクを拡大することが可能に。
2つ目は、万が一後方から追突された場合でも、エンジンが盾となって、お客様への影響を削減できるというところ。

広いトランクや座席スペースの確保、乗り心地の良さなどを追及しつつ、技術面での問題をクリアし、現在のカタチになっているというわけですね!

大型バスの運転手さんはスゴイ!

大型バスを運転するには、大型自動車免許が必要です。
免許取得には、普通自動車免許、または大型特殊免許取得者で、運転期間(免許停止期間を除く)が通年して3年以上経過していることが条件になります。
さらに、乗車定員11人以上の営業用車両、たとえば、路線バスや貸切で観光バスなどを運転する場合には、大型二種免許が必要になります。
お客様を安全に目的地まで運ぶために、道路状況の判断や渋滞回避、大きな車体を観光地の駐車場へ入れ込むなど、運転手として最高のレベルの技術を要求されているのです。
大型バスの運転手さんは、まさにプロの中のプロといっても過言ではないですね!

とはいえ、やはり人間ですから、長時間運転し続けることはできません。9時間以上、500㎞(夜間は400㎞)以上バスを運転する場合は、もう1人運転手を用意することが法律で義務付けられています。
無理な運行スケジュールにならないよう、手配する側も気を付けたいものですね。

[参考記事]
バスの運転免許って、どうやってとるの?
貸切バスの交代運転手(ツーマン運行)とは?バス料金のヒミツ
荷物が多いときも便利!

大型バスといえば、観光や、遠足、就学旅行などでの利用が主ですが、それ以外の用途でもご利用いただけます。
たとえば会社の研修や、イベントへのご送迎などにも最適です。ゴルフバッグやスキーの道具などもトランクに入れていただけますので、長い荷物や大きな荷物を持って移動したいお客様にオススメです。

[参考記事]
バスのトランクに荷物はどれだけ乗る?バスタイプ別比較
大型バスのトランクルーム、いっぱい載る?載らない??
バスガイドさんがいると嬉しい!

バスの華であるバスガイドの一番の仕事は、お客様の旅をもっと楽しいものにするために、観光ガイドとしてその場所の文化や歴史、名産物など、様々なエピソードをご紹介することです。
そして、運転手のパートナーとして、駐車時の安全確認や、バスの誘導、ルートの安全確認を行うことも大切な仕事です。
最近では、バスガイドが所属していないバス会社も増えてきました。この場合、バスガイドの派遣会社に依頼することになります。
こんなバスガイドさんに乗車して欲しい!という希望がある場合は、そのことを伝えてみるものいいかもしれません。

[参考記事]
貸切バスでバスガイドは頼める?料金やお仕事内容解説
縁の下の力持ち、整備士さんのお仕事!

バスの点検はバスの運転手が毎日運行前と運行後に行うのが通例ですが、乗客の安全を守るために自家用車とは比較にならないほど厳しい安全基準が定められています。

自動車整備士2級の資格を持った整備士が法令で定められた3ヶ月点検と12ヶ月点検(検車)を実施します。
整備士とはバスの車両の安全を司るとても大切な仕事です。お客様の安全をお預かりする車両に何か異常が見つかった時には瞬時にご対応できるだけの経験と知識が求められますし、時には運行時にその場で対応できるだけのスキルを求められることもあります。
言わば、実際にお客様を安全にお運びするバスの、縁の下の力持ちなのです。

バスの運行管理者って何?

バス会社などでは、一定数以上の業務用自動車を有している営業所ごとに、一定の数以上の運行管理者を置くことが義務付けられています。
運行管理者とは、バスを始め、トラックやタクシーなどの営業用自動車の運行の安全確保のために設けられた国家資格です。原則として運行管理資格証を取得した者でなければ運行管理者として各バス会社には選任されません。お客様の安全を守るため、運転者の常務割や、休憩管理、指導監督、安全運行の指示などを行います。
有事にも臨機応変に対応できる能力を持つ、バス会社の司令塔的なポジションです。

[参考記事]
バス安全運行スペシャリストへの道(1)~ところで運行管理者ってナニ?編~
バス安全運行スペシャリストへの道(2)~基礎講習初日編~
バス安全運行スペシャリストへの道(3)~運行管理者は大忙し!~
大型バスを製造してるメーカーは?

大型バスには「路線バス」、「高速バス」の他に、バス旅行などでよく利用される「観光バス」の3タイプあります。 国内でバスを製造しているメーカーは現在3つ。三菱ふそうトラック・バスと日野自動車、いすゞ自動車です。三菱ふそうはスーパーハイデッカータイプの「エアロクィーン」と「エアロエース」を製造。日野自動車といすゞ自動車は合同で、Jバスを立ち上げてバスを製造しています。

観光バス・高速バスタイプは日野自動車が「セレガ」、いすゞ自動車が「ガーラ」。路線バスタイプは日野自動車が「日野ブルーリボン」、「日野レインボー」、いすゞ自動車が「エルガ」になります。同じボディを共通で使用していますが、それぞれちょっとずつ違うので比較してみても面白いですね。

海外メーカーでよく見かけるのは現代自動車の「ユニバース」、スカニアジャパンの「アストロメガ(2階建て大型バス)」。

バス会社により、シートを工夫したり、内装に手を加えるなどカスタマイズして運行しているケースもあります。最近では、豪華仕様のプレミアバスも増えていますね。

  • エアロクィーン
    エアロクィーン(2017バステクフォーラム)
  • エアロエース
    エアロエース(2017バステクフォーラムより)
  • セレガ
    セレガ(2016バステクin首都圏)
  • ガーラ
    ガーラ(2017in首都圏)
  • ユニバース
    ユニバース
  • アストロメガ
    アストロメガ(2016バステクin首都圏より)
[参考記事]
バスメーカー紹介

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